React Router: IndexRouteはもう古い? 最新の代替方法とサンプルコードで徹底解説

2024-07-27

React Router における IndexRoute の役割

具体的には、以下の様な役割を果たしていました。

  • 逆に、/users/profile または /users/settings にアクセスすると、それぞれのサブルートに対応するコンポーネントがレンダリングされます。
  • この場合、/users にアクセスすると、IndexRoute に指定されたデフォルトの子コンポーネントがレンダリングされます。
  • 例えば、/users という親ルートと /users/profile/users/settings などのサブルートがあると仮定します。
  • 親ルートに複数のサブルートがある場合、どのサブルートもアクティブではない場合にデフォルトの子コンポーネントをレンダリングする
  • 親ルートにアクセスされた場合、自動的に指定された子コンポーネントをレンダリングする

React Router v4 以降では、IndexRoute は廃止され、代わりに以下の方法で同じ機能を実現することができます。

  • 例えば、以下のコードは、/ にアクセスされた際に Home コンポーネントをレンダリングします。
  • 親ルートに path="/" を指定し、その中にレンダリングしたいデフォルトの子コンポーネントを配置する
<BrowserRouter>
  <div>
    <Route path="/" exact component={Home} />
    <Route path="/users" component={Users} />
  </div>
</BrowserRouter>

IndexRoute と上記の方法の主な違いは以下の通りです。

  • IndexRoute は親ルートにのみ使用できましたが、新しい方法はどのルートでも使用できます。
  • IndexRoute は専用のコンポーネントでしたが、新しい方法は Route コンポーネントの pathexact props を使用して実現します。
  • React Router v4 以降では、IndexRoute は廃止され、代わりに path="/"exact props を使用して同じ機能を実現することができます。
  • 親ルートのURLにアクセスされた際に、デフォルトの子コンポーネントをレンダリングするために使用されていました。
  • IndexRoute は React Router の古いバージョンで使用されていた機能です。



import React from 'react';
import { BrowserRouter, Route, IndexRoute } from 'react-router-dom';

const App = () => (
  <BrowserRouter>
    <div>
      <Route path="/" component={Home} />
      <Route path="/users" component={Users}>
        <IndexRoute component={UserList} />
        <Route path="/:userId" component={UserDetails} />
      </Route>
    </div>
  </BrowserRouter>
);

const Home = () => <h1>Home</h1>;
const Users = () => <h1>Users</h1>;
const UserList = () => <h2>User List</h2>;
const UserDetails = ({ userId }) => (
  <div>
    <h2>User Details: {userId}</h2>
  </div>
);

export default App;

このコードの説明

  • UserDetails コンポーネントは、URL パラメータ userId を使用して特定のユーザーの詳細を表示します。
  • /users ルートには、Users コンポーネントがレンダリングされます。
  • / ルートには、Home コンポーネントがレンダリングされます。
  • アプリケーションには、//users/users/:userId の3つのルートがあります。
  • このコードは、React Router v3 を使用してシンプルなブログアプリケーションを作成しています。

React Router v4

import React from 'react';
import { BrowserRouter, Route, Switch } from 'react-router-dom';

const App = () => (
  <BrowserRouter>
    <Switch>
      <Route path="/" exact component={Home} />
      <Route path="/users" component={Users} />
    </Switch>
  </BrowserRouter>
);

const Home = () => <h1>Home</h1>;
const Users = () => (
  <div>
    <h2>Users</h2>
    <Route path="/users/:userId" component={UserDetails} />
  </div>
);
const UserDetails = ({ userId }) => (
  <div>
    <h2>User Details: {userId}</h2>
  </div>
);

export default App;
  • /users ルートには、Users コンポーネントをレンダリングするように指定しています。
    • Users コンポーネント内には、/users/:userId ルートにマッチする際に UserDetails コンポーネントをレンダリングするようにネストしています。
  • / ルートには、path="/"exact props を使用して Home コンポーネントをデフォルトでレンダリングするように指定しています。
  • React Router v4 では、IndexRoute は廃止され、代わりに exact props を使用してデフォルトの子コンポーネントを指定することができます。
  • どちらのバージョンも、基本的なルーティング機能を提供しますが、React Router v4 の方が簡潔で読みやすいコードとなっています。



この方法は、IndexRoute を使用するよりも簡潔で読みやすいコードとなるため、推奨されています。

import React from 'react';
import { BrowserRouter, Route, Switch } from 'react-router-dom';

const App = () => (
  <BrowserRouter>
    <Switch>
      <Route path="/" exact component={Home} />
      <Route path="/users" component={Users} />
    </Switch>
  </BrowserRouter>
);

// コンポーネントは変更ありません
const Home = () => <h1>Home</h1>;
const Users = () => <h1>Users</h1>;
// ...

export default App;

useContext フックとデフォルトコンテキスト

useContext フックとデフォルトコンテキストを使用する方法もあります。この方法は、より汎用的なアプローチですが、設定が少し複雑になります。

まず、デフォルトコンテキストを作成する必要があります。

const DefaultContext = React.createContext({
  component: Home, // デフォルトコンポーネント
});

次に、DefaultContext をコンポーネントツリー全体に提供する必要があります。

const App = () => (
  <DefaultContext.Provider value={{ component: Home }}>
    <BrowserRouter>
      <Switch>
        <Route path="/" exact component={RouteComponent} />
        <Route path="/users" component={Users} />
      </Switch>
    </BrowserRouter>
  </DefaultContext.Provider>
);

最後に、各ルートコンポーネントで useContext フックを使用してデフォルトコンポーネントを取得し、条件に応じてレンダリングします。

const RouteComponent = () => {
  const { component } = useContext(DefaultContext);
  return <component />;
};

上記以外にも、デフォルトの子コンポーネントをレンダリングする方法はいくつかあります。

  • 高階コンポーネントを使用する
  • レンダリングプロップを使用する
  • カスタムフックを使用する

これらの方法は、より高度なユースケース向けに適しています。

React Router でデフォルトの子コンポーネントをレンダリングするには、いくつかの方法があります。

  • 高階コンポーネント
  • レンダリングプロップ
  • カスタムフック
  • Switch コンポーネントと exact 属性 (推奨)

javascript reactjs react-router



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