Jasmineでエラーテストを書く

2024-09-30

JavaScriptのJasmineテストでエラーの発生を期待する

Jasmineは、JavaScriptのテストフレームワークです。テストケースの中でエラーの発生を期待する場合、expect().toThrow()メソッドを使用します。

基本的な構文

expect(function() {
  // エラーが発生するコード
}).toThrow();


describe('myFunction', () => {
  it('should throw an error when argument is invalid', () => {
    expect(() => {
      myFunction(null);
    }).toThrow();
  });
});

解説

  1. expect()
    テスト対象の関数をラップします。
  2. toThrow()
    エラーがスローされることを期待します。

エラーメッセージの確認

expect(() => {
  myFunction(null);
}).toThrow('Invalid argument');

この場合、スローされるエラーメッセージが"Invalid argument"であることを期待します。

エラーの種類の確認

expect(() => {
  myFunction(null);
}).toThrowError(Error); // 任意のエラークラス

この場合、スローされるエラーが指定したエラークラスのインスタンスであることを期待します。




Jasmineでエラーテストを書く

expect(function() {
  // エラーが発生するコード
}).toThrow();
describe('myFunction', () => {
  it('should throw an error when argument is invalid', () => {
    expect(() => {
      myFunction(null);
    }).toThrow();
  });
});
expect(() => {
  myFunction(null);
}).toThrow('Invalid argument');
expect(() => {
  myFunction(null);
}).toThrowError(Error); // 任意のエラークラス



async/await構文

describe('myFunction', () => {
  it('should throw an error when argument is invalid', async () => {
    try {
      await myFunction(null);
      fail('Expected an error to be thrown');
    } catch (error) {
      // エラーの処理
    }
  });
});
  1. asyncキーワードを使用して、非同期関数を定義します。
  2. awaitキーワードを使用して、myFunctionの呼び出しを待機します。
  3. エラーが発生した場合、catchブロックで処理します。
  4. エラーが発生しなかった場合、failメソッドを使用してテストを失敗させます。

doneコールバック

describe('myFunction', () => {
  it('should throw an error when argument is invalid', (done) => {
    try {
      myFunction(null);
      done.fail('Expected an error to be thrown');
    } catch (error) {
      // エラーの処理
      done();
    }
  });
});
  1. doneコールバックを受け取るテストケースを定義します。
  2. エラーが発生した場合、doneコールバックを呼び出してテストを完了します。

javascript testing node.js



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