スクロール制御の極意!React.jsでレンダリング後にページの先頭にスクロールする3つの方法
React.jsでレンダリング後にページの先頭にスクロールする
useEffect
フックは、コンポーネントがレンダリングされた後、または状態やプロパティが更新された後に実行されるコードを指定するために使用できます。
const App = () => {
useEffect(() => {
window.scrollTo(0, 0);
}, []);
return (
<div>
<h1>My App</h1>
<p>This is my app.</p>
</div>
);
};
このコードでは、useEffect
フックを使用して、コンポーネントがレンダリングされた後に window.scrollTo(0, 0)
を呼び出しています。window.scrollTo(0, 0)
は、ページの横方向と縦方向のスクロール位置をそれぞれ 0 に設定します。
useRef
フックは、コンポーネントのライフサイクル全体で永続的に保持される値を作成するために使用できます。
const App = () => {
const scrollRef = useRef(null);
useEffect(() => {
scrollRef.current.scrollTo(0, 0);
}, []);
return (
<div>
<h1>My App</h1>
<p>This is my app.</p>
<div ref={scrollRef}>
<p>This is a scrollable div.</p>
</div>
</div>
);
};
このコードでは、useRef
フックを使用して scrollRef
という変数を作成しています。scrollRef
は、div
要素への参照を保持します。
useEffect
フック内で、scrollRef.current.scrollTo(0, 0)
を呼び出すことで、div
要素の先頭にスクロールできます。
アンカーリンクを使用して、ページ内の特定の位置にスクロールすることもできます。
<a href="#top">Scroll to top</a>
const App = () => {
return (
<div>
<h1 id="top">My App</h1>
<p>This is my app.</p>
<a href="#top">Scroll to top</a>
</div>
);
};
このコードでは、<h1>
要素に id="top"
という ID を割り当てています。
a
要素の href
属性に #top
を指定することで、ユーザーがアンカーリンクをクリックすると、ページの <h1>
要素の先頭にスクロールされます。
これらの方法のいずれを使用しても、React.jsでレンダリング後にページの先頭にスクロールすることができます。
補足
- 上記のコード例は、単純な例です。実際のアプリケーションでは、より複雑な要件を満たすために、これらのコードを修正する必要がある場合があります。
useEffect
フックを使用する場合は、依存関係のリストを空の配列にすることを忘れないでください。これにより、コードが一度だけ実行されます。useRef
フックを使用する場合は、scrollRef.current
が null ではないことを確認する必要があります。
useEffect フックを使う
const App = () => {
useEffect(() => {
window.scrollTo(0, 0);
}, []);
return (
<div>
<h1>My App</h1>
<p>This is my app.</p>
</div>
);
};
useRef フックを使う
const App = () => {
const scrollRef = useRef(null);
useEffect(() => {
scrollRef.current.scrollTo(0, 0);
}, []);
return (
<div>
<h1>My App</h1>
<p>This is my app.</p>
<div ref={scrollRef}>
<p>This is a scrollable div.</p>
</div>
</div>
);
};
アンカーリンクを使う
<a href="#top">Scroll to top</a>
const App = () => {
return (
<div>
<h1 id="top">My App</h1>
<p>This is my app.</p>
<a href="#top">Scroll to top</a>
</div>
);
};
ライブラリを使う
これらのライブラリは、より多くの機能を提供し、複雑な要件を満たすのに役立ちます。
カスタムフックを使用して、ページの先頭にスクロールするロジックを再利用することができます。
これは、複数のコンポーネントで同じロジックを使用する必要がある場合に便利です。
アニメーションを使う
スクロールをアニメーション化したい場合は、react-spring
などのライブラリを使用することができます。
これにより、ユーザーエクスペリエンスが向上します。
React.jsでレンダリング後にページの先頭にスクロールするには、いくつかの方法があります。
これらの方法のいずれを使用しても、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。
ご自身のアプリケーションに合った方法を選択してください。
scroll reactjs render