URLパラメータ、ローカルストレージ、Cookieも活用!JavaScriptのシード値設定方法

2024-04-02

JavaScriptにおける乱数ジェネレータのシード設定

シード値を設定することで、同じ乱数列を繰り返し生成することができます。これは、テストやシミュレーションなどの場面で役立ちます。

シード値を設定する方法

JavaScriptで乱数ジェネレータのシード値を設定するには、以下の3つの方法があります。

Math.random() 関数の引数にシード値を渡す

Math.random(seed);

seed は、乱数列を決定する数値です。

Math.seedrandom(seed);

// 乱数を生成
var randomNum = Math.random();

Math.seedrandom() 関数は、seedrandom ライブラリが必要です。

第三者ライブラリを使う

random-seed などのライブラリを使うと、より簡単にシード値を設定することができます。

// random-seed ライブラリのインストール
npm install random-seed

// ライブラリのインポート
var randomSeed = require('random-seed');

// シード値を設定
var rng = randomSeed.create(seed);

// 乱数を生成
var randomNum = rng.random();

シード値設定の注意点

  • シード値が同じであれば、同じ乱数列が生成されます。
  • シード値は、予測不可能な値にする必要があります。
  • シード値は、ブラウザや環境によって異なる場合があります。

シード値を設定するには、いくつかの方法があります。それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるので、用途に合わせて使い分けることが重要です。




Math.random() 関数の引数にシード値を渡す

function generateRandomNumbers(seed) {
  for (var i = 0; i < 10; i++) {
    console.log(Math.random(seed));
  }
}

generateRandomNumbers(1234); // 同じ乱数列が10回出力される

Math.seedrandom() 関数を使う

// seedrandom ライブラリのインストール
npm install seedrandom

// ライブラリのインポート
var randomSeed = require('random-seed');

function generateRandomNumbers(seed) {
  Math.seedrandom(seed);

  for (var i = 0; i < 10; i++) {
    console.log(Math.random());
  }
}

generateRandomNumbers(1234); // 同じ乱数列が10回出力される

第三者ライブラリを使う

// random-seed ライブラリのインストール
npm install random-seed

// ライブラリのインポート
var randomSeed = require('random-seed');

function generateRandomNumbers(seed) {
  var rng = randomSeed.create(seed);

  for (var i = 0; i < 10; i++) {
    console.log(rng.random());
  }
}

generateRandomNumbers(1234); // 同じ乱数列が10回出力される



その他のシード値設定方法

URLパラメータを使ってシード値を渡すことができます。

<a href="index.html?seed=1234">同じ乱数列を生成</a>
var seed = getParameterByName('seed');

// シード値を使って乱数を生成
// シード値をローカルストレージに保存
localStorage.setItem('seed', 1234);

// ローカルストレージからシード値を取得
var seed = localStorage.getItem('seed');

// シード値を使って乱数を生成
// シード値をCookieに保存
document.cookie = "seed=1234";

// Cookieからシード値を取得
var seed = getCookie('seed');

// シード値を使って乱数を生成

これらの方法は、シード値をURLやCookieなどに保存することで、異なるページやセッション間で同じ乱数列を生成することができます。


javascript random random-seed


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