【CSS】背景画像と不透明度を同時に設定する方法

2024-04-26

CSSで背景画像と不透明度を同時に設定することはできない？

背景色と背景画像の不透明度を同時に設定する

以下の方法で、背景色と背景画像の両方の不透明度を同時に設定できます。

element {
  background-color: rgba(0, 0, 0, 0.5); /* 背景色と不透明度 */
  background-image: url('image.jpg'); /* 背景画像 */
}

この例では、背景色は黒で、不透明度は50%に設定されています。背景画像はimage.jpgが使用されます。

filterプロパティで背景画像の不透明度を設定する

element {
  background-image: url('image.jpg');
  filter: opacity(0.5); /* 背景画像のみの不透明度 */
}

この例では、背景画像はimage.jpgが使用され、不透明度は50%に設定されています。背景色は設定されません。

擬似要素を使用して背景画像と不透明度を別々に設定する

element {
  position: relative; /* 擬似要素を配置できるようにする */
}

element::after {
  content: '';
  position: absolute;
  top: 0;
  left: 0;
  width: 100%;
  height: 100%;
  background-image: url('image.jpg');
  opacity: 0.5; /* 背景画像の不透明度 */
}

この例では、element要素に擬似要素::afterが追加され、その要素に背景画像と不透明度が設定されています。擬似要素は元の要素の上に配置されるため、視覚的には背景画像と不透明度が同じ要素に設定されているように見えます。

注意点

background-colorとfilterプロパティを同時に使用すると、後者（filter）が優先されます。
擬似要素を使用する方法は、古いブラウザではサポートされない場合があります。

CSSで背景画像と不透明度を直接設定することはできませんが、擬似要素や複数プロパティを組み合わせることで、実質的に同じような効果を実現することができます。それぞれの方法の利点と欠点を理解した上で、目的に合った方法を選択してください。

背景色と背景画像の不透明度を同時に設定する

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
body {
  background-color: rgba(0, 0, 0, 0.5); /* 背景色と不透明度 */
  background-image: url('image.jpg'); /* 背景画像 */
}
</style>
</head>
<body>
  </body>
</html>

filterプロパティで背景画像の不透明度を設定する

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
body {
  background-image: url('image.jpg');
  filter: opacity(0.5); /* 背景画像のみの不透明度 */
}
</style>
</head>
<body>
  </body>
</html>

擬似要素を使用して背景画像と不透明度を別々に設定する

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
body {
  position: relative; /* 擬似要素を配置できるようにする */
}

body::after {
  content: '';
  position: absolute;
  top: 0;
  left: 0;
  width: 100%;
  height: 100%;
  background-image: url('image.jpg');
  opacity: 0.5; /* 背景画像の不透明度 */
}
</style>
</head>
<body>
  </body>
</html>

説明

上記のコードはすべて、image.jpgという画像ファイルを背景画像として使用しています。
コードの変更によって、背景画像の不透明度を変更することができます。
それぞれの方法の利点と欠点は、上記の解説を参照してください。

CSSで背景画像と不透明度を設定するその他の方法

mix-blend-modeプロパティを使用する

mix-blend-modeプロパティを使用すると、要素の背景色と背景画像をブレンドすることができます。このプロパティを使用することで、背景画像に色合いを追加したり、背景色と画像をシームレスに融合したりすることができます。

element {
  background-image: url('image.jpg');
  background-color: rgba(0, 0, 0, 0.5);
  mix-blend-mode: multiply; /* 背景色と背景画像を乗算でブレンド */
}

この例では、background-colorプロパティで設定された黒色と、background-imageプロパティで設定されたimage.jpgが乗算でブレンドされます。その結果、暗い色調の背景画像が作成されます。

グラデーション背景を使用する

CSSグラデーションを使用して、滑らかな透明度の遷移を持つ背景を作成することができます。

element {
  background-image: linear-gradient(to right, rgba(0, 0, 0, 0.5), transparent);
}

この例では、左側が黒色で半透明、右側が透明のグラデーションが作成されます。

SVGフィルターを使用する

SVGフィルターを使用して、より複雑な透明度の効果を作成することができます。

element {
  filter: url('#myFilter');
}

この例では、#myFilterというIDを持つSVGフィルターが要素に適用されます。SVGフィルターは、SVGファイルで定義する必要があります。

Canvasを使用する

Canvasを使用して、完全にカスタマイズされた背景を作成することができます。

const canvas = document.getElementById('myCanvas');
const ctx = canvas.getContext('2d');

// 背景画像を描画する
const image = new Image();
image.onload = () => {
  ctx.drawImage(image, 0, 0);
};
image.src = 'image.jpg';

// 半透明マスクを描画する
ctx.fillStyle = 'rgba(0, 0, 0, 0.5)';
ctx.fillRect(0, 0, canvas.width, canvas.height);