React JSX 動的タグ名 解説
React JSXにおける動的タグ名の日本語解説
React JSXでは、コンポーネントのタグ名を動的に変更することが可能です。これは、条件分岐やループによってタグ名を決定し、それに応じて異なるコンポーネントをレンダリングする際に便利です。
具体的な方法
-
テンプレートリテラル
- バッククォート(`)で囲まれた文字列内で、テンプレートリテラルを使用します。
- テンプレートリテラル内の変数を
${変数名}
のように記述し、タグ名に埋め込みます。
const ComponentName = 'MyComponent'; return <${ComponentName} />;
-
変数
- タグ名を直接変数に格納し、その変数をJSXのタグ名として使用します。
const componentName = 'MyComponent'; return <{componentName} />;
使用例
function MyComponent(props) {
const isLoggedIn = props.isLoggedIn;
return isLoggedIn ? <LoggedInComponent /> : <LoggedOutComponent />;
}
この例では、isLoggedIn
プロパティの値に基づいて、LoggedInComponent
またはLoggedOutComponent
をレンダリングします。
注意点
- セキュリティ
動的タグ名を直接ユーザー入力から取得する場合には、クロスサイトスクリプティング(XSS)攻撃のリスクに注意してください。適切なバリデーションやサニタイジングを行ってください。 - タグ名として有効な文字
タグ名には英数字、ハイフン(-)、アンダースコア(_)のみを使用できます。
React JSX 動的タグ名 解説
function MyComponent(props) {
const isLoggedIn = props.isLoggedIn;
return isLoggedIn ? <LoggedInComponent /> : <LoggedOutComponent />;
}
条件演算子
- 条件演算子を使用して、タグ名を直接決定することができます。
const ComponentName = isLoggedIn ? 'LoggedInComponent' : 'LoggedOutComponent';
return <{ComponentName} />;
スイッチ文
- 複数の条件を評価し、それに応じてタグ名を決定する場合は、スイッチ文が便利です。
const ComponentName = 'DefaultComponent';
switch (componentType) {
case 'login':
ComponentName = 'LoginComponent';
break;
case 'register':
ComponentName = 'RegisterComponent';
break;
default:
break;
}
return <{ComponentName} />;
マップ関数
- 配列の要素を繰り返し処理し、各要素に対応するタグ名を生成する場合には、マップ関数が有効です。
const components = ['ComponentA', 'ComponentB', 'ComponentC'];
return components.map((componentName) => <{componentName} key={componentName} />);
React Fragment
- 複数の要素を直接返す必要がある場合、React Fragmentを使用して、親要素を省略することができます。
const ComponentName = isLoggedIn ? 'LoggedInComponent' : 'LoggedOutComponent';
return (
<>
<div>Header</div>
<{ComponentName} />
<div>Footer</div>
</>
);
javascript node.js reactjs