React JSX 動的タグ名 解説

2024-10-18

React JSXにおける動的タグ名の日本語解説

React JSXでは、コンポーネントのタグ名を動的に変更することが可能です。これは、条件分岐やループによってタグ名を決定し、それに応じて異なるコンポーネントをレンダリングする際に便利です。

具体的な方法

  1. テンプレートリテラル

    • バッククォート(`)で囲まれた文字列内で、テンプレートリテラルを使用します。
    • テンプレートリテラル内の変数を${変数名}のように記述し、タグ名に埋め込みます。
    const ComponentName = 'MyComponent';
    
    return <${ComponentName} />;
    
  2. 変数

    • タグ名を直接変数に格納し、その変数をJSXのタグ名として使用します。
    const componentName = 'MyComponent';
    
    return <{componentName} />;
    

使用例

function MyComponent(props) {
  const isLoggedIn = props.isLoggedIn;

  return isLoggedIn ? <LoggedInComponent /> : <LoggedOutComponent />;
}

この例では、isLoggedInプロパティの値に基づいて、LoggedInComponentまたはLoggedOutComponentをレンダリングします。

注意点

  • セキュリティ
    動的タグ名を直接ユーザー入力から取得する場合には、クロスサイトスクリプティング(XSS)攻撃のリスクに注意してください。適切なバリデーションやサニタイジングを行ってください。
  • タグ名として有効な文字
    タグ名には英数字、ハイフン(-)、アンダースコア(_)のみを使用できます。



React JSX 動的タグ名 解説

function MyComponent(props) {
  const isLoggedIn = props.isLoggedIn;

  return isLoggedIn ? <LoggedInComponent /> : <LoggedOutComponent />;
}



条件演算子

  • 条件演算子を使用して、タグ名を直接決定することができます。
const ComponentName = isLoggedIn ? 'LoggedInComponent' : 'LoggedOutComponent';

return <{ComponentName} />;

スイッチ文

  • 複数の条件を評価し、それに応じてタグ名を決定する場合は、スイッチ文が便利です。
const ComponentName = 'DefaultComponent';

switch (componentType) {
  case 'login':
    ComponentName = 'LoginComponent';
    break;
  case 'register':
    ComponentName = 'RegisterComponent';
    break;
  default:
    break;
}

return <{ComponentName} />;

マップ関数

  • 配列の要素を繰り返し処理し、各要素に対応するタグ名を生成する場合には、マップ関数が有効です。
const components = ['ComponentA', 'ComponentB', 'ComponentC'];

return components.map((componentName) => <{componentName} key={componentName} />);

React Fragment

  • 複数の要素を直接返す必要がある場合、React Fragmentを使用して、親要素を省略することができます。
const ComponentName = isLoggedIn ? 'LoggedInComponent' : 'LoggedOutComponent';

return (
  <>
    <div>Header</div>
    <{ComponentName} />
    <div>Footer</div>
  </>
);

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