React で再利用可能なラップコンポーネントを作成:カスタムフックを使ったスマートな方法

2024-04-23

3 つの一般的な方法

React コンポーネントを条件付きでラップするには、いくつかの方法があります。最も一般的な方法は次の 3 つです。

三項演算子を使用する

これは、最も簡潔でわかりやすい方法です。次のようなコードになります。

const MyComponent = ({ isLoggedIn, children }) => {
  return (
    isLoggedIn ? (
      <Wrapper>{children}</Wrapper>
    ) : (
      <Default>{children}</Default>
    )
  );
};

このコードでは、isLoggedIn プロップが true の場合、Wrapper コンポーネントで子コンポーネントをラップします。そうでない場合は、Default コンポーネントでラップします。

React.Fragment を使用すると、条件付きでレンダリングされる要素をグループ化できます。次のようなコードになります。

const MyComponent = ({ isLoggedIn, children }) => {
  return (
    <>
      {isLoggedIn && <Wrapper>{children}</Wrapper>}
      {!isLoggedIn && <Default>{children}</Default>}
    </>
  );
};

このコードは、三項演算子を使用するコードとほぼ同じですが、より読みやすく、ネストを減らすことができます。

カスタムフックを使用して、条件付きラップロジックを再利用可能にすることができます。次のようなコードになります。

const useConditionalWrapper = (condition, Wrapper) => {
  return (children) => {
    return condition ? <Wrapper>{children}</Wrapper> : children;
  };
};

const MyComponent = () => {
  const isLoggedIn = useReducer(...); // ログイン状態を管理する reducer

  const ConditionalWrapper = useConditionalWrapper(isLoggedIn, Wrapper);

  return (
    <ConditionalWrapper>
      {/* 子コンポーネント */}
    </ConditionalWrapper>
  );
};

このコードでは、useConditionalWrapper カスタムフックを使用して、条件付きラップロジックをカプセル化します。このフックは、conditionWrapper コンポーネントを受け取り、子コンポーネントを条件付きでラップする関数 (children) を返します。

使用する方法は、要件と好みによって異なります。

  • 簡潔でわかりやすい方法が必要な場合は、三項演算子を使用します。
  • コードをより読みやすく、ネストを減らしたい場合は、React.Fragment を使用します。
  • 条件付きラップロジックを再利用可能にしたい場合は、カスタムフックを使用します。

いずれの方法を使用する場合も、コードが読みやすく、理解しやすいことを確認してください。




三項演算子を使用する

const MyComponent = ({ isLoggedIn, children }) => {
  return (
    isLoggedIn ? (
      <Wrapper>{children}</Wrapper>
    ) : (
      <Default>{children}</Default>
    )
  );
};

React.Fragment を使用する

const MyComponent = ({ isLoggedIn, children }) => {
  return (
    <>
      {isLoggedIn && <Wrapper>{children}</Wrapper>}
      {!isLoggedIn && <Default>{children}</Default>}
    </>
  );
};

カスタムフックを使用する

const useConditionalWrapper = (condition, Wrapper) => {
  return (children) => {
    return condition ? <Wrapper>{children}</Wrapper> : children;
  };
};

const MyComponent = () => {
  const isLoggedIn = useReducer(...); // ログイン状態を管理する reducer

  const ConditionalWrapper = useConditionalWrapper(isLoggedIn, Wrapper);

  return (
    <ConditionalWrapper>
      {/* 子コンポーネント */}
    </ConditionalWrapper>
  );
};

使用例

const Wrapper = () => <div style={{ border: '1px solid red' }}>Wrapper</div>;
const Default = () => <div>Default</div>;

const MyComponent = () => {
  const isLoggedIn = true;

  return (
    <MyComponent isLoggedIn={isLoggedIn}>
      {/* 子コンポーネント */}
      <h1>Hello, World!</h1>
    </MyComponent>
  );
};

このコードでは、MyComponent コンポーネントは isLoggedIn プロップが true であるため、Wrapper コンポーネントでラップされます。

補足

  • 上記のサンプルコードはあくまでも例であり、実際の用途に合わせて変更する必要があります。
  • 条件付きラップ以外にも、React コンポーネントを再利用するための様々な方法があります。
  • 詳細については、React 公式ドキュメントを参照してください。



React コンポーネントを条件付きでラップするその他の方法

React.memo とカスタムフックを使用して、パフォーマンスを向上させることができます。次のようなコードになります。

const useConditionalWrapper = (condition, Wrapper) => {
  const memoizedWrapper = React.memo(Wrapper);

  return (children) => {
    return condition ? <memoizedWrapper>{children}</memoizedWrapper> : children;
  };
};

const MyComponent = () => {
  const isLoggedIn = useReducer(...); // ログイン状態を管理する reducer

  const ConditionalWrapper = useConditionalWrapper(isLoggedIn, Wrapper);

  return (
    <ConditionalWrapper>
      {/* 子コンポーネント */}
    </ConditionalWrapper>
  );
};

renderProps を使用すると、ラップコンポーネントにレンダリングされる子コンポーネントを制御できます。次のようなコードになります。

const MyComponent = ({ isLoggedIn, children }) => {
  if (isLoggedIn) {
    return <Wrapper render={children} />;
  }

  return <Default>{children}</Default>;
};

このコードでは、MyComponent コンポーネントは isLoggedIn プロップと children プロップを受け取ります。isLoggedIntrue の場合、コンポーネントは Wrapper コンポーネントに render プロップとして子コンポーネントをレンダリングします。そうでない場合は、Default コンポーネントにレンダリングします。

context を使用すると、コンポーネントツリー全体で状態を共有できます。次のようなコードになります。

const AuthContext = React.createContext();

const AuthProvider = ({ children }) => {
  const isLoggedIn = useReducer(...); // ログイン状態を管理する reducer

  return (
    <AuthContext.Provider value={isLoggedIn}>
      {children}
    </AuthContext.Provider>
  );
};

const MyComponent = () => {
  const isLoggedIn = useContext(AuthContext);

  if (isLoggedIn) {
    return <Wrapper />;
  }

  return <Default />;
};

このコードでは、AuthContext というコンテキストを作成します。AuthProvider コンポーネントは、isLoggedIn 状態を value プロップとしてコンテキストに提供します。MyComponent コンポーネントは、useContext フックを使用してコンテキストから isLoggedIn 状態にアクセスできます。

  • パフォーマンスが重要の場合は、React.memo とカスタムフックを使用します。
  • ラップコンポーネントにレンダリングされる子コンポーネントを制御する必要がある場合は、renderProps を使用します。
  • コンポーネントツリー全体で状態を共有する必要がある場合は、context を使用します。

javascript reactjs


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