CSS子要素セレクタ解説

2024-09-26

CSS セレクタ - 特定の子要素を持つ要素

CSS セレクタは、HTML文書内の特定の要素をターゲットにするために使用される規則です。その中でも、特定の子要素を持つ要素をターゲットにするセレクタは、親要素と子要素の関係に基づいて選択を行います。

基本的な構文

parent > child
  • child: 子要素のセレクタです。
  • parent: 親要素のセレクタです。

この構文は、parent要素の直接の子要素であるchild要素を選択します。

<div>
  <p>Paragraph 1</p>
  <span>Span 1</span>
</div>
<div>
  <span>Span 2</span>
</div>
div > p {
  color: blue;
}

このCSSルールは、div要素の直接の子要素であるp要素のテキストを青色にします。

複数のレベル

子要素がさらに子要素を持つ場合、複数のレベルのセレクタを使用できます。

div > p > span {
  color: red;
}

このルールは、div要素の直接の子要素であるp要素の直接の子要素であるspan要素のテキストを赤色にします。

任意の子孫

子要素のレベルに関係なく、任意の子孫を選択するには、(スペース)を使用します。

div span {
  color: green;
}

このルールは、div要素の子孫であるすべてのspan要素のテキストを緑色にします。

複数の条件

複数の条件を組み合わせることもできます。

div.container > p.important {
  font-weight: bold;
}

このルールは、クラス名containerを持つdiv要素の直接の子要素であり、かつクラス名importantを持つp要素のフォントを太字にします。




CSS子要素セレクタ解説 - 例コード

CSS子要素セレクタは、親要素の直接の子要素をターゲットにするためのセレクタです。

parent > child

直接の子要素を選択

<div>
  <p>Paragraph 1</p>
  <span>Span 1</span>
</div>
<div>
  <span>Span 2</span>
</div>
div > p {
  color: blue;
}

複数のレベルの選択

<div>
  <ul>
    <li>Item 1</li>
    <li>Item 2</li>
  </ul>
</div>
div > ul > li {
  font-weight: bold;
}

任意の子孫を選択

<div>
  <p>
    <span>Span 1</span>
  </p>
</div>
div span {
  color: red;
}

複数の条件を組み合わせる

<div class="container">
  <p class="important">Important paragraph</p>
</div>
.container > p.important {
  background-color: yellow;
}



CSS子要素セレクタの代替方法

CSS子要素セレクタは、親要素の直接の子要素をターゲットにするためのセレクタです。しかし、特定の状況では、他の方法を使用することもできます。

汎用セレクタ

汎用セレクタである*を使用することで、任意の要素をターゲットにすることができます。ただし、この方法では、特定の要素を正確に選択することができないため、スタイルの適用が不正確になる可能性があります。

div * {
  color: blue;
}

属性セレクタ

属性セレクタを使用することで、特定の属性を持つ要素をターゲットにすることができます。例えば、data-child属性を持つ要素をターゲットにするには、次のようにします。

<div>
  <p data-child="true">Paragraph 1</p>
  <span>Span 1</span>
</div>
[data-child="true"] {
  font-weight: bold;
}

このCSSルールは、data-child属性の値がtrueである要素のフォントを太字にします。

JavaScript

JavaScriptを使用して、DOM操作を行い、特定の要素をターゲットにすることもできます。例えば、querySelector()メソッドを使用して、特定の要素を取得し、スタイルを適用することができます。

const parentElement = document.querySelector('.parent');
const childElement = parentElement.querySelector('p');
childElement.style.color = 'red';

このJavaScriptコードは、クラス名parentを持つ要素の直接の子要素であるp要素のテキストを赤色にします。


css css-selectors



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