【保存版】jQueryでタグを消しても中身は残る！知っておくべきinnerHTML保持テクニック
jQuery で HTML タグを削除しつつ innerHTML を保持する方法
この場合、以下の 2 つの方法が考えられます。
unwrap() メソッドは、指定した要素の親要素を削除し、その要素自身は残します。
例えば、以下の HTML コードがあるとします。
<div id="parent">
<p>コンテンツ</p>
</div>
この場合、#parent タグを削除しつつ、#parent タグ内にある <p> タグと "コンテンツ" という文字列は保持したい、という状況が考えられます。
この場合、以下のコードで実現できます。
$('#parent').unwrap();
このコードを実行すると、#parent タグは削除され、以下の HTML コードになります。
<p>コンテンツ</p>
detach() メソッドと html() メソッドを使用する
detach() メソッドは、指定した要素を DOM から削除しますが、イベントハンドラやバインドされたデータは保持します。
html() メソッドは、要素の innerHTML を取得または設定します。
これらのメソッドを組み合わせて、以下のように記述することもできます。
var content = $('#parent').detach().html();
$('#parent').remove();
$(content).appendTo('body');
このコードは以下の処理を実行します。
#parent要素を DOM から削除し、その innerHTML をcontent変数に格納します。#parent要素を実際に削除します。content変数に格納された innerHTML をbody要素末尾に追加します。
上記の 2 つの方法は、どちらも同じ結果を達成できます。
- シンプルで分かりやすいコードを求める場合は、
unwrap()メソッドを使用するのがおすすめです。 - イベントハンドラやバインドされたデータを保持する必要がある場合は、
detach()メソッドとhtml()メソッドを使用する必要があります。
補足
- 上記のコード例は、あくまでも基本的な例です。 状況に合わせて適宜カスタマイズする必要があります。
- jQuery の最新バージョンでは、より効率的な方法が提供されている可能性があります。 最新のドキュメントを参照することをおすすめします。
以上が、jQuery で HTML タグを削除しつつ innerHTML を保持する方法の説明でした。
unwrap() メソッドを使用する
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>jQuery で HTML タグを削除しつつ innerHTML を保持する</title>
<script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
</head>
<body>
<div id="parent">
<p>コンテンツ</p>
</div>
<script>
$(function() {
$('#parent').unwrap();
console.log($('#parent').html()); // コンテンツ
});
</script>
</body>
</html>
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>jQuery で HTML タグを削除しつつ innerHTML を保持する</title>
<script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
</head>
<body>
<div id="parent">
<p>コンテンツ</p>
</div>
<script>
$(function() {
var content = $('#parent').detach().html();
$('#parent').remove();
$(content).appendTo('body');
console.log($(content).html()); // コンテンツ
});
</script>
</body>
</html>
説明
<script>タグ内で$(function())を使用して、DOM が読み込まれた後に実行するコードを記述します。$('#parent').unwrap();で、#parentタグを削除します。console.log($('#parent').html());で、#parentタグ内にある HTML をコンソールに出力します。
var content = $('#parent').detach().html();で、#parentタグを DOM から削除し、その innerHTML をcontent変数に格納します。$(content).appendTo('body');で、content変数に格納された innerHTML をbody要素末尾に追加します。
実行結果
上記いずれのコードを実行しても、コンソールに "コンテンツ" という文字列が出力されます。 これは、#parent タグが削除されても、#parent タグ内にある <p> タグと "コンテンツ" という文字列は保持されていることを示しています。
jQuery で HTML タグを削除しつつ innerHTML を保持するその他の方法
正規表現を使用して、HTML タグを削除することができます。
例えば、以下のコードは、#parent タグ内にあるすべての <p> タグを削除します。
$('#parent').html($('#parent').html().replace(/<p[^>]*>([\s\S]*?)<\/p>/g, '$1'));
#parent要素の innerHTML を取得します。- 正規表現
/p[^>]*>([\s\S]*?)</p>/gを使用して、#parent要素内にあるすべての<p>タグとその内容を抽出します。 - 抽出された内容を
$1という変数に格納します。 #parent要素の innerHTML を、$1変数に格納された内容に置き換えます。
フィルターを使用する
jQuery の filter() メソッドを使用して、特定の条件に合致する要素を削除することができます。
$('#parent p').remove();
このコードは、#parent 要素の子要素であるすべての <p> 要素を remove() メソッドを使用して削除します。
ループを使用して、#parent 要素内にあるすべての要素を順に処理し、各要素に対して必要な処理を行うことができます。
$('#parent p').each(function() {
$(this).remove();
});
- 柔軟性のある処理が必要な場合は、正規表現を使用するのがおすすめです。
- 特定の条件に合致する要素のみを削除したい場合は、フィルターを使用するのがおすすめです。
- 処理対象となる要素の数が多い場合は、ループを使用するのが効率的です。
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