jQuery で change イベントをトリガーするサンプルコード

2024-06-14

jQuery でコードから change イベントをトリガーする方法

trigger() メソッドを使用する

最も一般的な方法は、trigger() メソッドを使用する方法です。このメソッドは、任意の要素に対して任意のイベントを発生させることができます。

$(selector).trigger("change");

上記のコードは、selector で指定された要素に対して change イベントを発生させます。

change() メソッドは、change イベントハンドラを要素に設定するために使用されます。このメソッドは、引数なしで呼び出すことも、イベントハンドラ関数を引数として渡すこともできます。

$(selector).change(function() {
  // ここでイベント処理を行う
});

補足

  • trigger() メソッドを使用する場合は、イベントハンドラが設定されているかどうかを確認する必要はありません。
  • どちらの方法を使用する場合も、イベントオブジェクトが引数として渡されます。このオブジェクトには、イベントに関する情報が含まれています。

以下の例では、#select という ID を持つ select 要素に対して change イベントを発生させ、選択されたオプションの値をコンソールに出力します。

$(document).ready(function() {
  $("#select").change(function() {
    var selectedValue = $(this).val();
    console.log(selectedValue);
  });

  $("#select").trigger("change");
});

このコードを実行すると、select 要素のオプションが選択されるたびに、選択されたオプションの値がコンソールに出力されます。




    jQuery で change イベントをトリガーするサンプルコード

    HTML

    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
      <title>jQuery Change Event Example</title>
      <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
      <script>
        $(document).ready(function() {
          $("#select").change(function() {
            var selectedValue = $(this).val();
            console.log("Selected option: " + selectedValue);
          });
    
          // 1. セレクタを使用して要素を選択
          $("#trigger-button-1").click(function() {
            $("#select").trigger("change");
          });
    
          // 2. val() メソッドを使用して要素の値を設定
          $("#trigger-button-2").click(function() {
            $("#select").val("option2").trigger("change");
          });
        });
      </script>
    </head>
    <body>
      <select id="select">
        <option value="option1">Option 1</option>
        <option value="option2">Option 2</option>
        <option value="option3">Option 3</option>
      </select>
    
      <button id="trigger-button-1">Trigger change event (using selector)</button>
      <button id="trigger-button-2">Trigger change event (setting value)</button>
    </body>
    </html>
    

    説明

    このコードは、以下のことを行います。

    1. #select という ID を持つ select 要素を作成します。
    2. change イベントハンドラを select 要素に設定します。このハンドラは、選択されたオプションの値をコンソールに出力します。
    3. #trigger-button-1 という ID を持つボタンを作成します。このボタンをクリックすると、#select 要素に対して change イベントがトリガーされます。

    実行方法

    1. 上記の HTML コードを保存します。
    2. Web ブラウザで HTML ファイルを開きます。
    3. #select ドロップダウンリストからオプションを選択します。 選択されたオプションの値がコンソールに出力されます。
    4. Trigger change event (using selector) ボタンをクリックします。 コンソールに "Selected option: option1" が出力されます。

    この例では、以下の点に注意してください。

    • val() メソッドを使用して要素の値を設定しても、デフォルトでは change イベントがトリガーされません。 イベントをトリガーするには、trigger() メソッドを明示的に呼び出す必要があります。



    jQuery で change イベントをトリガーするその他の方法

    DOMSubtreeModified イベントは、要素のサブツリーに変更があったときに発生するイベントです。このイベントを使用して、要素の値が変更されたことを検出できます。

    $(selector).on("DOMSubtreeModified", function() {
      if ($(this).val() != $(this).data("oldValue")) {
        $(this).trigger("change");
        $(this).data("oldValue", $(this).val());
      }
    });
    

    上記のコードは、selector で指定された要素に対して DOMSubtreeModified イベントハンドラを設定します。このハンドラは、要素の値が変更されたかどうかを確認し、変更された場合は change イベントをトリガーします。

    jQuery UI には、change イベントをトリガーするための独自の change() メソッドがあります。このメソッドは、jQuery の trigger() メソッドと似ていますが、追加の機能を提供します。

    $(selector).change(function() {
      // ここでイベント処理を行う
    });
    

    カスタムイベントを使用する

    独自のイベントを作成して、要素の値が変更されたことを示すこともできます。その後、このイベントをトリガーして、イベントハンドラを呼び出すことができます。

    $(selector).on("myCustomEvent", function() {
      // ここでイベント処理を行う
    });
    
    $(selector).val("new value").trigger("myCustomEvent");
    
    • シンプルで汎用性の高い方法が必要な場合は、trigger() メソッドを使用するのがおすすめです。
    • 要素の値がいつ変更されたかを追跡する必要がある場合は、DOMSubtreeModified イベントを使用するのがおすすめです。
    • jQuery UI を使用している場合は、jQuery UI の change() メソッドを使用するのがおすすめです。
    • より多くの制御が必要な場合は、カスタムイベントを使用するのがおすすめです。

      javascript jquery jquery-events


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