ChromeでJavaScriptデバッグする

2024-09-02

Google ChromeでJavaScriptデバッガーを起動する方法

Google ChromeJavaScriptデバッガーは、JavaScriptコードのデバッグに非常に便利です。以下は、デバッガーの起動方法と基本的な使い方です。

デバッガーの起動

  • 「Sources」タブを選択
    • デバッガーの機能は主に「Sources」タブにあります。
  • Chromeの開発者ツールを開く

ブレークポイントの設定

  • ブレークポイントの解除
  • コード行をクリック

デバッグの開始

  • デバッガーの停止
  • ページをリロード
  • コンソールログ
  • 変数の検査
  • ステップアウト
  • ステップイン
  • ステップオーバー


function greet(name) {
  console.log("Hello, " + name + "!");
}

greet("Alice");

上記のコードでブレークポイントを設定し、デバッガーを起動すると、greet 関数の呼び出し時にデバッガーが停止します。そこで、変数の値を確認したり、ステップオーバーしてコードの実行を続行したりすることができます。

注意

  • ブラウザの更新やデバッガーの機能追加に伴って、操作方法が若干異なる場合があります。最新のドキュメンテーションを参照することをおすすめします。
  • デバッガーは強力なツールですが、過度に使用すると開発の効率が低下する可能性があります。適切に使用し、コードの理解や問題解決に役立てましょう。



JavaScriptデバッガーの起動と例

例: ブレークポイントの設定とデバッグ

function greet(name) {
  console.log("Hello, " + name + "!");
}

greet("Alice");
  1. ブレークポイントの設定
  2. デバッグの開始
    • ページをリロードします。

例: 条件付きブレークポイント

function factorial(n) {
  if (n === 0) {
    return 1;
  } else {
    return n * factorial(n - 1);
  }
}

factorial(5);
  1. 条件付きブレークポイントの設定
    • factorial 関数の再帰呼び出しの行をクリックして、ブレークポイントを設定します。
    • ブレークポイントをクリックして、条件を入力します。例えば、n === 3 と入力すると、n3 の場合にのみブレークポイントがヒットします。
  2. 条件の満たされた場合

例: コンソールログ

function calculateSum(numbers) {
  let sum = 0;
  for (let i = 0; i < numbers.length; i++) {
    sum += numbers[i];
    console.log("Current sum:", sum);
  }
  return sum;
}

calculateSum([1, 2, 3, 4, 5]);
  1. コンソールログの確認



ブラウザ拡張:

  • Angular DevTools
    Angularアプリケーションのデバッグに特化した拡張です。
  • React Developer Tools
    Reactアプリケーションのデバッグに特化した拡張です。

これらの拡張は、フレームワーク固有の機能を提供し、デバッグプロセスを効率化することができます。

スタンドアロンデバッガー:

  • Visual Studio Code
    Microsoftの軽量なコードエディタで、JavaScriptデバッグ機能を拡張することができます。
  • WebStorm
    JetBrainsの統合開発環境(IDE)で、強力なJavaScriptデバッガーを備えています。

スタンドアロンデバッガーは、より多くの機能やカスタマイズオプションを提供し、大規模なプロジェクトでのデバッグに適している場合があります。

Node.jsデバッガー:

  • Chrome DevTools
    Chrome DevToolsは、Node.jsアプリケーションのデバッグにも使用できます。
  • Node.jsの組み込みデバッガー
    node --inspect コマンドを使用して、Node.jsアプリケーションをデバッグできます。

Node.jsデバッガーは、サーバーサイドJavaScriptアプリケーションのデバッグに便利です。

リモートデバッグ:

  • ブラウザのコンソール
    JavaScriptコードを直接実行し、変数の値を確認したり、エラーをデバッグしたりできます。
  • Chrome DevToolsのネットワークタブ
    ネットワークリクエストを検査して、JavaScriptエラーやパフォーマンス問題を特定できます。

リモートデバッグは、サーバー上で実行されているJavaScriptアプリケーションのデバッグに役立ちます。

選択の基準

  • デバッグのニーズ
    特定のフレームワークやライブラリを使用している場合は、それに対応するデバッガーが最適です。
  • チームのワークフロー
    チームのメンバーが使用しているツールや習慣に合わせて、デバッガーを選択してください。
  • プロジェクトの規模と複雑さ
    大規模なプロジェクトでは、スタンドアロンデバッガーやフレームワーク固有の拡張が役立つ場合があります。

javascript google-chrome debugging



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