JavaScript で HTTP ステータスコード 404 エラーを処理する

2024-05-21

React.js で画像の読み込みエラー時に src を置き換える

React.js で画像を表示する場合、画像ファイルが存在しない場合や読み込みに失敗した場合に、デフォルトの画像やエラーメッセージを表示することがあります。これは、onerror イベントを使用して実現できます。

手順

  1. onerror イベントハンドラを定義する

    img タグに onerror イベントハンドラを定義し、画像の読み込みエラーが発生したときに実行される関数を指定します。

    <img src={imageUrl} onerror={handleImageError} />
    
  2. handleImageError 関数は、画像の読み込みエラーが発生したときに実行されます。この関数内で、以下の処理を行うことができます。

    • デフォルトの画像の URL を src 属性に設定する
    • エラーメッセージを表示する
    • その他の処理を実行する
    const handleImageError = (event) => {
      event.target.src = defaultImageUrl;
    };
    

import React from 'react';

const defaultImageUrl = 'https://example.com/default-image.jpg';

const ImageComponent = () => {
  return (
    <div>
      <img src={imageUrl} onerror={handleImageError} />
    </div>
  );
};

const handleImageError = (event) => {
  event.target.src = defaultImageUrl;
};

export default ImageComponent;

注意点

  • onerror イベントは、画像の読み込みが完了してから発生します。そのため、画像の読み込み中にスピナーやローディングアイコンを表示する場合は、別の方法で実現する必要があります。
  • onerror イベントは、ブラウザによってサポートされているかどうかを確認する必要があります。
    • 画像の読み込みエラー以外にも、HTTP ステータスコード 404 などのエラーが発生した場合にも、onerror イベントを使用して処理することができます。
    • 画像の読み込みエラーを処理するその他の方法として、useRef フックや useState フックを使用する方法もあります。

    補足

    • 404 エラーは、リクエストされたリソースが存在しないことを示す HTTP ステータスコードです。
    • React.js は、JavaScript のライブラリであり、Web アプリケーション開発に使用されます。



    import React from 'react';
    
    const defaultImageUrl = 'https://example.com/default-image.jpg';
    const errorImageUrl = 'https://example.com/error-image.jpg';
    const httpStatusCode404ImageUrl = 'https://example.com/http-status-code-404-image.jpg';
    
    const ImageComponent = () => {
      const [imageUrl, setImageUrl] = React.useState('');
      const [error, setError] = React.useState('');
    
      const handleImageError = (event) => {
        if (event.target.error.name === 'NotFoundError') {
          setImageUrl(errorImageUrl);
        } else if (event.target.error.status === 404) {
          setImageUrl(httpStatusCode404ImageUrl);
        } else {
          setImageUrl(defaultImageUrl);
        }
      };
    
      return (
        <div>
          <img src={imageUrl} onerror={handleImageError} />
          {error && <p>エラーが発生しました: {error}</p>}
        </div>
      );
    };
    
    export default ImageComponent;
    

    説明

    このサンプルコードは、以下のことを行います。

    • defaultImageUrlerrorImageUrlhttpStatusCode404ImageUrl という変数を定義し、それぞれデフォルトの画像、エラー画像、HTTP ステータスコード 404 エラー画像の URL を設定します。
    • imageUrlerror という状態変数を定義し、それぞれ画像の URL とエラーメッセージを保持します。
    • handleImageError 関数を定義し、画像の読み込みエラーが発生したときに実行されます。この関数内で、以下の処理を行います。
      • エラーの種類に応じて、imageUrl を適切な画像の URL に設定します。
      • error をエラーメッセージに設定します。
    • ImageComponent コンポーネントを定義し、画像を表示します。このコンポーネントは、以下の要素で構成されています。
      • img タグ: 画像を表示します。src 属性には imageUrl が設定されており、onerror 属性には handleImageError 関数が設定されています。
      • p タグ: エラーメッセージを表示します。error が真の場合にのみ表示されます。

    実行方法

    1. Node.js と npm をインストールします。
    2. プロジェクトディレクトリを作成し、npm init コマンドを実行します。
    3. 以下のコマンドを実行して、React と React DOM をインストールします。
    npm install react react-dom
    
    1. index.js という名前のファイルを作成し、上記のサンプルコードを貼り付けます。
    2. 以下のコマンドを実行して、開発サーバーを起動します。
    npx create-react-app my-app
    
    1. ブラウザで http://localhost:3000 にアクセスすると、サンプルコードが実行されます。
    • このサンプルコードは、あくまで一例です。必要に応じて、コードをカスタマイズすることができます。



    React.js で画像の読み込みエラーを処理するその他の方法

    useRef フックを使用して、画像要素への参照を取得し、読み込みエラーが発生したときに src 属性を動的に変更することができます。

    import React, { useRef } from 'react';
    
    const defaultImageUrl = 'https://example.com/default-image.jpg';
    
    const ImageComponent = () => {
      const imageRef = useRef(null);
    
      const handleImageError = () => {
        imageRef.current.src = defaultImageUrl;
      };
    
      return (
        <img ref={imageRef} src={imageUrl} onerror={handleImageError} />
      );
    };
    
    export default ImageComponent;
    

    useState フックを使用して、src 属性と error メッセージを状態として管理することができます。

    import React, { useState } from 'react';
    
    const defaultImageUrl = 'https://example.com/default-image.jpg';
    
    const ImageComponent = () => {
      const [imageUrl, setImageUrl] = useState('');
      const [error, setError] = useState('');
    
      const handleImageError = () => {
        setImageUrl(defaultImageUrl);
        setError('画像の読み込みに失敗しました');
      };
    
      return (
        <div>
          <img src={imageUrl} onerror={handleImageError} />
          {error && <p>エラー: {error}</p>}
        </div>
      );
    };
    
    export default ImageComponent;
    

    サードパーティ製のライブラリを使用する

    react-image-fallbackreact-lazy-image などのサードパーティ製のライブラリを使用して、画像の読み込みエラーを処理することができます。これらのライブラリは、より多くの機能と柔軟性を提供することがあります。

    例:react-image-fallback

    import React from 'react';
    import ImageFallback from 'react-image-fallback';
    
    const defaultImageUrl = 'https://example.com/default-image.jpg';
    
    const ImageComponent = () => {
      return (
        <ImageFallback
          src={imageUrl}
          fallbackImage={defaultImageUrl}
          alt="画像"
          onError={(error) => console.error('画像の読み込みエラー:', error)}
        />
      );
    };
    
    export default ImageComponent;
    

    それぞれの方法の比較

    方法利点欠点
    onerror イベントシンプルでわかりやすいエラーの種類を詳細に判別できない
    useRef フックより柔軟な制御が可能コードが少し複雑になる
    useState フック状態管理がしやすいコードが冗長になる可能性がある
    サードパーティ製のライブラリ多くの機能と柔軟性を提供ライブラリの習得が必要
    • シンプルでわかりやすい方法が必要な場合は、onerror イベントを使用するのが良いでしょう。
    • より柔軟な制御が必要な場合は、useRef フックまたは useState フックを使用するのが良いでしょう。
    • 多くの機能と柔軟性を必要とする場合は、サードパーティ製のライブラリを使用するのが良いでしょう。

    javascript reactjs http-status-code-404


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