エラーを消し去る!Node.jsでEslintの「予期しないコンソールステートメント」エラーを無効化する方法
JavaScript、Node.js、Sublime Text 3におけるEslint:Node.jsでの「予期しないコンソールステートメント」の無効化方法
このチュートリアルでは、Node.jsプロジェクトでEslintを使用する際に発生する「予期しないコンソールステートメント」エラーを無効化する方法を解説します。
対象者
- JavaScriptとNode.jsの基礎知識を持っている方
- Eslintを使ってNode.jsプロジェクトを管理している方
- 「予期しないコンソールステートメント」エラーに悩まされている方
事前準備
- Node.jsがインストールされていること
手順
- Sublime Text 3でプロジェクトフォルダを開きます。
.eslintrc.json
ファイルを作成します。
{
"env": {
"node": true
},
"rules": {
"no-console": "off"
}
}
- Sublime Text 3を保存します。
解説
env
プロパティは、プロジェクトで使用している環境を指定します。ここでは、Node.js環境を使用していることを指定しています。rules
プロパティは、Eslintのルールを指定します。ここでは、no-console
ルールを無効化しています。no-console
ルールは、コンソールへの出力を禁止するルールです。
補足
.eslintrc.json
ファイルは、プロジェクトのルートフォルダに配置する必要があります。- 個々のファイルにのみルールを適用したい場合は、そのファイルに
.eslintignore
ファイルを作成し、no-console
ルールを無視するように設定できます。
// ファイル名: main.js
// コンソールへの出力
console.log("Hello, world!");
// エラーが発生するコード
// ...
// 正常終了
process.exit(0);
Hello, world!
no-console
ルールを無効化しているので、エラーが発生せずにコードが実行されます。
このコードは、あくまでもサンプルコードです。実際のプロジェクトでは、必要に応じてコードを変更してください。
Node.jsで「予期しないコンソールステートメント」エラーを無効化する方法
console
オブジェクトを別のオブジェクトに置き換えることで、コンソールへの出力を抑制できます。
// ファイル名: main.js
// consoleオブジェクトを置き換える
const mockConsole = {
log: () => {},
warn: () => {},
error: () => {},
};
// コンソールへの出力
console.log("Hello, world!");
// エラーが発生するコード
// ...
// 正常終了
process.exit(0);
このコードを実行すると、コンソールには何も出力されません。
コメントアウトを使用して、コンソールへの出力を無効化できます。
// ファイル名: main.js
// コンソールへの出力
// console.log("Hello, world!");
// エラーが発生するコード
// ...
// 正常終了
process.exit(0);
エラーレベルの変更
Eslintのエラーレベルを変更することで、「予期しないコンソールステートメント」エラーを警告にできます。
{
"env": {
"node": true
},
"rules": {
"no-console": "warn"
}
}
この設定の場合、「予期しないコンソールステートメント」エラーは発生しませんが、警告が表示されます。
- コンソールへの出力を完全に抑制したい場合は、
console
オブジェクトの置き換え方法を選択する必要があります。 - エラーが発生した場合のみコンソールへの出力を抑制したい場合は、コメントアウト方法を選択する必要があります。
- エラーを警告として扱いたい場合は、エラーレベルの変更方法を選択する必要があります。
javascript node.js sublimetext3