Redux ストアをデバッグする 3 つの方法: React Dev Tools、redux-devtools、コンソールログ
JavaScript、React、Redux におけるブラウザコンソールからの Redux ストアへのアクセス
React Dev Tools は、React アプリケーションをデバッグするための拡張機能です。 このツールを使用すると、Redux ストアを含むアプリケーションの状態を簡単に検査できます。
使い方:
- ブラウザでデバッグ対象の Web ページを開きます。
- デベロッパーツールを開きます (F12 キーなど)。
- "React" タブを選択します。
- 左側のツリービューで、ストアノードを選択します。
- 右側のペインで、ストアの状態を確認できます。
redux-devtools
は、Redux ストアをデバッグするためのライブラリです。 React Dev Tools と同様に、ストアの状態を検査および操作することができます。
インストール:
npm install redux-devtools
- Redux ストアを作成します。
redux-devtools
のミドルウェアをストアに追加します。- ブラウザでデベロッパーツールを開きます。
コンソールログの利用
Redux ストアにアクセスするには、console.log()
を使用することもできます。 これは、開発中のみに適した方法です。
import { createStore } from 'redux';
const store = createStore(reducer);
console.log(store.getState());
補足
- 上記以外にも、Redux ストアにアクセスするためのライブラリやツールはいくつか存在します。
- デプロイ環境では、パフォーマンスとセキュリティ上の理由から、Redux Dev Tools や
redux-devtools
などのデバッグツールを無効にする必要があります。
上記以外にも、ブラウザコンソールを使用して、JavaScript、React、Redux アプリケーションをデバッグする方法はたくさんあります。 詳細については、各ツールのドキュメントを参照してください。
この例では、React Dev Tools を使用して、Redux ストアにアクセスする方法を示します。
前提条件
- React アプリケーションが作成されている
- React Dev Tools がインストールされている
手順
import { createStore } from 'redux';
import { applyMiddleware } from 'redux-thunk';
import { composeWithDevTools } from 'redux-devtools-extension';
import reducer from './reducer';
const store = createStore(
reducer,
composeWithDevTools(applyMiddleware())
);
console.log(store.getState());
- コンソールログを使用して、
store.getState()
を呼び出します。
import { createStore } from 'redux';
import reducer from './reducer';
const store = createStore(reducer);
console.log(store.getState());
注意事項
- 上記の例はあくまで一例であり、状況に合わせて調整する必要があります。
ブラウザコンソールから Redux ストアにアクセスするその他の方法
Redux 公式拡張機能を使用する
Redux チームによって提供されている公式の拡張機能を使用すると、ブラウザコンソールで Redux ストアを簡単に検査できます。 この拡張機能は、React Dev Tools と同様の機能を提供しますが、Redux に特化しているため、より使いやすくなっています。
ブラウザ拡張機能を使用する
Redux ストアにアクセスできるブラウザ拡張機能がいくつかあります。 これらの拡張機能は、さまざまな機能を提供しており、デバッグワークフローをさらに強化することができます。
カスタムフックを使用して、コンポーネント内で Redux ストアに直接アクセスすることもできます。 これは、特定のコンポーネントのみがストアにアクセスする必要がある場合に役立ちます。
import React, { useState, useEffect } from 'react';
import { useSelector } from 'react-redux';
const MyComponent = () => {
const count = useSelector((state) => state.count);
const [localCount, setLocalCount] = useState(count);
useEffect(() => {
setLocalCount(count);
}, [count]);
return (
<div>
Local Count: {localCount}
</div>
);
};
export default MyComponent;
- 上記の方法は、あくまでデバッグ目的で使用してください。
javascript reactjs redux