Reactクラス複数追加方法

2024-08-28

ReactJS コンポーネントに複数のクラスを追加する方法 (日本語)

ReactJS コンポーネントに複数のクラスを追加するには、JavaScriptのオブジェクトスプレッド演算子とCSSモジュールを利用する方法が一般的です。

オブジェクトスプレッド演算子を利用する

  • 基本的な構文
<div className={{ ...baseClass, ...additionalClass }}>
  {/* コンポーネントのコンテンツ */}
</div>
  • 説明
    • baseClassadditionalClassはそれぞれクラス名を含むオブジェクトです。
    • オブジェクトスプレッド演算子...を使用して、両方のオブジェクトのプロパティを結合します。
    • 組み合わせたオブジェクトのclassNameプロパティがコンポーネントに適用されます。

CSSモジュールを利用する

  • 使用
  • 設定
    • package.jsoncss-loaderstyle-loaderをインストールします。
    • CSSファイルにモジュールローダーを適用します。
import styles from './styles.module.css';

<div className={styles.baseClass + ' ' + styles.additionalClass}>
  {/* コンポーネントのコンテンツ */}
</div>
  • 説明
    • CSSモジュールを使用すると、CSSクラスがスコープ内でユニークになります。
    • styles.baseClassstyles.additionalClassはCSSモジュールで定義されたクラス名を表します。
    • 複数のクラスを結合するために、文字列連結を使用します。

例:

import styles from './styles.module.css';

function MyComponent() {
  const baseClass = {
    color: 'blue',
    fontSize: '18px',
  };

  const additionalClass = {
    backgroundColor: 'yellow',
  };

  return (
    <div className={{ ...baseClass, ...additionalClass }}>
      {/* コンポーネントのコンテンツ */}
    </div>
  );
}

この例では、baseClassadditionalClassをオブジェクトスプレッド演算子を使用して結合し、コンポーネントに適用しています。CSSモジュールを使用する場合には、styles.baseClassstyles.additionalClassを文字列連結で結合します。




<div className={{ ...baseClass, ...additionalClass }}>
  {/* コンポーネントのコンテンツ */}
</div>
const baseClass = {
  color: 'blue',
  fontSize: '16px'
};

const additionalClass = {
  backgroundColor: 'lightgray'
};

<div className={{ ...baseClass, ...additionalClass }}>
  <p>このテキストは青色で16px、背景が薄い灰色です。</p>
</div>

上記のコードでは、baseClassadditionalClassのオブジェクトを結合し、className属性に渡すことで、color: blue;, font-size: 16px;, background-color: lightgray;というスタイルが適用されます。

CSSモジュールを利用する場合

import styles from './styles.module.css';

<div className={`${styles.baseClass} ${styles.additionalClass}`}>
  {/* コンポーネントのコンテンツ */}
</div>
  • className={${styles.baseClass} ${styles.additionalClass}`} の部分
    • テンプレートリテラルを使って、これらのクラス名を文字列として結合し、className属性に渡しています。
    • CSSモジュールを使用することで、クラス名がグローバルに衝突するのを防ぎ、スタイルをスコープ化することができます。
// styles.module.css
.baseClass {
  color: red;
}

.additionalClass {
  font-weight: bold;
}

// JavaScript
import styles from './styles.module.css';

<div className={`${styles.baseClass} ${styles.additionalClass}`}>
  <p>このテキストは赤色で太字です。</p>
</div>

上記のコードでは、styles.module.cssで定義されたbaseClassadditionalClassを結合し、className属性に渡すことで、color: red;font-weight: bold;というスタイルが適用されます。

  • CSSモジュール
    スタイルのスコープ化、名前衝突の防止に有効。
  • オブジェクトスプレッド演算子
    動的なスタイルの適用に便利。

どちらの方法を選ぶかは、プロジェクトの規模やスタイルの管理方法によって異なります。

  • CSS-in-JSライブラリを使用すると、JavaScriptで直接CSSを記述することも可能です。
  • オブジェクトスプレッド演算子を使う場合、複数のオブジェクトを結合することができます。
  • CSSモジュールを使用する場合、className属性の値をテンプレートリテラルで囲むことで、JavaScriptの式を埋め込むことができます。

より詳しく知りたい場合は、以下のキーワードで検索してみてください。

  • CSS-in-JS
  • CSSモジュール
  • オブジェクトスプレッド演算子
  • React className



CSS-in-JS ライブラリを使用する

  • 例 (styled-components)
import styled from 'styled-components';

const MyComponent = styled.div`
  color: blue;
  font-size: 18px;

  &.additionalClass {
    background-color: yellow;
  }
`;

<MyComponent className="additionalClass">
  {/* コンポーネントのコンテンツ */}
</MyComponent>
  • 説明
    • styled.divでスタイルを定義したコンポーネントを作成します。
    • &.additionalClassは、additionalClassクラスが追加された場合のスタイルを定義します。

条件分岐を使用してクラスを動的に追加する

const isHovered = true;

<div className={`baseClass ${isHovered ? 'hovered' : ''}`}>
  {/* コンポーネントのコンテンツ */}
</div>
  • 説明

カスタムフックを使用してクラスを管理する

import { useState } from 'react';

function useClassNames(baseClass, additionalClasses) {
  const [classNames, setClassNames] = useState([baseClass]);

  const addClass = (className) => {
    setClassNames([...classNames, className]);
  };

  const removeClass = (className) => {
    setClassNames(classNames.filter((c) => c !== className));
  };

  return { classNames, addClass, removeClass };
}

function MyComponent() {
  const { classNames, addClass, removeClass } = useClassNames('baseClass', ['additionalClass1', 'additionalClass2']);

  return (
    <div className={classNames.join(' ')}>
      {/* コンポーネントのコンテンツ */}
    </div>
  );
}
  • 説明
    • useClassNamesフックでクラスの管理を行います。
    • addClassremoveClassメソッドを使用してクラスを追加または削除します。

javascript css reactjs



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