Reactクラス複数追加方法
ReactJS コンポーネントに複数のクラスを追加する方法 (日本語)
ReactJS コンポーネントに複数のクラスを追加するには、JavaScriptのオブジェクトスプレッド演算子とCSSモジュールを利用する方法が一般的です。
オブジェクトスプレッド演算子を利用する
- 基本的な構文
<div className={{ ...baseClass, ...additionalClass }}>
{/* コンポーネントのコンテンツ */}
</div>
- 説明
baseClass
とadditionalClass
はそれぞれクラス名を含むオブジェクトです。- オブジェクトスプレッド演算子
...
を使用して、両方のオブジェクトのプロパティを結合します。 - 組み合わせたオブジェクトの
className
プロパティがコンポーネントに適用されます。
CSSモジュールを利用する
- 使用
- 設定
package.json
にcss-loader
とstyle-loader
をインストールします。- CSSファイルにモジュールローダーを適用します。
import styles from './styles.module.css';
<div className={styles.baseClass + ' ' + styles.additionalClass}>
{/* コンポーネントのコンテンツ */}
</div>
- 説明
- CSSモジュールを使用すると、CSSクラスがスコープ内でユニークになります。
styles.baseClass
とstyles.additionalClass
はCSSモジュールで定義されたクラス名を表します。- 複数のクラスを結合するために、文字列連結を使用します。
例:
import styles from './styles.module.css';
function MyComponent() {
const baseClass = {
color: 'blue',
fontSize: '18px',
};
const additionalClass = {
backgroundColor: 'yellow',
};
return (
<div className={{ ...baseClass, ...additionalClass }}>
{/* コンポーネントのコンテンツ */}
</div>
);
}
この例では、baseClass
とadditionalClass
をオブジェクトスプレッド演算子を使用して結合し、コンポーネントに適用しています。CSSモジュールを使用する場合には、styles.baseClass
とstyles.additionalClass
を文字列連結で結合します。
<div className={{ ...baseClass, ...additionalClass }}>
{/* コンポーネントのコンテンツ */}
</div>
const baseClass = {
color: 'blue',
fontSize: '16px'
};
const additionalClass = {
backgroundColor: 'lightgray'
};
<div className={{ ...baseClass, ...additionalClass }}>
<p>このテキストは青色で16px、背景が薄い灰色です。</p>
</div>
上記のコードでは、baseClass
とadditionalClass
のオブジェクトを結合し、className
属性に渡すことで、color: blue;
, font-size: 16px;
, background-color: lightgray;
というスタイルが適用されます。
CSSモジュールを利用する場合
import styles from './styles.module.css';
<div className={`${styles.baseClass} ${styles.additionalClass}`}>
{/* コンポーネントのコンテンツ */}
</div>
- className={${styles.baseClass} ${styles.additionalClass}`} の部分
- テンプレートリテラルを使って、これらのクラス名を文字列として結合し、
className
属性に渡しています。 - CSSモジュールを使用することで、クラス名がグローバルに衝突するのを防ぎ、スタイルをスコープ化することができます。
- テンプレートリテラルを使って、これらのクラス名を文字列として結合し、
// styles.module.css
.baseClass {
color: red;
}
.additionalClass {
font-weight: bold;
}
// JavaScript
import styles from './styles.module.css';
<div className={`${styles.baseClass} ${styles.additionalClass}`}>
<p>このテキストは赤色で太字です。</p>
</div>
上記のコードでは、styles.module.css
で定義されたbaseClass
とadditionalClass
を結合し、className
属性に渡すことで、color: red;
とfont-weight: bold;
というスタイルが適用されます。
- CSSモジュール
スタイルのスコープ化、名前衝突の防止に有効。 - オブジェクトスプレッド演算子
動的なスタイルの適用に便利。
どちらの方法を選ぶかは、プロジェクトの規模やスタイルの管理方法によって異なります。
- CSS-in-JSライブラリを使用すると、JavaScriptで直接CSSを記述することも可能です。
- オブジェクトスプレッド演算子を使う場合、複数のオブジェクトを結合することができます。
- CSSモジュールを使用する場合、
className
属性の値をテンプレートリテラルで囲むことで、JavaScriptの式を埋め込むことができます。
より詳しく知りたい場合は、以下のキーワードで検索してみてください。
- CSS-in-JS
- CSSモジュール
- オブジェクトスプレッド演算子
- React className
CSS-in-JS ライブラリを使用する
- 例 (styled-components)
import styled from 'styled-components';
const MyComponent = styled.div`
color: blue;
font-size: 18px;
&.additionalClass {
background-color: yellow;
}
`;
<MyComponent className="additionalClass">
{/* コンポーネントのコンテンツ */}
</MyComponent>
- 説明
styled.div
でスタイルを定義したコンポーネントを作成します。&.additionalClass
は、additionalClass
クラスが追加された場合のスタイルを定義します。
条件分岐を使用してクラスを動的に追加する
const isHovered = true;
<div className={`baseClass ${isHovered ? 'hovered' : ''}`}>
{/* コンポーネントのコンテンツ */}
</div>
- 説明
カスタムフックを使用してクラスを管理する
import { useState } from 'react';
function useClassNames(baseClass, additionalClasses) {
const [classNames, setClassNames] = useState([baseClass]);
const addClass = (className) => {
setClassNames([...classNames, className]);
};
const removeClass = (className) => {
setClassNames(classNames.filter((c) => c !== className));
};
return { classNames, addClass, removeClass };
}
function MyComponent() {
const { classNames, addClass, removeClass } = useClassNames('baseClass', ['additionalClass1', 'additionalClass2']);
return (
<div className={classNames.join(' ')}>
{/* コンポーネントのコンテンツ */}
</div>
);
}
- 説明
useClassNames
フックでクラスの管理を行います。addClass
とremoveClass
メソッドを使用してクラスを追加または削除します。
javascript css reactjs