JavaScript、React、Reduxでアイテムを削除:初心者向けチュートリアル

2024-05-20

JavaScript、React、Reduxにおけるアイテムの削除方法

Redux でアイテムを削除するには、いくつかの方法があります。ここでは、最も一般的な 2 つの方法をご紹介します。

filter 関数は、配列から条件に合致する要素を削除するのに役立ちます。Redux ストア内のアイテムを削除するには、次のように filter 関数を使用できます。

const initialState = {
  items: [
    { id: 1, name: 'Item 1' },
    { id: 2, name: 'Item 2' },
    { id: 3, name: 'Item 3' },
  ],
};

function reducer(state = initialState, action) {
  switch (action.type) {
    case 'DELETE_ITEM':
      const filteredItems = state.items.filter(item => item.id !== action.payload);
      return {
        ...state,
        items: filteredItems,
      };
    default:
      return state;
  }
}

このコードでは、DELETE_ITEM というアクションタイプがディスパッチされたときに filter 関数を使用してアイテムが削除されます。action.payload には、削除するアイテムの ID が含まれます。

immer ライブラリを使う

immer は、イミュータブルなデータを操作するためのライブラリです。Redux ストア内のアイテムを削除するには、次のように immer ライブラリを使用できます。

const initialState = {
  items: [
    { id: 1, name: 'Item 1' },
    { id: 2, name: 'Item 2' },
    { id: 3, name: 'Item 3' },
  ],
};

function reducer(state = initialState, action) {
  switch (action.type) {
    case 'DELETE_ITEM':
      return produce(state, draft => {
        draft.items = draft.items.filter(item => item.id !== action.payload);
      });
    default:
      return state;
  }
}

このコードでは、immer ライブラリの produce 関数を使用してアイテムが削除されます。produce 関数は、イミュータブルなデータを操作できるように、状態のスナップショットを渡します。

どちらの方法を使うべきかは、個人の好みとプロジェクトの要件によって異なります。

  • filter 関数はシンプルで理解しやすいですが、パフォーマンスが低くなる可能性があります。
  • immer ライブラリはパフォーマンスが優れていますが、コードが少し複雑になります。

その他の注意点

  • アイテムを削除する前に、そのアイテムに依存している他のコンポーネントがないことを確認してください。
  • アイテムを削除した後は、UI を更新する必要があります。

補足

  • 上記のコードはあくまで例であり、プロジェクトの要件に合わせて変更する必要があります。
  • Redux には、アイテムを削除するための他の方法もあります。



このコード例では、Redux を使用してシンプルな ToDo リスト アプリケーションを作成します。このアプリでは、ユーザーはアイテムを追加、編集、削除できます。

ファイル構成

  • actions.js - アクション定義
  • reducer.js - リデューサー
  • App.js - メインコンポーネント

actions.js

export const ADD_ITEM = 'ADD_ITEM';
export const DELETE_ITEM = 'DELETE_ITEM';
export const EDIT_ITEM = 'EDIT_ITEM';

export const addItem = (text) => ({
  type: ADD_ITEM,
  payload: text,
});

export const deleteItem = (id) => ({
  type: DELETE_ITEM,
  payload: id,
});

export const editItem = (id, text) => ({
  type: EDIT_ITEM,
  payload: {
    id,
    text,
  },
});

reducer.js

import { ADD_ITEM, DELETE_ITEM, EDIT_ITEM } from './actions';

const initialState = {
  items: [],
};

function reducer(state = initialState, action) {
  switch (action.type) {
    case ADD_ITEM:
      return {
        ...state,
        items: [...state.items, { id: state.items.length + 1, text: action.payload }],
      };
    case DELETE_ITEM:
      return {
        ...state,
        items: state.items.filter(item => item.id !== action.payload),
      };
    case EDIT_ITEM:
      return {
        ...state,
        items: state.items.map(item => {
          if (item.id === action.payload.id) {
            return { ...item, text: action.payload.text };
          }
          return item;
        }),
      };
    default:
      return state;
  }
}

export default reducer;

App.js

import React from 'react';
import { useDispatch, useSelector } from 'react-redux';
import Item from './Item';
import reducer from './reducer';
import { Provider } from 'react-redux';
import { createStore } from 'redux';

const store = createStore(reducer);

function App() {
  const dispatch = useDispatch();
  const items = useSelector(state => state.items);

  const handleAddItem = (text) => {
    dispatch(addItem(text));
  };

  const handleDeleteItem = (id) => {
    dispatch(deleteItem(id));
  };

  const handleEditItem = (id, text) => {
    dispatch(editItem(id, text));
  };

  return (
    <div>
      <h1>ToDo リスト</h1>
      <input type="text" placeholder="新しいアイテムを追加..." onChange={(event) => handleAddItem(event.target.value)} />
      <ul>
        {items.map(item => (
          <Item
            key={item.id}
            id={item.id}
            text={item.text}
            onDelete={() => handleDeleteItem(item.id)}
            onEdit={(text) => handleEditItem(item.id, text)}
          />
        ))}
      </ul>
    </div>
  );
}

export default App;

Item.js

import React from 'react';

function Item({ id, text, onDelete, onEdit }) {
  const [isEditing, setIsEditing] = React.useState(false);
  const [editText, setEditText] = React.useState(text);

  const handleEdit = () => {
    setIsEditing(true);
  };

  const handleSave = () => {
    onEdit(editText);
    setIsEditing(false);
  };

  const handleCancel = () => {
    setIsEditing(false);
  };

  return (
    <li>
      {isEditing ? (
        <input type="text" value={editText} onChange={(event) => setEditText(event.target.value)} />
      ) : (
        <span onClick={handleEdit}>{text}</span>
      )}
      <button onClick={onDelete}>削除</button>
      {isEditing && <button onClick={handleCancel}>キャンセル</button>}
      {isEditing && <button



Redux でアイテムを削除するその他の方法

const initialState = {
  items: [
    { id: 1, name: 'Item 1' },
    { id: 2, name: 'Item 2' },
    { id: 3, name: 'Item 3' },
  ],
};

function reducer(state = initialState, action) {
  switch (action.type) {
    case 'DELETE_ITEM':
      const filteredItems = state.items.reduce((acc, item) => {
        if (item.id !== action.payload) {
          acc.push(item);
        }
        return acc;
      }, []);
      return {
        ...state,
        items: filteredItems,
      };
    default:
      return state;
  }
}

このコードでは、reduce 関数は新しい空の配列 acc を引数として受け取ります。 次に、配列の各要素をループし、item.idaction.payload と等しくない場合は acc に追加します。 最後に、filteredItemsstate.items に設定します。

長所:

  • シンプルで理解しやすい
  • filter 関数よりもパフォーマンスが低くなる可能性がある

lodash ライブラリを使う

lodash は、JavaScript に便利なユーティリティ関数を提供するライブラリです。 Redux ストア内のアイテムを削除するには、次のように lodash ライブラリを使用できます。

const initialState = {
  items: [
    { id: 1, name: 'Item 1' },
    { id: 2, name: 'Item 2' },
    { id: 3, name: 'Item 3' },
  ],
};

function reducer(state = initialState, action) {
  switch (action.type) {
    case 'DELETE_ITEM':
      const filteredItems = _.remove(state.items, item => item.id === action.payload);
      return {
        ...state,
        items: filteredItems,
      };
    default:
      return state;
  }
}

このコードでは、_.remove 関数は state.items 配列から item.idaction.payload と等しい要素を削除します。

  • filter 関数や reduce 関数よりもコードが簡潔になる
  • プロジェクトに lodash ライブラリを追加する必要がある
const initialState = Immutable.fromJS({
  items: [
    { id: 1, name: 'Item 1' },
    { id: 2, name: 'Item 2' },
    { id: 3, name: 'Item 3' },
  ],
});

function reducer(state = initialState, action) {
  switch (action.type) {
    case 'DELETE_ITEM':
      const filteredItems = state.get('items').filterNot(item => item.get('id') === action.payload);
      return state.set('items', filteredItems);
    default:
      return state;
  }
}
  • イミュータブルなデータ構造を安全かつ効率的に操作できる
    • シンプルで理解しやすい方法が必要な場合は、filter 関数を使用するのが良いでしょう。
    • パフォーマンスが

    javascript reactjs redux


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