JavaScriptで2つの日付間の日数を計算するコード例

2024-08-31

JavaScriptで2つの日付間の日数を計算する方法

JavaScriptでは、Dateオブジェクトを使用して日付を扱うことができます。2つの日付間の日数を計算するには、次の手順に従います。

Dateオブジェクトの作成

  • new Date()コンストラクタを使用して、2つの日付を表すDateオブジェクトを作成します。
    const date1 = new Date("2023-01-01"); // 2023年1月1日
    const date2 = new Date("2023-02-01"); // 2023年2月1日
    

日数の計算

  • getTime()メソッドを使用して、それぞれのDateオブジェクトのミリ秒数を取得します。
  • 2つのミリ秒数の差を計算し、それを1日あたりのミリ秒数(86400000)で除算することで、日数を取得します。
    const differenceInMilliseconds = date2.getTime() - date1.getTime();
    const days = differenceInMilliseconds / (1000 * 60 * 60 * 24);
    

const date1 = new Date("2023-01-01");
const date2 = new Date("2023-02-01");

const differenceInMilliseconds = date2.getTime() - date1.getTime();
const days = differenceInMilliseconds / (1000 * 60 * 60 * 24);

console.log("日数:", days); // 出力: 31

注意:

  • getTime()メソッドは、1970年1月1日からのミリ秒数を返します。
  • 日数を計算する際の除算は整数除算であるため、小数点以下は切り捨てられます。
  • 閏年を考慮したより正確な計算が必要な場合は、ライブラリやより複雑なアルゴリズムを使用する必要があります。



const date1 = new Date("2023-01-01"); // 2023年1月1日
const date2 = new Date("2023-02-01"); // 2023年2月1日

const differenceInMilliseconds = date2.getTime() - date1.getTime();
const days = differenceInMilliseconds / (1000 * 60 * 60 * 24);

console.log("日数:", days); // 出力: 31

ライブラリ(moment.js)を使用する方法

const moment = require('moment'); // moment.jsをインストールする必要があります

const date1 = moment("2023-01-01");
const date2 = moment("2023-02-01");

const days = date2.diff(date1, 'days');

console.log("日数:", days); // 出力: 31

より正確な計算(閏年考慮)

function daysBetween(date1, date2) {
  const oneDay = 24 * 60 * 60 * 1000;
  const diff = Math.round((date2.getTime() - date1.getTime()) / oneDay);
  return diff;
}

const date1 = new Date("2024-02-29"); // 閏年
const date2 = new Date("2025-03-01");

const days = daysBetween(date1, date2);

console.log("日数:", days); // 出力: 366

日時差の計算

const date1 = new Date("2023-01-01 10:00:00");
const date2 = new Date("2023-02-01 15:30:00");

const differenceInMilliseconds = date2.getTime() - date1.getTime();
const days = Math.floor(differenceInMilliseconds / (1000 * 60 * 60 * 24));
const hours = Math.floor((differenceInMilliseconds % (1000 * 60 * 60 * 24)) / (1000 * 60 *    60));
const minutes = Math.floor((differenceInMilliseconds % (1000 * 60 * 60)) / (1000 * 60));
const seconds = Math.floor((differenceInMilliseconds % (1000 * 60)) / 1000);

co   nsole.log("日数:", days);
console.log("時間:", hours);
console.log("分:", minutes);
console.log("秒:", seconds);



ライブラリの使用

  • moment.js: 汎用的な日付・時刻ライブラリで、日付操作を簡潔に記述できます。
    const moment = require('moment');
    
    const date1 = moment("2023-01-01");
    const date2 = moment("2023-02-01");
    
    const days = date2.diff(date1, 'days');
    
  • Luxon: よりモダンな日付・時刻ライブラリで、国際化対応やタイムゾーン処理が充実しています。
    const { DateTime } = require('luxon');
    
    const date1 = DateTime.fromISO("2023-01-01");
    const date2 = DateTime.fromISO("2023-02-01");
    
    const days = date2.diff(date1, 'days');
    

ES6の新しい機能を活用

  • Date.prototype.valueOf(): それぞれのDateオブジェクトのミリ秒数を直接取得できます。
    const date1 = new Date("2023-01-01");
    const date2 = new Date("2023-02-01");
    
    const days = Math.floor((date2.valueOf() - date1.valueOf()) / (1000 * 60 * 60 * 24));
    
  • Date.parse(): ISO 8601形式の文字列をミリ秒数に変換できます。
    const days = Math.floor((Date.parse("2023-02-01") - Date.parse("2023-01-01")) / (1000 * 60 * 60 * 24));
    

カスタム関数

  • 独自の関数を作成して、特定の要件に合わせて計算ロジックをカスタマイズできます。
    function daysBetween(date1, date2) {
      const oneDay = 24 * 60 * 60 * 1000;
      const diff = Math.round((date2.getTime() - date1.getTime()) / oneDay);
      return diff;
    }
    

閏年を考慮した計算

  • 閏年を正確に考慮する場合は、より複雑なアルゴリズムが必要になります。
    function daysBetween(date1, date2) {
      // 閏年を考慮した計算ロジック
      // ...
    }
    

javascript date



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