Angular2でファイルをダウンロードする方法 - サンプルコード付き

2024-04-02

Angular2以降でファイルダウンロードを行う方法

window.open を使用する方法

これは最も簡単な方法ですが、ブラウザの機能に依存するため、いくつかの制限があります。

  • ダウンロードファイルのサイズ制限
  • プログレスバーの表示などの機能がない

FileSaver.js ライブラリを使用すると、window.open の制限を回避することができます。

  • ファイルサイズやファイル種類の制限がない

HttpClient モジュールを使用すると、HTTPリクエストを使用してファイルをダウンロードすることができます。

  • 認証やヘッダーなどの設定が可能
  • ダウンロードファイルの進捗状況を監視できる

@angular/service-worker モジュールを使用すると、オフラインでもファイルダウンロードが可能になります。

  • キャッシュ機能を利用して、ダウンロードしたファイルをオフラインでも利用可能

各方法の詳細とサンプルコードは、以下のサイトを参照してください。

補足

  • 上記の方法は、Angular2以降のバージョンで動作します。
  • ダウンロードするファイルの種類によっては、MIMEタイプを設定する必要があります。
  • セキュリティ対策として、ダウンロードファイルの検証を行うことをおすすめします。



window.open を使用する方法

<button (click)="onClickDownload()">ダウンロード</button>
import { Component } from '@angular/core';

@Component({
  selector: 'my-app',
  templateUrl: './app.component.html',
})
export class AppComponent {
  onClickDownload() {
    const url = 'https://example.com/file.txt';
    window.open(url, '_blank');
  }
}

FileSaver.js ライブラリを使用する方法

<button (click)="onClickDownload()">ダウンロード</button>
import { Component } from '@angular/core';
import { FileSaver } from 'file-saver';

@Component({
  selector: 'my-app',
  templateUrl: './app.component.html',
})
export class AppComponent {
  onClickDownload() {
    const file = new File(['Hello, world!'], 'file.txt', { type: 'text/plain' });
    FileSaver.saveAs(file);
  }
}

HttpClient モジュールを使用する方法

<button (click)="onClickDownload()">ダウンロード</button>
import { Component } from '@angular/core';
import { HttpClient } from '@angular/common/http';

@Component({
  selector: 'my-app',
  templateUrl: './app.component.html',
})
export class AppComponent {
  constructor(private http: HttpClient) {}

  onClickDownload() {
    const url = 'https://example.com/file.txt';
    this.http.get(url, { responseType: 'blob' }).subscribe((blob) => {
      const file = new File([blob], 'file.txt');
      FileSaver.saveAs(file);
    });
  }
}

@angular/service-worker モジュールを使用する方法

<button (click)="onClickDownload()">ダウンロード</button>
import { Component } from '@angular/core';
import { ServiceWorkerModule } from '@angular/service-worker';

@Component({
  selector: 'my-app',
  templateUrl: './app.component.html',
})
export class AppComponent {
  constructor(private serviceWorker: ServiceWorkerModule) {}

  onClickDownload() {
    const url = 'https://example.com/file.txt';
    this.serviceWorker.register(url);
  }
}

上記のサンプルコードは、あくまで基本的な例です。実際の使用例では、必要に応じてコードを修正する必要があります。




Angular2以降でファイルダウンロードを行うその他の方法

ngx-file-drop ライブラリを使用すると、ドラッグアンドドロップによるファイルダウンロード機能を簡単に追加することができます。

  • ドラッグアンドドロップによるファイルアップロードにも対応

@ng-bootstrap/ng-bootstrap ライブラリを使用すると、モーダルダイアログなどを利用したファイルダウンロード機能を簡単に追加することができます。

  • モーダルダイアログでダウンロード確認画面を表示できる

カスタムコンポーネントを作成する方法

上記の方法で提供されていない機能が必要な場合は、カスタムコンポーネントを作成してファイルダウンロード機能を実装することができます。

  • より柔軟な機能実装が可能
  • 複雑な処理や高度なUIを実現できる

各方法の比較

方法特徴メリットデメリット
window.open最も簡単実装が簡単機能が限定
FileSaver.jsファイルサイズ制限なし汎用性が高い

javascript angular typescript


FormData と XMLHttpRequest によるファイルアップロード

ページ全体の読み込み時間を短縮できます。ユーザーインターフェースをよりスムーズに保ちます。アップロードの進捗状況を表示できます。大容量ファイルのアップロードに適しています。従来のファイルアップロード方法よりも複雑です。ブラウザの互換性問題が発生する可能性があります。...


【保存版】javascript void(0) の意味を徹底解説! 使い方・よくあるミスも網羅

void演算子と数値0の組み合わせで構成されています。void演算子: 式を評価し、常にundefinedを返します。数値0: この演算子に渡される引数として、何らかの意味を持つ値ではありません。つまり、void 0は意図的にundefinedを生成するために使用されます。...


RxJS公式ドキュメントにも書いていない!BehaviorSubjectとObservableの秘密

データ配信Observable: 購読者が登録した時点からデータ配信を開始します。過去に発行されたデータは受け取れません。BehaviorSubject: 購読者が登録した時点だけでなく、直前の最新値も配信します。例:対してBehaviorSubject:...


テンプレート駆動フォームとReactive Formsにおけるフォームリセット

Template-driven Formsの場合テンプレート駆動フォームでは、ngSubmitイベントハンドラを使用して、form. reset()メソッドを呼び出すことができます。これは、フォーム内のすべての入力フィールドを初期値にリセットする最も簡単な方法です。...


TypeScript: エラー "Element implicitly has an 'any' type because type 'Window' has no index signature" の原因と解決策

原因解決策このエラーを解決するには、以下の方法があります。プロパティ名を明示的に指定する: アクセスしたいプロパティ名を明示的に記述することで、TypeScript は正しい型推論を行い、エラーを回避できます。型ガードを使用する: 型ガードを使用して、Window オブジェクトにアクセスする前に特定のプロパティが存在することを確認できます。...


SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



crypto.randomUUID() を使ってUUIDを生成する

JavaScriptでGUID/UUIDを生成するには、いくつかの方法があります。crypto. randomUUID()を使うNode. js 14. 17. 0以降と一部のブラウザでは、crypto. randomUUID()というAPIを使用して、ランダムなUUIDを生成できます。このAPIは、最もシンプルで安全な方法の一つです。


JavaScript クロージャーの仕組みを徹底解説! 3つのスコープとメモリリークへの対策

JavaScriptでは、関数内にある変数は、その関数内でしかアクセスできません。しかし、クロージャーを使用すると、関数内にある変数を、関数外からでもアクセスすることができます。これは、関数内にある変数が、関数オブジェクトの一部として保持されるためです。つまり、関数が実行された後も、その変数はメモリに残っているのです。


スッキリ理解!jQueryで要素の表示・非表示を判定する5つのテクニック

jQueryには、要素の状態を判別するための様々なメソッドが用意されています。その中でも、要素が隠れているかどうかを確認するには、以下の3つの方法が主に使用されます。:visible 擬似クラスセレクタis(':hidden') メソッドoffset().top プロパティ


Object.defineProperty() メソッドを使って JavaScript オブジェクトからプロパティを削除する方法

delete 演算子を使用する最も簡単な方法は、delete 演算子を使用することです。 構文は以下の通りです。例えば、以下のオブジェクトから name プロパティを削除するには、次のように記述します。Object. defineProperty() メソッドを使用して、プロパティの configurable 属性を false に設定することで、プロパティを削除不可にすることができます。


ページ遷移をスムーズに!JavaScript と jQuery によるリダイレクトテクニック

JavaScript でリダイレクトするには、以下のコードを使用します。上記のコードはすべて、https://www. example. com/ という URL にリダイレクトします。location. href と window. location


JavaScriptファイルに別のJavaScriptファイルを含める方法

<script>タグを使うこれは最も簡単な方法です。HTMLファイルに以下のコードを追加します。このコードは、ブラウザに別ファイル名. jsを読み込むように指示します。importステートメントを使うこれはES6で導入された新しい方法です。以下のコードのように、importステートメントを使ってファイルをインポートできます。


文字列置換の達人になる!JavaScriptの replace() メソッドを使いこなす

replace() メソッドは、文字列内の指定された部分文字列をすべて別の文字列に置き換えることができます。例:解説:str. replace(/JavaScript/g, "TypeScript") の部分で、文字列置換を行っています。/JavaScript/ は、検索対象となる文字列を正規表現で指定しています。


【徹底比較】JavaScriptで部分文字列の存在を確認する3つの方法のメリットとデメリット

String. prototype. includes() メソッド概要includes() メソッドは、指定された部分文字列が文字列内に含まれているかどうかを調べ、真偽値を返します。最もシンプルで分かりやすい方法です。例メリットシンプルで分かりやすい


パフォーマンスアップ!JavaScript 配列から要素を効率的に削除する方法

splice() メソッドを使うこれは最も一般的で、柔軟な方法です。splice() メソッドは、配列の要素を追加、削除、置き換えることができます。引数 start: 削除を開始するインデックス deleteCount: 削除する要素の数


XMLHttpRequestとFetch APIを使いこなす

そこで登場したのが非同期通信です。非同期通信は、ユーザーがアクションを起こしてもページ全体を再読み込みすることなく、必要なデータのみをサーバーと通信で取得・更新する技術です。これにより、ユーザー操作のレスポンス向上やページ読み込み時間の短縮を実現できます。


JavaScriptでBlobからファイルをダウンロードする方法(HTMLリンク不要)

このチュートリアルでは、HTML リンクを使用せずに JavaScript で Blob からファイルをダウンロードする方法を説明します。この方法は、ダウンロードファイル名にリンクテキストとは異なる名前を指定したい場合や、ユーザーの操作なしにファイルを自動的にダウンロードしたい場合に役立ちます。