React Routerでカスタムフックを使ってオプションのパスパラメータを取得する方法

2024-04-02

React Routerにおけるオプションのパスパラメータ

React Routerは、Reactアプリケーションにおけるルーティングを管理するためのライブラリです。オプションのパスパラメータを使用すると、URLに動的な値を含めることができます。これは、さまざまなページやコンポーネントにアクセスするために便利です。

例えば、ユーザーの詳細を表示するページがあるとしましょう。このページにアクセスするには、ユーザーIDをURLに含める必要があります。これは、次のようなパスを使用できます。

/user/:userId

この場合、userIdはオプションのパスパラメータです。つまり、URLに含める必要はありません。

オプションのパスパラメータを使用するには、useParamsフックを使用する必要があります。このフックは、現在のURLのパスパラメータにアクセスするために使用できます。

import { useParams } from "react-router-dom";

const UserPage = () => {
  const { userId } = useParams();

  return (
    <div>
      <h1>ユーザーID: {userId}</h1>
    </div>
  );
};

この例では、useParamsフックを使用して、userIdパスパラメータを取得しています。

デフォルト値

オプションのパスパラメータにデフォルト値を設定できます。これは、パラメータがURLに含まれていない場合に役立ちます。

const UserPage = () => {
  const { userId = 1 } = useParams();

  return (
    <div>
      <h1>ユーザーID: {userId}</h1>
    </div>
  );
};

この例では、userIdパラメータがURLに含まれていない場合は、デフォルト値1が使用されます。

複数のオプションパラメータを使用できます。

/user/:userId/:postId

この場合、userIdpostIdはオプションのパスパラメータです。

オプションのパスパラメータは、React RouterでURLに動的な値を含めるための便利な機能です。useParamsフックを使用して、パスパラメータにアクセスできます。




import React from "react";
import ReactDOM from "react-dom";
import { BrowserRouter as Router, Route, Switch } from "react-router-dom";

const App = () => {
  return (
    <Router>
      <Switch>
        <Route path="/user/:userId" component={UserPage} />
        <Route path="/" component={HomePage} />
      </Switch>
    </Router>
  );
};

const UserPage = ({ match }) => {
  const { userId } = match.params;

  return (
    <div>
      <h1>ユーザーID: {userId}</h1>
    </div>
  );
};

const HomePage = () => {
  return (
    <div>
      <h1>ホームページ</h1>
    </div>
  );
};

const rootElement = document.getElementById("root");
ReactDOM.render(<App />, rootElement);

このコードは、次の2つのページを提供します。

  • /user/:userId: ユーザーIDを表示するページ
  • /: ホームページ

URLにuserIdパラメータが含まれている場合、UserPageコンポーネントが表示されます。パラメータはmatch.paramsオブジェクトから取得できます。

URLにuserIdパラメータが含まれていない場合、HomePageコンポーネントが表示されます。

このコードは基本的な例です。オプションのパスパラメータを使用して、より複雑なアプリケーションを作成できます。

  • パスパラメータを使用して、データを取得するためにAPIを呼び出すことができます。
  • パスパラメータを使用して、コンポーネントに異なるプロパティを渡すことができます。

詳細については、React Routerのドキュメントを参照してください。




オプションのパスパラメータを使用する他の方法

matchオブジェクトは、Routeコンポーネントに渡される props オブジェクトのプロパティです。このオブジェクトには、現在のURLに関する情報が含まれています。

const UserPage = ({ match }) => {
  const { userId } = match.params;

  return (
    <div>
      <h1>ユーザーID: {userId}</h1>
    </div>
  );
};

useLocationフックは、現在のURLに関する情報を取得するために使用できます。

import { useLocation } from "react-router-dom";

const UserPage = () => {
  const location = useLocation();
  const { userId } = location.pathname.match(/\/user\/(\d+)/);

  return (
    <div>
      <h1>ユーザーID: {userId}</h1>
    </div>
  );
};

この例では、useLocationフックを使用して、現在のURLを取得しています。その後、正規表現を使用してuserIdパラメータを抽出しています。

カスタムフックを作成して、オプションのパスパラメータを取得できます。

import { useEffect, useState } from "react";

const useOptionalParam = (paramName) => {
  const [paramValue, setParamValue] = useState(null);

  useEffect(() => {
    const params = new URLSearchParams(window.location.search);
    const value = params.get(paramName);

    setParamValue(value);
  }, []);

  return paramValue;
};

const UserPage = () => {
  const userId = useOptionalParam("userId");

  return (
    <div>
      <h1>ユーザーID: {userId}</h1>
    </div>
  );
};

この例では、useOptionalParamというカスタムフックを作成しています。このフックは、paramNameパラメータの値を取得し、useStateフックを使用して状態として保持します。

オプションのパスパラメータを使用する方法はいくつかあります。どの方法を使用するかは、アプリケーションのニーズによって異なります。


javascript reactjs react-router


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