クラス名変更、スタイルシート編集、アニメーションまで!JavaScriptでできるCSS操作のすべて

2024-04-02

JavaScriptでCSSの値を変更する方法

styleプロパティを使う

これは最も基本的な方法です。要素のstyleプロパティに直接アクセスし、プロパティ名と値を指定することで、CSSの値を変更できます。

<div id="my-element"></div>
const element = document.getElementById('my-element');

element.style.color = 'red';
element.style.fontSize = '20px';

この例では、#my-element要素のカラーを赤、フォントサイズを20pxに設定しています。

classListプロパティは、要素に適用されているクラスリストを操作できます。クラス名を追加・削除することで、CSSの値を間接的に変更できます。

<div class="my-class"></div>
const element = document.querySelector('.my-class');

element.classList.add('active');
element.classList.remove('disabled');

この例では、.my-class要素にactiveクラスを追加し、disabledクラスを削除しています。activeクラスとdisabledクラスは、それぞれ異なるCSSスタイルを定義している必要があります。

CSSStyleSheetオブジェクトを使う

より高度な方法として、CSSStyleSheetオブジェクトを使ってスタイルシートを直接編集する方法があります。

const styleSheet = document.styleSheets[0];

// ルールを取得
const rule = styleSheet.rules[0];

// プロパティ値を変更
rule.style.color = 'blue';

この例では、最初のスタイルシートの最初のルールを取得し、そのカラープロパティを青に変更しています。

補足

  • 上記以外にも、ライブラリやフレームワークを使ってCSSの値を変更する方法もあります。
  • JavaScriptでCSSの値を変更する際は、パフォーマンスやブラウザの互換性などを考慮する必要があります。



HTML

<div id="my-element">
  <h1>タイトル</h1>
  <p>内容</p>
</div>

JavaScript

// `style`プロパティを使う

const element = document.getElementById('my-element');

element.style.color = 'red';
element.style.fontSize = '20px';

// `classList`プロパティを使う

element.classList.add('active');
element.classList.remove('disabled');

// CSSStyleSheetオブジェクトを使う

const styleSheet = document.styleSheets[0];

// ルールを取得
const rule = styleSheet.rules[0];

// プロパティ値を変更
rule.style.color = 'blue';

このコードを実行すると、#my-element要素のタイトルと内容が赤色で、フォントサイズが20pxに変わります。また、activeクラスが追加され、disabledクラスが削除されます。さらに、最初のスタイルシートの最初のルールのカラープロパティが青色に変更されます。

実行方法

  1. 上記のHTMLコードとJavaScriptコードをそれぞれ別のファイルに保存します。
  2. HTMLファイルをブラウザで開きます。
  3. JavaScriptファイルをブラウザの開発者ツールで実行します。
  • 上記のコードは、あくまでサンプルです。実際の使用例に合わせて、コードを編集する必要があります。



JavaScriptでCSSの値を変更するその他の方法

setAttribute()メソッドを使って、要素のstyle属性を直接変更できます。

const element = document.getElementById('my-element');

element.setAttribute('style', 'color: red; font-size: 20px;');

getComputedStyle()メソッドを使って、要素の現在のCSSスタイルを取得できます。取得したスタイルオブジェクトを使って、プロパティ値を変更できます。

const element = document.getElementById('my-element');

const style = getComputedStyle(element);

element.style.color = style.getPropertyValue('color');
element.style.fontSize = style.getPropertyValue('font-size');

この例では、#my-element要素の現在のCSSスタイルを取得し、カラーとフォントサイズプロパティの値を要素のstyleプロパティに設定しています。

CSSフレームワークを使う

jQueryVue.jsなどのCSSフレームワークを使うと、JavaScriptでCSSの値をより簡単に変更できます。

アニメーションライブラリを使う

GreenSock Animation Platformなどのアニメーションライブラリを使うと、CSSの値をアニメーションさせて変化させることができます。

Web Componentsを使うと、カスタム要素を作成し、その要素のCSSスタイルをJavaScriptで簡単に変更できます。

どの方法を使うべきかは、状況によって異なります。以下のような点を考慮する必要があります。

  • 変更したいCSSプロパティの数
  • 変更の頻度
  • パフォーマンス
  • ブラウザの互換性

javascript html css


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