Angular 2で複数の引数を渡すパイプの呼び出し方法

2024-09-28

Angular 2では、パイプをテンプレート内で使用してデータをフォーマットすることができます。パイプは、通常は単一の引数を受け取りますが、複数の引数を渡すことも可能です。

複数の引数を渡す方法

  1. パイプの定義

    • パイプクラス内で、複数の引数を渡すためのパラメータを追加します。
    • パイプの変換ロジック内で、これらのパラメータを使用します。
    import { Pipe, PipeTransform } from '@angular/core';
    
    @Pipe({
      name: 'myPipe'
    })
    export class MyPipe implements PipeTransform {
      transform(value: any, a   rg1: any, arg2: any): any {
        // パイプの変換ロジック
        return value + arg1 + arg2;
      }
    }
    
  2. テンプレートでの使用

    • テンプレート内でパイプを呼び出し、必要な引数をパイプ名後に渡します。
    <p>{{ myValue | myPipe:arg1:arg2 }}</p>
    

import { Pipe, PipeTransform } from '@angular/core';

@Pipe({
  name: 'formatNumber'
})
export class FormatNumberPipe implements PipeTransform {
  transform(   value: number, decimalPlaces: number, currency: string): string {
    return value.toFixed(decimalPlaces) + ' ' + currency;
  }
}
<p>{{ 1234.56 | formatNumber:2:'USD' }}</p>

この例では、formatNumberパイプが数値をフォーマットし、指定された小数点以下の桁数と通貨記号を追加します。

ポイント

  • パイプの引数は、テンプレート内で直接指定するか、テンプレート変数を使用して渡すことができます。
  • パイプの引数は、パイプの定義で指定した順序で渡す必要があります。



import { Pipe, PipeTransform } from '@angular/core';

@Pipe({
  name: 'formatNumber'
})
export class FormatNumberPipe implements PipeTransform {
  transform(   value: number, decimalPlaces: number, currency: string): string {
    return value.toFixed(decimalPlaces) + ' ' + currency;
  }
}
<p>{{ 1234.56 | formatNumber:2:'USD' }}</p>



直接引数を渡す

  • テンプレート内でパイプを呼び出すときに、パイプ名後に必要な引数を直接指定します。
<p>{{ myValue | myPipe:arg1:arg2 }}</p>

テンプレート変数を使用する

  • テンプレート内で変数を定義し、その変数に引数を代入します。その後、パイプを呼び出すときに変数を渡します。
<p>
  <ng-container *let="myArg1 = arg1; let myArg2 = arg2">
    {{ myValue | myPipe:myArg1:myArg2 }}
  </ng-container>
</p>

パイプのクラス内で引数をデフォルト値に設定する

  • パイプのクラス内で、引数のデフォルト値を設定します。これにより、テンプレート内で引数を指定しなくても、デフォルト値が使用されます。
import { Pipe, PipeTransform } from '@angular/core';

@Pipe({
  name: 'myPipe'
})
export class MyPipe implements PipeTransform {
  transform(value: any, a   rg1: any = 'defaultArg1', arg2: any = 'defaultArg2'): any {
    // パイプの変換ロジック
    return value + arg1 + arg2;
  }
}
<p>{{ myValue | myPipe }}</p>

パイプのクラス内で引数をオプションにする

  • パイプのクラス内で、引数をオプションにするために?演算子を使用します。これにより、テンプレート内で引数を指定しない場合でも、パイプは正常に動作します。
import { Pipe, PipeTransform } from '@angular/core';

@Pipe({
  name: 'myPipe'
})
export class MyPipe implements PipeTransform {
  transform(value: any, a   rg1?: any, arg2?: any): any {
    // パイプの変換ロジック
    return value + (arg1 || 'defaultArg1') + (arg2 || 'defaultArg2');
  }
}
<p>{{ myValue | myPipe }}</p>

javascript angular angular2-pipe



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