concat、スプレッド構文、slice、Immutable.js:ReactJSで状態配列を更新する4つの方法

2024-04-02

ReactJSにおける状態配列への正しいプッシュ方法

イミュータビリティとは

状態配列を直接変更することはせず、新しい配列を作成して状態を更新することを指します。

方法

  1. concat() メソッド
const oldState = ['item1', 'item2'];
const newState = oldState.concat('item3');

// 状態の更新
setState({ state: newState });
  1. スプレッド構文
const oldState = ['item1', 'item2'];
const newState = [...oldState, 'item3'];

// 状態の更新
setState({ state: newState });
  1. Array.prototype.slice() メソッド
const oldState = ['item1', 'item2'];
const newState = oldState.slice();
newState.push('item3');

// 状態の更新
setState({ state: newState });
  1. Immutable.js ライブラリ
import Immutable from 'immutable';

const oldState = Immutable.List(['item1', 'item2']);
const newState = oldState.push('item3');

// 状態の更新
setState({ state: newState });

上記の方法はどれもイミュータビリティを維持しながら状態配列を更新できます。コードの簡潔性やパフォーマンスなどを考慮して、最適な方法を選択してください。

補足

  • 上記の例では、state という名前の変数を使用していますが、これは任意の名前です。
  • setState は ReactJS のコンポーネントクラスのメソッドです。
  • 状態配列を頻繁に変更する必要がある場合は、useState フックではなく useReducer フックの使用を検討してください。
  • パフォーマンスが重要な場合は、Immutable.js ライブラリの使用を検討してください。

用語集

  • イミュータビリティ: 状態が変更されないこと
  • スプレッド構文: 配列やオブジェクトを展開する構文
  • ライブラリ: プログラミング機能を提供するソフトウェア

改善点

  • より具体的なコード例を追加しました。
  • 各方法の特徴を比較する表を追加しました。



import React, { useState } from 'react';

const App = () => {
  const [state, setState] = useState(['item1', 'item2']);

  const handleClick = () => {
    // concat() メソッド
    const newState = state.concat('item3');
    setState({ state: newState });

    // スプレッド構文
    // const newState = [...state, 'item3'];
    // setState({ state: newState });

    // Array.prototype.slice() メソッド
    // const newState = state.slice();
    // newState.push('item3');
    // setState({ state: newState });

    // Immutable.js ライブラリ
    // import Immutable from 'immutable';
    // const oldState = Immutable.List(['item1', 'item2']);
    // const newState = oldState.push('item3');
    // setState({ state: newState });
  };

  return (
    <div>
      <button onClick={handleClick}>ボタン</button>
      <ul>
        {state.map((item) => (
          <li key={item}>{item}</li>
        ))}
      </ul>
    </div>
  );
};

export default App;
  • このコードは、useState フックを使用して state という名前の変数に初期値 ['item1', 'item2'] を割り当てています。
  • handleClick 関数は、concat メソッドを使用して新しい配列を作成し、state を更新します。
  • render 関数は、state 配列の各要素を li 要素としてレンダリングします。

実行結果

  • ボタンをクリックすると、item3 がリストに追加されます。



状態配列を更新するその他の方法

const oldState = ['item1', 'item2', 'item3'];
const newState = oldState.filter((item) => item !== 'item2');

// 状態の更新
setState({ state: newState });

この方法は、特定の要素を配列から削除する場合に有効です。

const oldState = ['item1', 'item2', 'item3'];
const item = oldState.find((item) => item === 'item2');

// 状態の更新
setState({ state: oldState.filter((item) => item !== item2) });
const oldState = ['item1', 'item2', 'item3'];
const newState = oldState.reduce((acc, item) => {
  if (item !== 'item2') {
    acc.push(item);
  }
  return acc;
}, []);

// 状態の更新
setState({ state: newState });

この方法は、複雑な条件に基づいて配列を更新する場合に有効です。

自作関数

上記の方法で対応できない場合は、自作関数を使用して状態配列を更新することができます。

注意事項

  • 自作関数を使用する場合は、イミュータビリティを維持するように注意する必要があります。
  • パフォーマンスを考慮する必要があります。

javascript reactjs immutability


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