IE11でAngular 2のGET呼び出しキャッシュを防ぐ:2つの方法とその他

2024-07-27

IE11 で Angular 2 の GET 呼び出しのキャッシュを防ぐ

この問題を解決するには、以下の 2 つの方法があります。

HTTP ヘッダーを使用する

HTTP ヘッダーを使用して、IE11 にキャッシュを無効化するように指示することができます。これを行うには、以下のコードのように HttpClient サービスの headers オプションを使用します。

import { HttpClient, HttpHeaders } from '@angular/common/http';

const headers = new HttpHeaders({
  'Cache-Control': 'no-cache, no-store, must-revalidate, post-check=0, pre-check=0',
  'Pragma': 'no-cache',
  'Expires': '0'
});

this.http.get('https://api.example.com/data', { headers: headers })
  .subscribe(data => {
    console.log(data);
  });

このコードは、以下のヘッダーを GET 要求に追加します。

  • Expires: キャッシュの有効期限を 0 に設定します。
  • Pragma: IE 固有のキャッシュ制御ヘッダーです。
  • Cache-Control: ブラウザにキャッシュを無効化するように指示します。

HTTP インターセプターを使用する

HTTP インターセプターを使用して、すべての GET 要求にキャッシュ無効化ヘッダーを追加することができます。これを行うには、以下のコードのように HttpInterceptor インターフェースを実装する必要があります。

import { Injectable } from '@angular/core';
import { HttpRequest, HttpResponse, HttpHandler, HttpEvent } from '@angular/common/http';

@Injectable()
export class CacheInterceptor implements HttpInterceptor {

  intercept(req: HttpRequest<any>, next: HttpHandler): HttpEvent<any> {
    const headers = req.headers.set('Cache-Control', 'no-cache, no-store, must-revalidate, post-check=0, pre-check=0');
    headers.set('Pragma', 'no-cache');
    headers.set('Expires', '0');

    const modifiedReq = req.clone({ headers });
    return next.handle(modifiedReq);
  }
}

このコードは、すべての GET 要求に Cache-Control, Pragma, Expires ヘッダーを追加します。

このインターセプターをアプリケーションで使用するには、以下のコードのように providers 配列に登録する必要があります。

{
  provide: HTTP_INTERCEPTORS,
  useClass: CacheInterceptor,
  multi: true
}

これらの方法のいずれかを使用することで、IE11 が Angular 2 の GET 呼び出しをキャッシュすることを防ぐことができます。

注意事項

  • キャッシュを無効化すると、パフォーマンスが低下する可能性があります。
  • IE11 以外のブラウザでは、これらのヘッダーは必要ありません。
  • 上記のコードは、Angular 2 と TypeScript を使用していることを前提としています。



import { Component, OnInit } from '@angular/core';
import { HttpClient, HttpHeaders } from '@angular/common/http';

@Component({
  selector: 'app-root',
  templateUrl: './app.component.html',
  styleUrls: ['./app.component.css']
})
export class AppComponent implements OnInit {

  constructor(private http: HttpClient) { }

  ngOnInit() {
    const headers = new HttpHeaders({
      'Cache-Control': 'no-cache, no-store, must-revalidate, post-check=0, pre-check=0',
      'Pragma': 'no-cache',
      'Expires': '0'
    });

    this.http.get('https://api.example.com/data', { headers: headers })
      .subscribe(data => {
        console.log(data);
      });
  }
}

このコードは、以下のことを行います。

  1. HttpClient サービスをインジェクションします。
  2. Cache-Control, Pragma, Expires ヘッダーを含む HttpHeaders オブジェクトを作成します。
  3. https://api.example.com/data エンドポイントへの GET 要求を作成します。
  4. headers オプションを使用して、作成した HttpHeaders オブジェクトを GET 要求に設定します。
  5. GET 要求をサブスクライブし、応答をコンソールに出力します。
import { Injectable } from '@angular/core';
import { HttpRequest, HttpResponse, HttpHandler, HttpEvent } from '@angular/common/http';

@Injectable()
export class CacheInterceptor implements HttpInterceptor {

  intercept(req: HttpRequest<any>, next: HttpHandler): HttpEvent<any> {
    const headers = req.headers.set('Cache-Control', 'no-cache, no-store, must-revalidate, post-check=0, pre-check=0');
    headers.set('Pragma', 'no-cache');
    headers.set('Expires', '0');

    const modifiedReq = req.clone({ headers });
    return next.handle(modifiedReq);
  }
}
import { NgModule } from '@angular/core';
import { BrowserModule } from '@angular/platform-browser';
import { HttpClientModule, HTTP_INTERCEPTORS } from '@angular/common/http';
import { AppComponent } from './app.component';
import { CacheInterceptor } from './cache.interceptor';

@NgModule({
  declarations: [
    AppComponent
  ],
  imports: [
    BrowserModule,
    HttpClientModule
  ],
  providers: [
    {
      provide: HTTP_INTERCEPTORS,
      useClass: CacheInterceptor,
      multi: true
    }
  ],
  bootstrap: [AppComponent]
})
export class AppModule { }
  1. CacheInterceptor クラスを作成します。
  2. intercept メソッドを実装します。このメソッドは、すべての HTTP 要求を処理します。
  3. req オブジェクトのコピーを作成し、新しい HttpHeaders オブジェクトを設定します。
  4. next.handle メソッドを使用して、変更された要求を処理します。
  5. AppModule クラスを作成します。
  6. CacheInterceptor サービスを providers 配列に登録します。



GET 要求に ?ts= パラメータを追加することで、IE11 にキャッシュを無効化するように指示することができます。このパラメータには、現在時刻のタイムスタンプを設定する必要があります。

const url = 'https://api.example.com/data?ts=' + Date.now();

this.http.get(url)
  .subscribe(data => {
    console.log(data);
  });

サーバー側でキャッシュ制御ヘッダーを設定する

サーバー側で Cache-Control, Pragma, Expires ヘッダーを設定することで、IE11 にキャッシュを無効化するように指示することができます。これを行うには、Web サーバーの設定を変更する必要があります。

クライアント側でキャッシュを無効化するライブラリを使用する

no-cache というライブラリを使用して、クライアント側でキャッシュを無効化することができます。このライブラリは、すべての GET 要求に Cache-Control: no-cache ヘッダーを追加します。

import { Injectable } from '@angular/core';
import { HttpClient, HttpHeaders } from '@angular/common/http';
import { NoCacheService } from 'no-cache';

@Injectable()
export class AppComponent {

  constructor(private http: HttpClient, private noCache: NoCacheService) { }

  ngOnInit() {
    this.noCache.start();

    this.http.get('https://api.example.com/data')
      .subscribe(data => {
        console.log(data);
      });
  }

  ngOnDestroy() {
    this.noCache.stop();
  }
}
  • 上記の方法は、すべての状況でうまくいくとは限りません。

IE11 で Angular 2 の GET 呼び出しのキャッシュを防ぐには、いくつかの方法があります。どの方法を使用するかは、状況によって異なります。


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