jQueryで子要素を取得する方法:children(), find()を徹底解説

2024-05-20

jQuery で第二子要素を取得する方法

children() メソッド

children() メソッドは、直近の子要素のみを取得します。引数にセレクタを指定することで、特定の子要素のみを抽出することも可能です。

// 親要素の ID が "parent" で、2 番目の子要素を取得
const secondChild = $("#parent").children().eq(1);

find() メソッド

find() メソッドは、子孫要素すべてを対象に検索を行います。children() メソッドと異なり、何世代目の子要素でも取得できます。引数にセレクタを指定することで、条件に合致する要素を抽出できます。

// 親要素の ID が "parent" で、2 番目の要素を取得
const secondChild = $("#parent").find(":nth-child(2)");

補足

  • 上記の例では、ID を使ったセレクタを使用していますが、クラス名や属性セレクタなど、他のセレクタも同様に使用できます。
  • 複数の要素を取得したい場合は、each() メソッドと組み合わせて処理することができます。

    上記以外にも、状況に応じて様々な方法で第二子要素を取得することができます。ご自身の目的に合った方法を選択してください。




    jQuery で第二子要素を取得するサンプルコード

    children() メソッドを使ったサンプルコード

    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
      <title>jQuery で第二子要素を取得</title>
      <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
    </head>
    <body>
      <ul id="parent">
        <li>1 番目の子要素</li>
        <li>2 番目の子要素</li>
        <li>3 番目の子要素</li>
      </ul>
    
      <script>
        $(document).ready(function() {
          // 親要素の ID が "parent" で、2 番目の子要素を取得
          const secondChild = $("#parent").children().eq(1);
    
          // 取得した要素の背景色を青色に変更
          secondChild.css("background-color", "blue");
        });
      </script>
    </body>
    </html>
    

    解説

    1. <ul> 要素に id="parent" という ID を設定します。
    2. $(document).ready(function(){}) 内で、以下の処理を実行します。
      • $("#parent").children().eq(1); で、ID が "parent" の要素の子要素のうち、2 番目の要素を取得します。
      • secondChild.css("background-color", "blue"); で、取得した要素の背景色を青色に変更します。

    find() メソッドを使ったサンプルコード

    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
      <title>jQuery で第二子要素を取得</title>
      <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
    </head>
    <body>
      <ul id="parent">
        <li>1 番目の子要素</li>
        <li>2 番目の子要素</li>
        <li>3 番目の子要素</li>
      </ul>
    
      <script>
        $(document).ready(function() {
          // 親要素の ID が "parent" で、2 番目の要素を取得
          const secondChild = $("#parent").find(":nth-child(2)");
    
          // 取得した要素の背景色を青色に変更
          secondChild.css("background-color", "blue");
        });
      </script>
    </body>
    </html>
    
    1. 上記の children() メソッドを使ったサンプルコードと HTML は同じです。
    • 上記の例では、li 要素を第二子要素として取得していますが、他の要素でも同様に取得できます。
    • セレクタを工夫することで、より複雑な条件で第二子要素を取得することも可能です。



    jQuery で第二子要素を取得するその他の方法

    eq() メソッドは、jQuery オブジェクト内の特定のインデックスの要素を取得します。

    // 親要素の ID が "parent" で、2 番目の子要素を取得
    const secondChild = $("#parent").children().eq(1);
    

    filter() メソッドは、jQuery オブジェクト内の要素を条件に絞り込みます

    // 親要素の ID が "parent" で、2 番目の子要素を取得
    const secondChild = $("#parent").children().filter(function(index) {
      return index === 1;
    });
    

    first() と last() メソッド

    first() メソッドは、jQuery オブジェクト内の最初の要素を取得します。last() メソッドは 最後の要素を取得します。

    // 親要素の ID が "parent" で、2 番目の子要素を取得
    const secondChild = $("#parent").children().first().next();
    

    スライス操作

    jQuery オブジェクトは配列として扱えるため、スライス操作を使って第二子要素を取得することもできます。

    // 親要素の ID が "parent" で、2 番目の子要素を取得
    const secondChild = $("#parent").children().slice(1, 2);
    

    注意点

    上記の方法を使用する場合は、以下の点に注意する必要があります。

    • eq() メソッド、filter() メソッド、スライス操作は、直下の子要素のみを対象とします。
    • first().next() のような方法を使用する場合は、要素の順番が変更される可能性があります。

    jQuery で第二子要素を取得する方法には、様々な選択肢があります。状況に応じて、最適な方法を選択してください。


      jquery jquery-selectors


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