Angular 2 router.navigate でコンポーネント間をナビゲートする方法

2024-09-17

Angular 2 router.navigate のプログラミング解説

基本的な使用方法

import { Router } from '@angular/router';

constructor(private router: Router) { }

navigateTo(path: string) {
  this.router.navigate([path]);
}

このコードは、path パラメータで指定されたコンポーネントにナビゲートします。

パラメータの渡し方

コンポーネントにパラメータを渡すには、queryParams オプションを使用します。

navigateTo(path: string, queryParams: any) {
  this.router.navigate([path], { queryParams });
}

相対パスによるナビゲート

現在のコンポーネントから相対パスでナビゲートするには、./ 接頭辞を使用します。

navigateTo('./child-component');

アプリケーションのルートからの絶対パスでナビゲートするには、'/' 接頭辞を使用します。

navigateTo('/home');

プログラムによるナビゲート

router.navigate メソッドは、任意のタイミングでナビゲートに使用できます。たとえば、ボタンをクリックしたときにナビゲートしたり、条件に応じてナビゲートしたりできます。

navigateToHome() {
  this.router.navigate(['/home']);
}

例

次の例は、router.navigate メソッドを使用して、UserListComponent と UserDetailsComponent の間をナビゲートする方法を示します。

// UserListComponent.ts

import { Component, OnInit } from '@angular/core';
import { Router } from '@angular/router';
import { UserService } from '../services/user.service';

@Component({
  selector: 'app-user-list',
  templateUrl: './user-list.component.html',
  styleUrls: ['./user-list.component.css']
})
export class UserListComponent implements OnInit {

  users: User[];

  constructor(private router: Router, private userService: UserService) { }

  ngOnInit() {
    this.userService.getUsers().subscribe(users => this.users = users);
  }

  onUserClick(user: User) {
    this.router.navigate(['/users', user.id]);
  }
}

// UserDetailsComponent.ts

import { Component, OnInit } from '@angular/core';
import { ActivatedRoute } from '@angular/router';
import { UserService } from '../services/user.service';

@Component({
  selector: 'app-user-details',
  templateUrl: './user-details.component.html',
  styleUrls: ['./user-details.component.css']
})
export class UserDetailsComponent implements OnInit {

  user: User;

  constructor(private route: ActivatedRoute, private userService: UserService) { }

  ngOnInit() {
    const id = parseInt(this.route.snapshot.paramMap.get('id'));
    this.userService.getUser(id).subscribe(user => this.user = user);
  }
}

この例では、UserListComponent でユーザーをクリックすると、UserDetailsComponent にナビゲートします。UserDetailsComponent は、ActivatedRoute サービスを使用して、ナビゲーションパラメータからユーザー ID を取得します。



import { NgModule } from '@angular/core';
import { RouterModule, Routes } from '@angular/router';
import { UserListComponent } from './user-list/user-list.component';
import { UserDetailsComponent } from './user-details/user-details.component';

const routes: Routes = [
  { path: '', component: UserListComponent },
  { path: 'users/:id', component: UserDetailsComponent }
];

@NgModule({
  imports: [RouterModule.forRoot(routes)],
  exports: [RouterModule]
})
export class AppModule { }

user-list.component.html

<ul>
  <li *ngFor="let user of users" (click)="onUserClick(user)">
    {{ user.name }}
  </li>
</ul>

import { Component, OnInit } from '@angular/core';
import { Router } from '@angular/router';
import { UserService } from '../services/user.service';

@Component({
  selector: 'app-user-list',
  templateUrl: './user-list.component.html',
  styleUrls: ['./user-list.component.css']
})
export class UserListComponent implements OnInit {

  users: User[];

  constructor(private router: Router, private userService: UserService) { }

  ngOnInit() {
    this.userService.getUsers().subscribe(users => this.users = users);
  }

  onUserClick(user: User) {
    this.router.navigate(['/users', user.id]);
  }
}

<h2>{{ user.name }}</h2>

<p>{{ user.email }}</p>

import { Component, OnInit } from '@angular/core';
import { ActivatedRoute } from '@angular/router';
import { UserService } from '../services/user.service';

@Component({
  selector: 'app-user-details',
  templateUrl: './user-details.component.html',
  styleUrls: ['./user-details.component.css']
})
export class UserDetailsComponent implements OnInit {

  user: User;

  constructor(private route: ActivatedRoute, private userService: UserService) { }

  ngOnInit() {
    const id = parseInt(this.route.snapshot.paramMap.get('id'));
    this.userService.getUser(id).subscribe(user => this.user = user);
  }
}

user.service.ts

import { Injectable } from '@angular/core';
import { HttpClient } from '@angular/common/http';

@Injectable({
  providedIn: 'root'
})
export class UserService {

  constructor(private http: HttpClient) { }

  getUsers() {
    return this.http.get<User[]>('https://jsonplaceholder.typicode.com/users');
  }

  getUser(id: number) {
    return this.http.get<User>(`https://jsonplaceholder.typicode.com/users/${id}`);
  }
}
  1. このコードを新しい Angular プロジェクトにコピーします。
  2. npm install コマンドを実行して、必要な依存関係をインストールします。
  3. ng serve コマンドを実行して、アプリケーションを実行します。
  4. ブラウザで http://localhost:4200 にアクセスします。
  5. Users リンクをクリックすると、UserListComponent が表示されます。
  6. ユーザー名のいずれかをクリックすると、UserDetailsComponent が表示されます。
  • 独自の API エンドポイントを使用して、ユーザーのデータを取得できます。
  • ユーザーの詳細ページにさらに情報を追加できます。
  • ナビゲーションバーを追加して、アプリケーション内の他のコンポーネントにナビゲートできるようにします。


RouterLink ディレクティブは、テンプレート内でナビゲートに使用できます。

<a routerLink="/users">Users</a>

このコードは、Users リンクをクリックすると UserDetailsComponent にナビゲートします。

ActivatedRoute サービス

ActivatedRoute サービスは、現在のナビゲーションルートに関する情報にアクセスするために使用できます。

import { Component, OnInit } from '@angular/core';
import { ActivatedRoute } from '@angular/router';

@Component({
  selector: 'app-user-details',
  templateUrl: './user-details.component.html',
  styleUrls: ['./user-details.component.css']
})
export class UserDetailsComponent implements OnInit {

  id: number;

  constructor(private route: ActivatedRoute) { }

  ngOnInit() {
    this.id = parseInt(this.route.snapshot.paramMap.get('id'));
  }
}

このコードは、id 変数に現在のナビゲーションルートからのユーザー ID を格納します。

Location サービス

Location サービスは、現在の URL を取得および変更するために使用できます。

import { Component, OnInit } from '@angular/core';
import { Location } from '@angular/common';

@Component({
  selector: 'app-user-details',
  templateUrl: './user-details.component.html',
  styleUrls: ['./user-details.component.css']
})
export class UserDetailsComponent implements OnInit {

  constructor(private location: Location) { }

  goBack() {
    this.location.back();
  }
}

このコードは、goBack メソッドがブラウザの戻るボタンと同じように動作するようにします。

Window オブジェクト

window オブジェクトを使用して、JavaScript でネイティブにナビゲートすることもできます。

window.location.href = '/users';

このコードは、Users ページにナビゲートします。

どの方法を選択する必要がありますか？

使用する方法は、要件によって異なります。

  • テンプレート内でナビゲートする場合は、RouterLink ディレクティブを使用します。
  • 現在のナビゲーションルートに関する情報にアクセスする必要がある場合は、ActivatedRoute サービスを使用します。
  • 現在の URL を取得または変更する必要がある場合は、Location サービスを使用します。
  • JavaScript でネイティブにナビゲートする必要がある場合は、window オブジェクトを使用します。

javascript angular angular2-routing


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