Angular 2 でコンポーネント メソッドを使用して TypeScript オブジェクトを JSON に変換する方法
Angular 2 で TypeScript オブジェクトを JSON に変換する方法
JSON.stringify() を使用する
これは、最も簡単で一般的な方法です。以下のコード例のように、JSON.stringify()
関数を使用して、オブジェクトを JSON 文字列に変換できます。
import { Injectable } from '@angular/core';
@Injectable()
export class JsonService {
constructor() { }
toJson(obj: any) {
return JSON.stringify(obj);
}
}
このコードでは、toJson
という名前の関数が定義されています。この関数は、obj
という引数を受け取り、その引数を JSON 文字列に変換して返します。
toJSON() メソッドを使用する
一部のオブジェクトは、toJSON()
メソッドを持っている場合があります。このメソッドを使用すると、オブジェクトを JSON に変換する方法を独自に定義できます。
class Person {
name: string;
age: number;
constructor(name: string, age: number) {
this.name = name;
this.age = age;
}
toJSON() {
return {
name: this.name,
age: this.age
};
}
}
let person = new Person('John Doe', 30);
let jsonString = JSON.stringify(person);
console.log(jsonString); // Output: {"name":"John Doe","age":30}
このコード例では、Person
という名前のクラスが定義されています。このクラスには、name
と age
という 2 つのプロパティがあります。toJSON()
メソッドも定義されており、このメソッドは、オブジェクトを JSON オブジェクトに変換して返します。
post
リクエストで JSON を送信する
JSON.stringify()
で変換した JSON 文字列を、post
リクエストで送信するには、以下の手順を実行する必要があります。
HttpClient
サービスをインポートします。post()
メソッドを使用して、post
リクエストを作成します。- リクエストのオプションに、
headers
プロパティを設定します。 headers
プロパティに、Content-Type: application/json
というヘッダーを追加します。- リクエストの本文に、JSON 文字列を渡します。
以下のコード例は、post
リクエストを使用して JSON データをサーバーに送信する方法を示しています。
import { HttpClient } from '@angular/common/http';
constructor(private http: HttpClient) { }
postData() {
const data = {
name: 'John Doe',
age: 30
};
const headers = new HttpHeaders({
'Content-Type': 'application/json'
});
this.http.post('https://api.example.com/data', data, { headers: headers })
.subscribe(response => {
console.log(response);
}, error => {
console.error(error);
});
}
このコード例では、postData()
という名前の関数が定義されています。この関数は、data
というオブジェクトを作成し、headers
オブジェクトを作成して Content-Type
ヘッダーを設定します。次に、http.post()
メソッドを使用して、https://api.example.com/data
エンドポイントに post
リクエストを送信します。リクエストの本文には、JSON 文字列が渡されます。
このコードは、基本的な例です。実際のアプリケーションでは、エラー処理や認証などの追加機能が必要になる場合があります。
app
|-- components
|-- my-component.component.ts
|-- services
|-- json.service.ts
|-- app.module.ts
|-- app.component.html
|-- app.component.ts
|-- app.css
|-- package.json
|-- tsconfig.json
|-- README.md
package.json
{
"name": "my-app",
"version": "0.0.1",
"scripts": {
"ng": "ng",
"start": "ng serve",
"test": "ng test"
},
"dependencies": {
"@angular/common": "^14.0.0",
"@angular/compiler": "^14.0.0",
"@angular/core": "^14.0.0",
"@angular/forms": "^14.0.0",
"@angular/http": "^7.2.5", // Angular 8 以前を使用している場合は、この行を削除してください
"@angular/platform-browser": "^14.0.0",
"@angular/platform-browser-dynamic": "^14.0.0",
"@angular/router": "^14.0.0",
"rxjs": "^6.8.0",
"typescript": "~4.6.3"
},
"devDependencies": {
"@angular/cli": "^14.0.0",
"@types/jasmine": "^3.10.0",
"@types/node": "^18.0.0",
"jasmine": "^4.0.0",
"jasmine-core": "~4.1.0",
"karma": "^8.2.0",
"karma-chrome-launcher": "^3.3.0",
"karma-jasmine": "^4.3.0",
"karma-spec-reporter": "^6.0.1",
"ts-node": "^10.8.0"
}
}
tsconfig.json
{
"compilerOptions": {
"target": "es6",
"module": "commonjs",
"outDir": "./dist",
"strict": true,
"esModuleInterop": true,
"forceConsistentCasingInFileNames": true,
"stripWhitespace": "charset",
"emitDecoratorMetadata": true,
"experimentalDecorators": true,
"skipLibCheck": true,
"sourceMap": true,
"inlineSourceMaps": false,
"tsconfig.json": true,
"moduleResolution": "node",
"baseUrl": "./",
"paths": {
"@angular/*": ["node_modules/@angular/*"]
},
"typeRoots": [
"./node_modules/@types"
]
},
"include": [
"src/**/*.ts"
],
"exclude": [
"node_modules",
"**/*.spec.ts"
]
}
app.module.ts
import { NgModule } from '@angular/core';
import { BrowserModule } from '@angular/platform-browser';
import { AppComponent } from './app.component';
import { MyComponentComponent } from './components/my-component.component';
import { JsonService } from './services/json.service';
import { HttpClientModule } from '@angular/common/http';
@NgModule({
declarations: [
AppComponent,
MyComponentComponent
],
imports: [
BrowserModule,
HttpClientModule
],
providers: [JsonService],
bootstrap: [AppComponent]
})
export class AppModule { }
app.component.ts
import { Component } from '@angular/core';
@Component({
selector: 'app-root',
templateUrl: './app.component.html',
styleUrls: ['./app.component.css']
})
export class AppComponent {
title = 'Angular JSON POST Example';
}
<my-component></my-component>
@angular/core
モジュールには、toJSON()
メソッドが用意されています。このメソッドを使用して、コンポーネント バインディングやテンプレート内でオブジェクトを JSON に変換できます。
import { Component } from '@angular/core';
@Component({
selector: 'my-component',
template: `
<p>{{ person | json }}</p>
`
})
export class MyComponent {
person = {
name: 'John Doe',
age: 30
};
}
このコード例では、person
プロパティがテンプレート内で json
パイプを使用して JSON に変換されます。
ロジックをコンポーネント メソッドにカプセル化する
ロジックをコンポーネント メソッドにカプセル化することで、テンプレートをクリーンに保ち、コードをよりテストしやすくなります。
import { Component } from '@angular/core';
@Component({
selector: 'my-component',
template: `
<p>{{ getPersonJson() }}</p>
`
})
export class MyComponent {
person = {
name: 'John Doe',
age: 30
};
getPersonJson() {
return JSON.stringify(this.person);
}
}
このコード例では、getPersonJson()
メソッドが定義され、そのメソッドを使用して person
プロパティを JSON に変換し、テンプレート内で返されます。
カスタム パイプを作成する
カスタム パイプを作成することで、テンプレート内でオブジェクトを JSON に変換する方法を独自に定義できます。
import { Pipe, PipeTransform } from '@angular/core';
@Pipe({
name: 'toJson'
})
export class ToJsonPipe implements PipeTransform {
transform(value: any): string {
return JSON.stringify(value);
}
}
<p>{{ person | toJson }}</p>
このコード例では、toJson
という名前のパイプが定義されています。このパイプを使用して、テンプレート内で任意のオブジェクトを JSON に変換できます。
TypeScript オブジェクトを JSON に変換するには、さまざまな方法があります。どの方法を使用するかは、特定のニーズと好みによって異なります。
- シンプルで汎用性の高い方法は、
JSON.stringify()
関数を使用することです。 - オブジェクトを JSON に変換する方法を独自に定義したい場合は、
toJSON()
メソッドまたはカスタム パイプを使用できます。 - コンポーネント テンプレートをクリーンに保ちたい場合は、ロジックをコンポーネント メソッドにカプセル化できます。
json post typescript