Angular 2 でコンポーネント メソッドを使用して TypeScript オブジェクトを JSON に変換する方法

2024-07-27

Angular 2 で TypeScript オブジェクトを JSON に変換する方法

JSON.stringify() を使用する

これは、最も簡単で一般的な方法です。以下のコード例のように、JSON.stringify() 関数を使用して、オブジェクトを JSON 文字列に変換できます。

import { Injectable } from '@angular/core';

@Injectable()
export class JsonService {

  constructor() { }

  toJson(obj: any) {
    return JSON.stringify(obj);
  }
}

このコードでは、toJson という名前の関数が定義されています。この関数は、obj という引数を受け取り、その引数を JSON 文字列に変換して返します。

toJSON() メソッドを使用する

一部のオブジェクトは、toJSON() メソッドを持っている場合があります。このメソッドを使用すると、オブジェクトを JSON に変換する方法を独自に定義できます。

class Person {
  name: string;
  age: number;

  constructor(name: string, age: number) {
    this.name = name;
    this.age = age;
  }

  toJSON() {
    return {
      name: this.name,
      age: this.age
    };
  }
}

let person = new Person('John Doe', 30);
let jsonString = JSON.stringify(person);
console.log(jsonString); // Output: {"name":"John Doe","age":30}

このコード例では、Person という名前のクラスが定義されています。このクラスには、nameage という 2 つのプロパティがあります。toJSON() メソッドも定義されており、このメソッドは、オブジェクトを JSON オブジェクトに変換して返します。

post リクエストで JSON を送信する

JSON.stringify() で変換した JSON 文字列を、post リクエストで送信するには、以下の手順を実行する必要があります。

  1. HttpClient サービスをインポートします。
  2. post() メソッドを使用して、post リクエストを作成します。
  3. リクエストのオプションに、headers プロパティを設定します。
  4. headers プロパティに、Content-Type: application/json というヘッダーを追加します。
  5. リクエストの本文に、JSON 文字列を渡します。

以下のコード例は、post リクエストを使用して JSON データをサーバーに送信する方法を示しています。

import { HttpClient } from '@angular/common/http';

constructor(private http: HttpClient) { }

postData() {
  const data = {
    name: 'John Doe',
    age: 30
  };

  const headers = new HttpHeaders({
    'Content-Type': 'application/json'
  });

  this.http.post('https://api.example.com/data', data, { headers: headers })
    .subscribe(response => {
      console.log(response);
    }, error => {
      console.error(error);
    });
}

このコード例では、postData() という名前の関数が定義されています。この関数は、data というオブジェクトを作成し、headers オブジェクトを作成して Content-Type ヘッダーを設定します。次に、http.post() メソッドを使用して、https://api.example.com/data エンドポイントに post リクエストを送信します。リクエストの本文には、JSON 文字列が渡されます。

このコードは、基本的な例です。実際のアプリケーションでは、エラー処理や認証などの追加機能が必要になる場合があります。




app
  |-- components
    |-- my-component.component.ts
  |-- services
    |-- json.service.ts
  |-- app.module.ts
  |-- app.component.html
  |-- app.component.ts
  |-- app.css
|-- package.json
|-- tsconfig.json
|-- README.md

package.json

{
  "name": "my-app",
  "version": "0.0.1",
  "scripts": {
    "ng": "ng",
    "start": "ng serve",
    "test": "ng test"
  },
  "dependencies": {
    "@angular/common": "^14.0.0",
    "@angular/compiler": "^14.0.0",
    "@angular/core": "^14.0.0",
    "@angular/forms": "^14.0.0",
    "@angular/http": "^7.2.5", // Angular 8 以前を使用している場合は、この行を削除してください
    "@angular/platform-browser": "^14.0.0",
    "@angular/platform-browser-dynamic": "^14.0.0",
    "@angular/router": "^14.0.0",
    "rxjs": "^6.8.0",
    "typescript": "~4.6.3"
  },
  "devDependencies": {
    "@angular/cli": "^14.0.0",
    "@types/jasmine": "^3.10.0",
    "@types/node": "^18.0.0",
    "jasmine": "^4.0.0",
    "jasmine-core": "~4.1.0",
    "karma": "^8.2.0",
    "karma-chrome-launcher": "^3.3.0",
    "karma-jasmine": "^4.3.0",
    "karma-spec-reporter": "^6.0.1",
    "ts-node": "^10.8.0"
  }
}

tsconfig.json

{
  "compilerOptions": {
    "target": "es6",
    "module": "commonjs",
    "outDir": "./dist",
    "strict": true,
    "esModuleInterop": true,
    "forceConsistentCasingInFileNames": true,
    "stripWhitespace": "charset",
    "emitDecoratorMetadata": true,
    "experimentalDecorators": true,
    "skipLibCheck": true,
    "sourceMap": true,
    "inlineSourceMaps": false,
    "tsconfig.json": true,
    "moduleResolution": "node",
    "baseUrl": "./",
    "paths": {
      "@angular/*": ["node_modules/@angular/*"]
    },
    "typeRoots": [
      "./node_modules/@types"
    ]
  },
  "include": [
    "src/**/*.ts"
  ],
  "exclude": [
    "node_modules",
    "**/*.spec.ts"
  ]
}

app.module.ts

import { NgModule } from '@angular/core';
import { BrowserModule } from '@angular/platform-browser';
import { AppComponent } from './app.component';
import { MyComponentComponent } from './components/my-component.component';
import { JsonService } from './services/json.service';
import { HttpClientModule } from '@angular/common/http';

@NgModule({
  declarations: [
    AppComponent,
    MyComponentComponent
  ],
  imports: [
    BrowserModule,
    HttpClientModule
  ],
  providers: [JsonService],
  bootstrap: [AppComponent]
})
export class AppModule { }

app.component.ts

import { Component } from '@angular/core';

@Component({
  selector: 'app-root',
  templateUrl: './app.component.html',
  styleUrls: ['./app.component.css']
})
export class AppComponent {
  title = 'Angular JSON POST Example';
}
<my-component></my-component>



@angular/core モジュールには、toJSON() メソッドが用意されています。このメソッドを使用して、コンポーネント バインディングやテンプレート内でオブジェクトを JSON に変換できます。

import { Component } from '@angular/core';

@Component({
  selector: 'my-component',
  template: `
    <p>{{ person | json }}</p>
  `
})
export class MyComponent {
  person = {
    name: 'John Doe',
    age: 30
  };
}

このコード例では、person プロパティがテンプレート内で json パイプを使用して JSON に変換されます。

ロジックをコンポーネント メソッドにカプセル化する

ロジックをコンポーネント メソッドにカプセル化することで、テンプレートをクリーンに保ち、コードをよりテストしやすくなります。

import { Component } from '@angular/core';

@Component({
  selector: 'my-component',
  template: `
    <p>{{ getPersonJson() }}</p>
  `
})
export class MyComponent {
  person = {
    name: 'John Doe',
    age: 30
  };

  getPersonJson() {
    return JSON.stringify(this.person);
  }
}

このコード例では、getPersonJson() メソッドが定義され、そのメソッドを使用して person プロパティを JSON に変換し、テンプレート内で返されます。

カスタム パイプを作成する

カスタム パイプを作成することで、テンプレート内でオブジェクトを JSON に変換する方法を独自に定義できます。

import { Pipe, PipeTransform } from '@angular/core';

@Pipe({
  name: 'toJson'
})
export class ToJsonPipe implements PipeTransform {

  transform(value: any): string {
    return JSON.stringify(value);
  }
}
<p>{{ person | toJson }}</p>

このコード例では、toJson という名前のパイプが定義されています。このパイプを使用して、テンプレート内で任意のオブジェクトを JSON に変換できます。

TypeScript オブジェクトを JSON に変換するには、さまざまな方法があります。どの方法を使用するかは、特定のニーズと好みによって異なります。

  • シンプルで汎用性の高い方法は、JSON.stringify() 関数を使用することです。
  • オブジェクトを JSON に変換する方法を独自に定義したい場合は、toJSON() メソッドまたはカスタム パイプを使用できます。
  • コンポーネント テンプレートをクリーンに保ちたい場合は、ロジックをコンポーネント メソッドにカプセル化できます。

json post typescript



JSONの日時フォーマット:JavaScriptとPython間の互換性を確保する方法

JSONは軽量なデータ交換フォーマットとして広く利用されています。JavaScriptとPythonは主要なプログラミング言語であり、JSONとの互換性も備えています。しかし、両言語における日時の扱いには違いがあり、データの受け渡しで問題が発生する可能性があります。...


JSONをオブジェクトに変換する方法:JSON.parse()メソッドとその他の方法

JSON (JavaScript Object Notation) は、軽量なデータ交換形式です。JavaScriptのオブジェクトリテラルをベースに作られており、人間が読み書きしやすいように設計されています。JavaScriptでオブジェクトをJSONに変換するには、JSON...


jQueryでAJAX成功時のJSON結果をループ処理する - 他の方法

jQueryのAJAXメソッドで非同期通信を行い、成功時に取得したJSON形式のデータをループ処理する方法について説明します。基本的な手順AJAXリクエスト:$.ajax()メソッドを使用して、サーバーに非同期リクエストを送信します。successコールバック関数で、成功時の処理を定義します。...


JavaScriptでJSONオブジェクトに新しい属性を追加する代替方法

JavaScriptでJSONオブジェクトに新しい属性(要素)を追加することは、プログラミングにおいて非常に一般的なタスクです。これは、既存のデータ構造に新しい情報を含める必要がある場合に特に有用です。オブジェクトの参照を取得:既存のJSONオブジェクトへの参照を取得します。...


JSONをHTMLに変換する

**「Display JSON as HTML」**とは、プログラミングにおいて、JavaScript Object Notation(JSON)形式のデータをHTML(HyperText Markup Language)形式に変換して、ウェブページ上に表示する処理を指します。...



SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



JavaScriptにおけるJSONの改行処理について

JavaScriptでJSONを扱う際の改行処理について説明します。**JSON (JavaScript Object Notation)**は、データの交換形式として広く使われています。JSONは、キーと値のペアを中括弧 {} で囲み、複数のペアをカンマ


JavaScriptでJSON文字列を安全に変換するコード例とガイド

JSON文字列をオブジェクトに変換するとは、JSON形式のテキストデータをJavaScriptのオブジェクトに変換する操作を指します。これにより、JSONデータの構造や値をJavaScriptで操作できるようになります。安全な変換とは、エラーが発生する可能性を最小限に抑え、信頼性の高い変換を行うことを意味します。


JavaScriptでフォーム送信のようにPOSTリクエストを行う コード例の詳細解説

JavaScriptでフォームを送信するような動作を実現する方法について説明します。フォームデータを送信する一般的な手法として、以下の2つがよく用いられます。HTMLのフォーム要素をJavaScriptで動的に作成します。フォームに送信したいデータを設定します。


JavaScript、HTML、POST を使用して、フォーム送信後に結果を表示する新しいウィンドウを開く方法

必要なものテキストエディタウェブブラウザ手順HTML ファイルを作成し、以下のコードを追加します。上記のコードは、name と email という 2 つの入力フィールドを持つフォームを作成します。result. html という名前の新しい HTML ファイルを作成し、以下のコードを追加します。


jQueryでAJAXクエリからJSONを解析できない?原因と解決策

jQueryでAJAXクエリを実行しても、サーバーから返却されたJSONデータを解析できない場合があります。原因:以下のいずれかが原因である可能性があります。JSONデータの形式が不正: 構文エラー (カンマ、括弧、二重引用符などが不足している) データ型が正しくない (文字列が数値として解釈されているなど)