CSSセレクタの違い

2024-09-28

CSSのドット(.)とハッシュ(#)の違いについて

CSSにおいて、ドット(.)とハッシュ(#)は、要素のスタイルを指定するセレクタとして使用されます。それぞれの意味と使い方は以下の通りです。

ドット(.)


  • .my-class {
      color: blue;
      font-size: 16px;
    }
    
    この場合、my-classというクラスが指定されたすべての要素に、青色のフォントサイズ16pxのスタイルが適用されます。
  • 使い方
    要素にクラス属性を指定し、そのクラス名にドットを付けてセレクタとして使用します。
  • 意味
    クラスセレクタ

ハッシュ(#)


  • #my-element {
      background-color: red;
      width: 200px;
      height: 100px;
    }
    
    この場合、my-elementというIDが指定された要素にのみ、赤い背景色と幅200px、高さ100pxのスタイルが適用されます。
  • ハッシュ(#)
    1つの要素に固有のスタイルを適用したい場合に使用します。

注意点

  • クラスセレクタは、複数の要素に同じクラス名を指定することができます。
  • IDセレクタは、1つのHTMLドキュメント内で同じID名は重複できません。



CSSセレクタの違い: ドット(.)とハッシュ(#)の具体的な例

ドット(.)を使ったクラスセレクタの例

<div class="my-class">これはクラスセレクタの例です。</div>
<div class="my-class">同じクラスを指定した要素にもスタイルが適用されます。</div>
.my-class {
  color: blue;
  font-size: 16px;
}

この場合、my-classというクラスが指定されたすべての要素に、青色のフォントサイズ16pxのスタイルが適用されます。

ハッシュ(#)を使ったIDセレクタの例

<div id="my-element">これはIDセレクタの例です。</div>
#my-element {
  background-color: red;
  width: 200px;
  height: 100px;
}

この場合、my-elementというIDが指定された要素にのみ、赤い背景色と幅200px、高さ100pxのスタイルが適用されます。




属性セレクタ

要素の属性に基づいてスタイルを指定します。


  • input[type="text"] {
      border: 1px solid #ccc;
    }
    
    この場合、type属性がtextであるすべての<input>要素に、灰色のボーダーが適用されます。

擬似クラス


  • a:hover {
      color: red;
    }
    
    この場合、<a>要素がマウスポインタでホバーされると、赤色になります。

擬似要素

要素の特定の部分をスタイル指定します。


  • p::first-letter {
      font-size: 24px;
    }
    
    この場合、<p>要素の最初の文字が24pxのフォントサイズになります。

子セレクタ

親要素の子要素をスタイル指定します。


  • ul li {
      list-style-type: none;
    }
    
    この場合、<ul>要素の子要素である<li>要素のリストスタイルを削除します。

隣接セレクタ


  • p + p {
      margin-top: 20px;
    }
    
    この場合、<p>要素の直後の<p>要素に、上マージン20pxが適用されます。

汎用セレクタ

すべての要素にスタイルを指定します。


  • * {
      margin: 0;
      padding: 0;
    }
    
    この場合、すべての要素のマージンとパディングを0に設定します。

css css-selectors



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