CSSモジュールとグローバルスタイルでReactアプリケーションをスタイリング:初心者でも安心の完全ガイド

2024-06-17

ReactアプリケーションでCSSモジュールを使ってグローバルスタイルを適用する方法

_app.jsファイルは、Reactアプリケーションのルートコンポーネントとして機能します。このファイルを使用して、アプリケーション全体に適用されるグローバルスタイルを定義できます。

import React from 'react';
import './global.css'; // グローバルスタイルを定義したCSSファイル

function MyApp({ Component, pageProps }) {
  return (
    <React.StrictMode>
      <Component {...pageProps} />
    </React.StrictMode>
  );
}

export default MyApp;

上記の例では、global.cssという名前のCSSファイルがインポートされています。このファイルには、アプリケーション全体に適用されるスタイル定義が含まれます。

styled-componentsライブラリを使用すると、コンポーネント固有のスタイルを簡単に定義できます。また、グローバルスタイルを定義するのにも使用できます。

import React from 'react';
import styled from 'styled-components';

const GlobalStyle = styled.div`
  body {
    font-family: sans-serif;
    margin: 0;
    padding: 0;
  }
`;

function MyApp() {
  return (
    <GlobalStyle>
      {/* アプリケーションのコンテンツ */}
    </GlobalStyle>
  );
}

export default MyApp;

上記の例では、GlobalStyleという名前のStyledコンポーネントが定義されています。このコンポーネントは<div>要素をレンダリングし、body要素に適用されるスタイルを定義します。

CSS ModulesclassNameプロパティを使用して、特定のコンポーネントにグローバルスタイルを適用することもできます。

import React from 'react';
import globalStyles from './global.css'; // グローバルスタイルを定義したCSSモジュール

function MyComponent() {
  return (
    <div className={globalStyles.globalClass}>
      {/* コンポーネントのコンテンツ */}
    </div>
  );
}

export default MyComponent;

上記の例では、global.cssという名前のCSSモジュールがインポートされています。このモジュールには、.globalClassという名前のCSSクラスが定義されています。このクラスは、MyComponentコンポーネントの<div>要素に適用されます。

注意事項

  • グローバルスタイルを定義する際は、CSSセレクターのスコープが広いことに注意する必要があります。他のコンポーネントのスタイルに干渉しないように、セレクターをできるだけ具体的にする必要があります。
  • グローバルスタイルの使用を控え、コンポーネント固有のスタイルに集中することをお勧めします。グローバルスタイルを使いすぎると、コードが読みづらくなり、メンテナンスが難しくなります。

これらの方法は、ReactアプリケーションでCSSモジュールを使用してグローバルスタイルを適用するためのほんの一例です。自分に合った方法を見つけて、アプリケーションをスタイリングしてください。

その他、ご参考になる情報として、以下のリソースもご紹介します。




    _app.jsファイルを使用する

    import React from 'react';
    import './global.css'; // グローバルスタイルを定義したCSSファイル
    
    function MyApp({ Component, pageProps }) {
      return (
        <React.StrictMode>
          <Component {...pageProps} />
        </React.StrictMode>
      );
    }
    
    export default MyApp;
    

    global.css

    body {
      font-family: sans-serif;
      margin: 0;
      padding: 0;
    }
    

    styled-componentsライブラリを使用する

    import React from 'react';
    import styled from 'styled-components';
    
    const GlobalStyle = styled.div`
      body {
        font-family: sans-serif;
        margin: 0;
        padding: 0;
      }
    `;
    
    function MyApp() {
      return (
        <GlobalStyle>
          {/* アプリケーションのコンテンツ */}
        </GlobalStyle>
      );
    }
    
    export default MyApp;
    

    CSS ModulesとclassNameプロパティを使用する

    import React from 'react';
    import globalStyles from './global.css'; // グローバルスタイルを定義したCSSモジュール
    
    function MyComponent() {
      return (
        <div className={globalStyles.globalClass}>
          {/* コンポーネントのコンテンツ */}
        </div>
      );
    }
    
    export default MyComponent;
    
    .globalClass {
      font-family: sans-serif;
      margin: 0;
      padding: 0;
    }
    

    これらのサンプルコードはあくまでも一例であり、状況に合わせて変更する必要があります。




    ReactアプリケーションでCSSモジュールを使ってグローバルスタイルを適用するその他の方法

    context APIを使用して、アプリケーション全体にグローバルスタイルを共有することができます。

    import React, { createContext } from 'react';
    
    const ThemeContext = createContext({
      colors: {
        primary: '#007bff',
        secondary: '#6c757d',
      },
      fonts: {
        heading: 'Arial, sans-serif',
        body: 'Helvetica, sans-serif',
      },
    });
    
    const GlobalStyle = () => {
      const { colors, fonts } = useContext(ThemeContext);
      return (
        <style jsx="true">
          {`
            body {
              font-family: ${fonts.body};
              color: ${colors.primary};
            }
          `}
        </style>
      );
    };
    
    function MyApp() {
      return (
        <ThemeProvider>
          <GlobalStyle />
          {/* アプリケーションのコンテンツ */}
        </ThemeProvider>
      );
    }
    
    export default MyApp;
    

    上記の例では、ThemeContextというコンテキストが作成されています。このコンテキストには、colorsfontsというプロパティがあり、グローバルスタイルで使用される色とフォントを定義します。GlobalStyleコンポーネントは、context APIを使用してThemeContextから値を取得し、グローバルスタイルを定義するCSSを生成します。

    CSS-in-JSライブラリを使用する

    styled-components以外にも、emotionjstyledglamorなどのCSS-in-JSライブラリを使用して、グローバルスタイルを定義することができます。これらのライブラリは、コンポーネント内で直接CSSを記述することを可能にし、コードをより読みやすく、メンテナンスしやすくすることができます。

    CSSフレームワークを使用する

    BootstrapやTailwind CSSなどのCSSフレームワークを使用して、グローバルスタイルを定義することもできます。これらのフレームワークは、あらかじめ定義されたスタイルセットを提供しており、開発時間を短縮することができます。

    カスタムフックを使用する

    useGlobalStylesという名前のカスタムフックを作成して、グローバルスタイルを定義することもできます。このフックは、アプリケーション全体で使用できるグローバルスタイルオブジェクトを返します。

    import React, { useState } from 'react';
    
    const useGlobalStyles = () => {
      const [styles, setStyles] = useState({
        colors: {
          primary: '#007bff',
          secondary: '#6c757d',
        },
        fonts: {
          heading: 'Arial, sans-serif',
          body: 'Helvetica, sans-serif',
        },
      });
    
      return styles;
    };
    
    function MyComponent() {
      const { colors, fonts } = useGlobalStyles();
      return (
        <div style={{
          fontFamily: fonts.body,
          color: colors.primary,
        }}>
          {/* コンポーネントのコンテンツ */}
        </div>
      );
    }
    
    export default MyComponent;
    

    上記の例では、useGlobalStylesというカスタムフックが作成されています。このフックは、colorsfontsというプロパティを持つグローバルスタイルオブジェクトを返します。MyComponentコンポーネントは、useGlobalStylesフックを使用してグローバルスタイルオブジェクトを取得し、コンポーネントのスタイルに適用します。

    どの方法を選択するかは、アプリケーションの要件と開発者の好みによって異なります。シンプルなアプリケーションの場合は、_app.jsファイルまたはstyled-componentsライブラリを使用するだけで十分な場合があります。より複雑なアプリケーションの場合は、context API、CSS-in-JSライブラリ、CSSフレームワーク、またはカスタムフックを使用する必要があるかもしれません。

    グローバルスタイルを定義する際は、以下の点に注意する必要があります。

    • グローバルスタイルの使用を控え、コンポーネント固有のスタイルに集中する。
    • CSSセレクターのスコープが広いことに注意し、他のコンポーネントのスタイルに干渉しないようにする。
    • グローバルスタイルを定義する際は、命名規則を統一し、コードをわかりやすくする。

    これらの方法を参考に、ReactアプリケーションでCSSモジュールを使用してグローバルスタイルを効果的に適用してください。


    css reactjs css-modules


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