Date オブジェクトを使いこなす

2024-04-14

TypeScriptで日付と時刻をフォーマットする方法

Date オブジェクトのメソッドを使う

Date オブジェクトには、日付と時刻をフォーマットするための様々なメソッドが用意されています。 例えば、以下のようにして、現在の日付を "yyyy年MM月dd日 HH時mm分ss秒" の形式でフォーマットすることができます。

const now = new Date();
const formattedDate = now.toLocaleDateString() + ' ' + now.toLocaleTimeString();
console.log(formattedDate); // 出力: 2024年4月14日 02時59分22秒

この方法では、比較的シンプルに日付と時刻をフォーマットすることができます。 ただし、フォーマット形式を柔軟にカスタマイズしたい場合は、別の方法の方が適している場合があります。

ライブラリを使う

日付と時刻をフォーマットするためのライブラリもいくつか用意されています。 例えば、以下のようなライブラリを使うことができます。

import * as moment from 'moment';

const now = new Date();
const formattedDate = moment(now).format('YYYY-MM-DD HH:mm:ss');
console.log(formattedDate); // 出力: 2024-04-14 02:59:22

ライブラリを使う場合は、事前にインストールする必要があります。 例えば、npm を使って Moment.js をインストールするには、以下のコマンドを実行します。

npm install moment

どちらの方法を使うべきかは、状況によって異なります。 シンプルに日付と時刻をフォーマットしたい場合は、Date オブジェクトのメソッドを使うのがおすすめです。 一方、フォーマット形式を柔軟にカスタマイズしたい場合は、ライブラリを使うのがおすすめです。

  • Luxon: https://luxon.js/



TypeScript で日付と時刻をフォーマットするサンプルコード

Date オブジェクトのメソッドを使う

const now = new Date();

// 年月日だけフォーマット
const ymd = now.getFullYear() + '/' + (now.getMonth() + 1) + '/' + now.getDate();
console.log(ymd); // 出力: 2024/4/14

// 時刻だけフォーマット
const hmss = now.getHours() + ':' + now.getMinutes() + ':' + now.getSeconds();
console.log(hmss); // 出力: 02:59:22

// 曜日を含めてフォーマット
const ymdw = now.toLocaleDateString() + ' (' + now.toLocaleDateString('ja', { weekday: 'short' }) + ')';
console.log(ymdw); // 出力: 2024年4月14日 (日)

// ミリ秒まで含めてフォーマット
const fullFormat = now.toLocaleString();
console.log(fullFormat); // 出力: 2024年4月14日 02時59分22秒

Moment.js ライブラリを使う

以下のコードは、Moment.js ライブラリを使って、現在の日付と時刻を様々な形式でフォーマットする例です。

import * as moment from 'moment';

const now = moment();

// 年月日だけフォーマット
const ymd = moment(now).format('YYYY/MM/DD');
console.log(ymd); // 出力: 2024/04/14

// 時刻だけフォーマット
const hmss = moment(now).format('HH:mm:ss');
console.log(hmss); // 出力: 02:59:22

// 曜日を含めてフォーマット
const ymdw = moment(now).format('YYYY年MM月DD日 dddd');
console.log(ymdw); // 出力: 2024年4月14日 日曜日

// ミリ秒まで含めてフォーマット
const fullFormat = moment(now).format('YYYY年MM月DD日 HH時mm分ssSSSミリ秒');
console.log(fullFormat); // 出力: 2024年4月14日 02時59分22秒987

補足

  • 上記のコードはほんの一例です。フォーマット形式は、自由にカスタマイズすることができます。
  • Moment.js ライブラリを使う場合は、事前にインストールする必要があります。詳細は、Moment.js の公式ドキュメントを参照してください。



TypeScriptで日付と時刻をフォーマットするその他の方法

テンプレートリテラルを使って、日付と時刻をフォーマットすることができます。 以下のコードは、現在の日付を "yyyy年MM月dd日 HH時mm分" の形式でフォーマットする例です。

const now = new Date();
const formattedDate = `${now.getFullYear()}${now.getMonth() + 1}${now.getDate()}${now.getHours()}${now.getMinutes()}分`;
console.log(formattedDate); // 出力: 2024年4月14日 02時59分

テンプレートリテラルを使う方法は、シンプルで分かりやすいのが利点です。 ただし、フォーマット形式が複雑になる場合は、見づらくなってしまうという欠点もあります。

const now = new Date();
const formattedDate = now.toLocaleDateString() + ' ' + now.toLocaleTimeString();
const formattedDateWithRegex = formattedDate.replace(/(\d{4})-(\d{1,2})-(\d{1,2}) (\d{1,2}):(\d{1,2}):(\d{1,2})/, '$1-$2-$3 $4:$5:$6');
console.log(formattedDateWithRegex); // 出力: 2024-04-14 02:59:22

正規表現を使う方法は、柔軟にフォーマット形式をカスタマイズできるのが利点です。 ただし、正規表現の構文が複雑で分かりにくいという欠点もあります。

const now = new Date();
const formattedDate = new Intl.DateTimeFormat('ja-JP', { year: 'numeric', month: 'numeric', day: 'numeric' }).format(now);
console.log(formattedDate); // 出力: 2024年4月14日

Intl APIを使う方法は、ロケールに合わせたフォーマットが可能なの利点です。 ただし、ブラウザによっては対応していない場合があるという欠点もあります。


javascript typescript


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