Angular テストのデバッグを効率化する:特定のテストスペックのみを実行する方法

2024-04-02

Angular CLI で特定のテストスペックのみを実行する方法

テストスペックファイルを直接指定する

ng test コマンドに、テストスペックファイルのパスを直接指定できます。例えば、my-spec.ts というテストスペックファイルのみを実行したい場合は、以下のコマンドを実行します。

ng test my-spec.ts

複数のテストスペックファイルを指定することもできます。

ng test my-spec.ts another-spec.ts

テストスペック名の部分一致を使用する

ng test --grep my

正規表現を使用することもできます。

ng test --grep "my.*spec"

--filter オプションを使用する

ng test --filter "my"

除外したい場合は、--exclude オプションを使用します。

ng test --exclude "my"

テストスイートを作成して、テストスペックをグループ化することができます。テストスイートを指定してテストを実行すると、そのスイートに含まれるテストスペックのみが実行されます。

テストスイートを作成するには、ng generate test-suite コマンドを使用します。例えば、my-suite というテストスイートを作成したい場合は、以下のコマンドを実行します。

ng generate test-suite my-suite

テストスイートにテストスペックを追加するには、--spec オプションを使用します。

ng generate test my-spec --spec-path my-suite

テストスイートを実行するには、ng test コマンドにテストスイートの名前を指定します。

ng test my-suite

Angular CLI では、さまざまな方法で特定のテストスペックのみを実行できます。上記の方法を参考に、自分に合った方法を選択してください。




my-spec.ts

describe('My Spec', () => {
  it('should do something', () => {
    expect(true).toBeTruthy();
  });
});

another-spec.ts

describe('Another Spec', () => {
  it('should do something else', () => {
    expect(false).toBeFalsy();
  });
});

package.json

{
  "name": "my-app",
  "version": "0.0.0",
  "scripts": {
    "test": "ng test"
  },
  "dependencies": {
    "@angular/cli": "^14.0.0",
    "@angular/core": "^14.0.0",
    "jasmine": "^4.0.0",
    "jasmine-core": "^4.0.0",
    "karma": "^6.0.0",
    "karma-chrome-launcher": "^3.0.0",
    "karma-jasmine": "^4.0.0",
    "karma-spec-reporter": "^0.0.32",
    "typescript": "^4.0.0"
  }
}

テストスペックファイルを直接指定する

ng test my-spec.ts

テストスペック名の部分一致を使用する

ng test --grep my

--filter オプションを使用する

ng test --filter "my"

テストスイートを使用する

ng generate test-suite my-suite
ng generate test my-spec --spec-path my-suite
ng test my-suite

実行結果

$ ng test my-spec.ts

PASS ./my-spec.ts
✓ should do something (10ms)

-----------------------
Total: 1 test, 1 assertion, 0 failures, 0 errors
Finished in 0.02s

$ ng test --grep my

PASS ./my-spec.ts
✓ should do something (10ms)

-----------------------
Total: 1 test, 1 assertion, 0 failures, 0 errors
Finished in 0.02s

$ ng test --filter "my"

PASS ./my-spec.ts
✓ should do something (10ms)

-----------------------
Total: 1 test, 1 assertion, 0 failures, 0 errors
Finished in 0.02s

$ ng generate test-suite my-suite
$ ng generate test my-spec --spec-path my-suite
$ ng test my-suite

PASS ./my-spec.ts
✓ should do something (10ms)

-----------------------
Total: 1 test, 1 assertion, 0 failures, 0 errors
Finished in 0.02s



Angular CLI で特定のテストスペックのみを実行するその他の方法

--watch オプションを使用する

ng test コマンドに --watch オプションを指定すると、テストファイルに変更が加えられるたびにテストが自動的に実行されます。特定のテストスペックのみを実行したい場合は、--grep オプションと組み合わせて使用できます。

ng test --watch --grep my

テストランナーを使用する

Karma や Jest などのテストランナーを使用して、テストを実行することもできます。テストランナーを使用すると、テストファイルの選択や実行順序などを細かく制御できます。

Karma の場合

karma start --single-run --grep my

Jest の場合

jest --grep my

IDE の機能を使用する

多くの IDE は、テストの実行機能を提供しています。IDE の機能を使用して、特定のテストスペックのみを実行することもできます。

Visual Studio Code の場合

  1. テストスペックファイルを開きます。
  2. デバッグパネルを開きます。
  3. "テストの実行" ボタンをクリックします。
  4. "テストの選択" ダイアログで、実行したいテストスペックを選択します。

WebStorm の場合


angular jasmine angular-cli


{{ enumService.getWeekdayName(weekday) }}

Enum は、一連の関連する値を表すためのデータ型です。例えば、曜日を表す Enum は次のように定義できます。Enum をテンプレートに渡すには、以下の 2 つの方法があります。Enum の値を直接テンプレートに渡すには、{{ }} 構文を使用します。...


lodash、RxJS、JSON を使用して Angular 2 でオブジェクトをコピーする方法

シャローコピーは、オブジェクトの参照をコピーする簡単な方法です。つまり、コピー先のオブジェクトは、元のオブジェクトと同じプロパティを指します。変更を加えると、元のオブジェクトにも反映されます。シャローコピーは、単純なデータ構造をコピーする場合に便利です。しかし、ネストされたオブジェクトや配列をコピーする場合には、問題が発生する可能性があります。ネストされたオブジェクトや配列のプロパティを変更すると、元のオブジェクトにも変更が反映されてしまうからです。...


Angular と Angular 2 サービス: ChangeDetectorRef を使用したサービス変数の変更検出

このタスクを実現する方法はいくつかあります。以下に、最も一般的な方法をいくつかご紹介します。Observables は、非同期データストリームを処理するための強力なツールです。サービス変数の変更を検出するために使用できます。まず、サービス内で Observable オブジェクトを作成します。次に、サービス変数の変更を発行するために next() メソッドを使用します。コンポーネント内で、subscribe() メソッドを使用して Observable を購読し、サービス変数の変更を処理します。...


TypeScript と Angular Routing で canActivate ガードをマスター:完全ガイド

アプリレベルのガードは、ルーター設定で定義されます。このガードは、すべてのルートに適用され、すべてのルートにアクセスする前にチェックされます。このコードでは、AuthGuard という名前のガードを作成しています。このガードは、canActivate メソッドを実装しており、ユーザーがログインしているかどうかをチェックします。ユーザーがログインしていない場合は、ログインページにリダイレクトされます。...


RxJSパイプ徹底解説! 〜Angular・TypeScript開発で役立つデータ変換・処理のテクニック〜

パイプの役割パイプは、以下の役割を果たします。データの変換: Observableの値を変換したり、フォーマットしたりすることができます。処理の追加: Observableにフィルタリング、マッピング、エラー処理などの処理を追加することができます。...


SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



Angular テストを効率化:Karma と Jasmine を使用して単一のテストファイルを実行する

Angular CLI と Jasmine を使用して単一のテストファイルを実行するには、以下の手順に従います。テストファイルの選択テストしたいファイルを選択します。通常、テストファイルは spec. ts という拡張子が付けられています。