{{ enumService.getWeekdayName(weekday) }}

2024-07-27

Angular2 テンプレートで Enum を渡す

Enum は、一連の関連する値を表すためのデータ型です。例えば、曜日を表す Enum は次のように定義できます。

enum Weekday {
  Sunday,
  Monday,
  Tuesday,
  Wednesday,
  Thursday,
  Friday,
  Saturday
}

テンプレートで Enum を渡す方法

Enum をテンプレートに渡すには、以下の 2 つの方法があります。

Enum の値を直接渡す

Enum の値を直接テンプレートに渡すには、{{ }} 構文を使用します。

<h1>{{ Weekday.Monday }}</h1>

このコードは、<h1> タグ内に "Monday" という文字列を出力します。

Enum 変数を渡す

Enum 変数をテンプレートに渡すには、# 記号と変数名を使用します。

<p #weekday>{{ weekday }}</p>

<button (click)="weekday = Weekday.Friday">金曜日にする</button>

このコードは、p タグ内に weekday 変数の値を出力します。button タグをクリックすると、weekday 変数の値が Weekday.Friday に設定されます。

Enum をテンプレートで使用する

テンプレートで Enum を使用するには、以下の 2 つの方法があります。

Enum の値を条件として使用する

Enum の値を条件として使用するには、ngIf ディレクティブを使用します。

<div *ngIf="weekday === Weekday.Friday">
  <h1>今日は金曜日です!</h1>
</div>

このコードは、weekday 変数の値が Weekday.Friday の場合のみ、<h1> タグ内の文字列を出力します。

<ul>
  <li *ngFor="let day of Weekday">{{ day }}</li>
</ul>

このコードは、Weekday Enum のすべての値をループし、それぞれの値を <li> タグ内にリスト表示します。




enum Weekday {
  Sunday,
  Monday,
  Tuesday,
  Wednesday,
  Thursday,
  Friday,
  Saturday
}

@Component({
  selector: 'my-app',
  templateUrl: './app.component.html',
})
export class AppComponent {
  weekday = Weekday.Monday;

  constructor() {}
}
<h1>{{ Weekday.Monday }}</h1>

<p #weekday>{{ weekday }}</p>

<button (click)="weekday = Weekday.Friday">金曜日にする</button>

<div *ngIf="weekday === Weekday.Friday">
  <h1>今日は金曜日です!</h1>
</div>

<ul>
  <li *ngFor="let day of Weekday">{{ day }}</li>
</ul>

このコードを実行すると、以下の出力が表示されます。

Monday

Monday

金曜日にする

今日は金曜日です!

Sunday
Monday
Tuesday
Wednesday
Thursday
Friday
Saturday



Enum パイプを使用する

Enum パイプを使用すると、Enum の値をテンプレート内で直接フォーマットすることができます。

<h1>{{ weekday | weekdayPipe }}</h1>

このコードは、weekday 変数の値を weekdayPipe パイプを使用してフォーマットし、<h1> タグ内に表示します。

weekdayPipe パイプは、次のように定義できます。

import { Pipe, PipeTransform } from '@angular/core';

@Pipe({
  name: 'weekday'
})
export class WeekdayPipe implements PipeTransform {
  transform(value: Weekday): string {
    switch (value) {
      case Weekday.Sunday:
        return '日曜日';
      case Weekday.Monday:
        return '月曜日';
      // ...
      default:
        return value.toString();
    }
  }
}

このパイプは、Weekday Enum の値を日本語に変換します。

Enum サービスを使用すると、Enum に関する情報をテンプレート内で簡単に利用することができます。

<h1>{{ enumService.getWeekdayName(weekday) }}</h1>

このコードは、enumService サービスを使用して weekday 変数の値に対応する曜日名をテンプレート内に表示します。

enumService サービスは、次のように定義できます。

import { Injectable } from '@angular/core';

@Injectable({
  providedIn: 'root'
})
export class EnumService {
  constructor() {}

  getWeekdayName(weekday: Weekday): string {
    switch (weekday) {
      case Weekday.Sunday:
        return '日曜日';
      case Weekday.Monday:
        return '月曜日';
      // ...
      default:
        return value.toString();
    }
  }
}

このサービスは、Weekday Enum の値と曜日名の対応関係を保持しています。

カスタムコンポーネントを使用する

カスタムコンポーネントを使用すると、Enum に関する処理をカプセル化することができます。

<my-weekday [weekday]="weekday"></my-weekday>

このコードは、my-weekday カスタムコンポーネントに weekday 変数を渡します。

my-weekday カスタムコンポーネントは、次のように定義できます。

<template>
  <h1>{{ weekdayName }}</h1>
</template>

<script>
import { Component, Input } from '@angular/core';

@Component({
  selector: 'my-weekday',
  templateUrl: './weekday.component.html',
})
export class WeekdayComponent {
  @Input() weekday: Weekday;

  get weekdayName(): string {
    switch (this.weekday) {
      case Weekday.Sunday:
        return '日曜日';
      case Weekday.Monday:
        return '月曜日';
      // ...
      default:
        return this.weekday.toString();
    }
  }
}
</script>

このコンポーネントは、weekday 変数の値を受け取り、曜日名をテンプレート内に表示します。

Enum をテンプレートで渡す方法はいくつかあります。これらの方法を組み合わせて、テンプレートをより分かりやすく、読みやすくすることができます。


enums angular angular2-template



列挙型をマスターする:TypeScript で列挙型をプログラムで操作する方法

Object. keys() を使用する最も一般的な方法は、Object. keys() 関数を使用して、列挙型のすべてのキーを取得することです。この方法は、列挙型のすべてのキーを配列として取得できますが、キーの順序は保証されません。for...


Android Studioにおける「Error:Unable to locate adb within SDK」エラーの代替解決方法

エラーの意味: このエラーは、Android StudioがAndroid SDK(Software Development Kit)内のAndroid Debug Bridge(adb)というツールを見つけることができないことを示しています。adbは、Androidデバイスとコンピュータの間で通信するための重要なツールです。...


Enumでコードをもっと読みやすく! TypeScriptにおけるEnumの使い方

TypeScriptにおけるEnumは、名前付きの定数の集合を定義するための機能です。それぞれの定数は、列挙子と呼ばれ、固有の値を持ちます。Enumは、コードをより読みやすく、理解しやすく、保守しやすくするために使用されます。TypeScriptには、主に2種類のEnumがあります。...


Angular: カスタムディレクティブで独自のロジックに基づいたスタイル設定を行う

属性バインディング属性バインディングを用いると、バインディング値をHTML要素の属性に直接割り当てることができます。スタイル設定においては、以下の属性が特に役立ちます。class: 要素に適用するCSSクラスをバインディングできます。style: 要素のインラインスタイルをバインディングできます。...


Yeoman ジェネレータを使って作成する Angular 2 アプリのサンプルコード

Angular 2 は、モダンな Web アプリケーション開発のためのオープンソースな JavaScript フレームワークです。この文書では、Yeoman ジェネレータを使用して Angular 2 アプリケーションを構築する方法を説明します。...



SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



TypeScriptで列挙型のような型を作成するサンプルコード

しかし、場合によっては、列挙型のような型を作成したい場合があります。これは、列挙型のすべての機能が必要ではない場合や、より柔軟な型が必要な場合に役立ちます。TypeScriptで列挙型のような型を作成するには、いくつかの方法があります。オブジェクトリテラルを使用する


TypeScriptで文字列値を持つenumを作成する

TypeScriptでは、enumを使用して、一連の定数を定義することができます。これらの定数は、通常は数値で表現されますが、文字列値を持つenumも作成することができます。この例では、MyEnumという名前のenumを作成しています。このenumには、Value1、Value2、Value3という3つの定数が含まれています。これらの定数にはそれぞれ、文字列値が割り当てられています。


AngularJSとAngularのバージョン確認コード解説

AngularJSのバージョンは、通常はHTMLファイルの<script>タグで参照されているAngularJSのライブラリファイルの名前から確認できます。例えば、以下のように参照されている場合は、AngularJS 1.8.2を使用しています。


TypeScriptでenumエントリーの名前を取得する代替方法

TypeScriptにおけるenumの各エントリーの名前を取得するには、以下の方法を使用します。Object. keys(Direction)は、Directionオブジェクトのすべてのキー(エントリーの名前)を配列として返します。Object


Angularで<input type="file">をリセットする方法:コード解説

Angularにおいて、<input type="file">要素をリセットする方法は、主に2つあります。この方法では、<input type="file">要素の参照を取得し、そのvalueプロパティを空文字列に設定することでリセットします。IEの互換性のために、Renderer2を使ってvalueプロパティを設定しています。