React Routerでアクティブリンクを実装して、SPA(シングルページアプリケーション)の使いやすさを向上させよう!

2024-07-27

React Router でアクティブリンクを実装する方法

NavLink コンポーネントを使う

NavLink コンポーネントは、React Router v6 で導入された新しいコンポーネントで、アクティブなリンクを簡単に実装することができます。

import { NavLink } from 'react-router-dom';

const NavBar = () => {
  return (
    <nav>
      <NavLink to="/" activeClassName="active">ホーム</NavLink>
      <NavLink to="/about" activeClassName="active">概要</NavLink>
      <NavLink to="/contact" activeClassName="active">お問い合わせ</NavLink>
    </nav>
  );
};

上記のコードでは、NavLink コンポーネントに toactiveClassName プロップを渡しています。

  • to プロップは、リンク先のパスを指定します。
  • activeClassName プロップは、リンクがアクティブなときに付与される CSS クラス名を指定します。

useActive フックを使う

useActive フックは、React Router v6 で導入された新しいフックで、リンクがアクティブかどうかを判定することができます。

import { useLocation, useNavigate } from 'react-router-dom';

const NavBar = () => {
  const location = useLocation();
  const navigate = useNavigate();

  const isActive = (path) => {
    const currentPath = location.pathname;
    return currentPath === path;
  };

  return (
    <nav>
      <a href="/" className={isActive('/') ? 'active' : ''}>ホーム</a>
      <a href="/about" className={isActive('/about') ? 'active' : ''}>概要</a>
      <a href="/contact" className={isActive('/contact') ? 'active' : ''}>お問い合わせ</a>
    </nav>
  );
};

上記のコードでは、useLocation フックと useNavigate フックを使って、現在のパスとナビゲーション関数を取得しています。

  • isActive 関数は、引数で渡されたパスが現在のパスと一致するかどうかを判定します。
  • リンクの className プロパティには、isActive 関数の返値に基づいて active クラスを付与しています。

どちらの方法を使うべきか

どちらの方法を使うべきかは、状況によって異なります。

  • シンプルなナビゲーションバーの場合は、NavLink コンポーネントを使うのがおすすめです。
  • より多くのカスタマイズが必要な場合は、useActive フックを使うのがおすすめです。
  • アクティブリンクを実装する際には、アクセシビリティにも配慮することが重要です。
  • スクリーンリーダーユーザーのために、aria-current 属性を使用することができます。



アクティブリンクの実装例

import { NavLink } from 'react-router-dom';

const NavBar = () => {
  return (
    <nav>
      <NavLink to="/" activeClassName="active">ホーム</NavLink>
      <NavLink to="/about" activeClassName="active">概要</NavLink>
      <NavLink to="/contact" activeClassName="active">お問い合わせ</NavLink>
    </nav>
  );
};
import { useLocation, useNavigate } from 'react-router-dom';

const NavBar = () => {
  const location = useLocation();
  const navigate = useNavigate();

  const isActive = (path) => {
    const currentPath = location.pathname;
    return currentPath === path;
  };

  return (
    <nav>
      <a href="/" className={isActive('/') ? 'active' : ''}>ホーム</a>
      <a href="/about" className={isActive('/about') ? 'active' : ''}>概要</a>
      <a href="/contact" className={isActive('/contact') ? 'active' : ''}>お問い合わせ</a>
    </nav>
  );
};

説明

  • 上記の例では、active という CSS クラス名がリンクがアクティブなときに付与されます。
  • この CSS クラスを定義して、アクティブなリンクのスタイルを設定することができます。
  • useLocation フックを使って、現在のパスを取得します。
  • useNavigate フックを使って、ナビゲーション関数を取得します。



カスタムコンポーネントを使って、独自のロジックでアクティブリンクを実装することができます。

import { useLocation } from 'react-router-dom';

const Link = ({ to, children }) => {
  const location = useLocation();
  const isActive = location.pathname === to;

  return (
    <a href={to} className={isActive ? 'active' : ''}>
      {children}
    </a>
  );
};

const NavBar = () => {
  return (
    <nav>
      <Link to="/">ホーム</Link>
      <Link to="/about">概要</Link>
      <Link to="/contact">お問い合わせ</Link>
    </nav>
  );
};

この例では、Link というカスタムコンポーネントを作成しています。このコンポーネントは、tochildren プロップを受け取ります。

  • children プロップは、リンクのテキストコンテンツを指定します。

React Router v5 の withRouter HOCを使う

React Router v5 には、withRouter という Higher-Order Component (HOC) が用意されていました。この HOC を使って、コンポーネントに router プロップを注入することができます。

import { withRouter } from 'react-router-dom';

const Link = ({ to, children, router }) => {
  const isActive = router.pathname === to;

  return (
    <a href={to} className={isActive ? 'active' : ''}>
      {children}
    </a>
  );
};

const NavBar = () => {
  return (
    <nav>
      <Link to="/">ホーム</Link>
      <Link to="/about">概要</Link>
      <Link to="/contact">お問い合わせ</Link>
    </nav>
  );
};

export default withRouter(NavBar);

この例では、withRouter HOC を使って Link コンポーネントに router プロップを注入しています。

  • router プロップには、現在のルーティング情報が含まれています。
  • isActive 変数は、router.pathnameto プロップを比較して、現在のパスがリンク先のパスと一致するかどうかを判定します。

React Router v4 の LinkActive コンポーネントを使う

React Router v4 には、LinkActive というコンポーネントが用意されていました。このコンポーネントは、activeClassName プロップを受け取り、リンクがアクティブなときに付与される CSS クラス名を指定することができます。

import { LinkActive } from 'react-router-dom';

const NavBar = () => {
  return (
    <nav>
      <LinkActive to="/" activeClassName="active">ホーム</LinkActive>
      <LinkActive to="/about" activeClassName="active">概要</LinkActive>
      <LinkActive to="/contact" activeClassName="active">お問い合わせ</LinkActive>
    </nav>
  );
};

この例では、LinkActive コンポーネントを使って、リンクに activeClassName プロップを指定しています。

注意事項

  • React Router v6 では、withRouter HOC と LinkActive コンポーネントは非推奨となっています。
  • これらの方法を使用する場合は、React Router のドキュメントで最新の情報を確認してください。

javascript reactjs ecmascript-6



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