Visual Studio CodeでJavaScript/TypeScriptプロジェクトのエラーを徹底チェック! おすすめの方法3選
Visual Studio Codeでプロジェクト全体のエラーをチェックする方法
エラーリストパネルを使う
Visual Studio Codeには、エラーや警告を一覧表示するエラーリストパネルがあります。このパネルを使うには、以下の手順を実行します。
- Ctrl + Shift + E キーを押すか、 表示 > エラーリスト メニューを選択します。
- パネルが開いたら、エラー、警告、メッセージ タブを切り替えて、それぞれの種類の情報を確認できます。
- エラーまたは警告をクリックすると、対応するコード行にジャンプします。
タスクを使う
Visual Studio Codeには、タスクを使用して様々な処理を実行することができます。プロジェクト全体のエラーチェックを行うタスクを作成することもできます。
.vscode
フォルダに tasks.json ファイルを作成します。- 以下の内容を tasks.json ファイルに記述します。
{
"version": "2.0.0",
"tasks": [
{
"label": "Lint Project",
"command": "tsc",
"args": [
"-p",
"."
],
"problemMatcher": [
{
"pattern": "$",
"severity": "error"
}
]
}
]
}
- 表示 > コマンドパレット を開き、「タスク: 実行」を選択します。
- Lint Project タスクを選択すると、プロジェクト全体のエラーチェックが実行されます。
拡張機能を使う
Visual Studio Codeには、プロジェクト全体のエラーチェックを支援する様々な拡張機能があります。人気の拡張機能には、以下のようなものがあります。
- JSHint
- TSLint
これらの拡張機能をインストールして有効化すると、コードを保存するたびにエラーチェックが自動的に実行されます。
- エラーメッセージをよく理解し、適切な修正を行うことが重要です。
- 使用する方法は、プロジェクトの規模や開発環境によって異なる場合があります。
{
"compilerOptions": {
"target": "es6",
"module": "commonjs",
"strict": true,
"esModuleInterop": true,
"allowSyntheticDefaultImports": true,
"skipLibCheck": true,
"forceConsistentCasingInFileNames": true,
"noImplicitAny": true,
"strictNullChecks": true,
"pretty": true
},
"include": [
"src/**/*.ts"
],
"exclude": [
"node_modules",
"dist"
]
}
このファイルは、プロジェクトのTypeScript設定を定義します。
index.ts ファイル
function greet(name: string): string {
return `Hello, ${name}!`;
}
const message = greet('World');
console.log(message);
このファイルは、シンプルな挨拶プログラムです。
tasks.json ファイル
{
"version": "2.0.0",
"tasks": [
{
"label": "Lint Project",
"command": "tsc",
"args": [
"-p",
"."
],
"problemMatcher": [
{
"pattern": "$",
"severity": "error"
}
]
}
]
}
このファイルは、プロジェクト全体のエラーチェックを行うタスクを定義します。
使用方法
- 上記のコードを3つのファイルに保存します。
- Visual Studio Codeでプロジェクトを開きます。
SonarLintやESLintなどの静的コード分析ツールを使うと、コードの潜在的な問題を自動的に検出することができます。これらのツールは、文法エラー、潜在的なバグ、コードの保守性に関する問題などを検出することができます。
コードレビューを行う
他の開発者とコードレビューを行うことで、コードのエラーや改善点を見つけることができます。コードレビューは、チームで協力して高品質なコードを作成するのに役立ちます。
テストを書く
単体テストや結合テストを書くことで、コードが正しく動作することを確認することができます。テストは、コードの潜在的な問題を早期に発見し、デバッグを容易にするのに役立ちます。
ビルドサーバーを使う
JenkinsやTravis CIなどのビルドサーバーを使うと、コードの変更がコミットされるたびに自動的にテストとビルドを実行することができます。これにより、コードの品質を維持し、問題を早期に発見することができます。
最適な方法の選択
プロジェクト全体のエラーをチェックする最適な方法は、プロジェクトの規模、複雑性、開発チームの文化などによって異なります。
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