JavaScript、jQuery、Google Chromeで発生する「フォーム送信がキャンセルされたため、フォームが接続されていない」エラーのトラブルシューティングガイド

2024-07-27

JavaScript、jQuery、Google Chromeにおける「フォーム送信がキャンセルされたため、フォームが接続されていない」エラーの解決策

  1. JavaScriptによるイベント処理の競合:

    • 複数のJavaScriptライブラリや自作のスクリプトが、フォーム送信イベントを処理しようとして競合している可能性があります。
    • 特に、jQueryなどのライブラリと、独自でフォーム送信を無効化するスクリプトが混在していると発生しやすいです。
  2. jQueryのバージョン問題:

    • 古いバージョンのjQueryを使用していると、バグによってこのエラーが発生することがあります。
    • 最新バージョンへのアップデートで解決される可能性があります。
  3. Google Chromeのバグ:

    • ごく稀に、Google Chromeのバグによってこのエラーが発生することがあります。
    • Chromeを最新バージョンにアップデートするか、別のブラウザを試すことで解決される可能性があります。

解決策として、以下の方法を試してみてください。

競合するイベント処理の排除:

  • 使用しているJavaScriptライブラリや自作スクリプトを確認し、フォーム送信イベントを処理している箇所を特定します。
  • 必要な処理のみを残し、不要な部分は削除またはコメントアウトすることで競合を解消します。
  • 特に、jQueryを使用している場合は、$(document).ready()内にフォーム送信処理を記述していないか確認してください。

jQueryのアップデート:

  • 使用しているjQueryが古いバージョンであれば、最新バージョンにアップデートします。
  • CDN (Content Delivery Network) から最新バージョンを読み込むか、jQueryのライブラリファイルをダウンロードして手動で更新します。

ブラウザの更新:

  • Chromeメニューから「ヘルプ」→「Google Chrome について」を選択し、アップデートを確認します。
  • 自動アップデートが有効になっていない場合は、手動でアップデートを実行します。
  • フォーム要素に id 属性を付与し、JavaScriptやjQueryで確実に要素を識別できるようにします。
  • コンソールログなどでエラーメッセージの詳細を確認し、問題箇所を特定します。
  • 問題が解決しない場合は、使用しているライブラリやスクリプトのドキュメントを参照するか、開発者に問い合わせてサポートを受けるようにします。

上記の方法を試しても問題が解決しない場合は、より具体的な情報提供が必要となります。

  • 使用しているJavaScriptライブラリや自作スクリプトのコード
  • エラーメッセージの詳細
  • 使用しているブラウザとバージョン
  • 該当するWebサイトのURL



<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>フォーム送信サンプル</title>
  <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
</head>
<body>
  <h1>フォーム送信サンプル</h1>
  <form id="myForm">
    <label for="name">名前:</label>
    <input type="text" id="name" name="name">

    <label for="email">メールアドレス:</label>
    <input type="email" id="email" name="email">

    <button type="submit">送信</button>
  </form>

  <script>
    $(document).ready(function() {
      $('#myForm').submit(function(event) {
        event.preventDefault(); // デフォルトのフォーム送信を無効化

        // 送信処理

        // 例:Ajaxで送信
        $.ajax({
          url: '/submit.php',
          method: 'POST',
          data: {
            name: $('#name').val(),
            email: $('#email').val()
          }
        }).done(function(response) {
          // 送信成功時の処理
          alert('送信完了しました。');
        }).fail(function(error) {
          // 送信失敗時の処理
          alert('送信に失敗しました。');
        });
      });
    });
  </script>
</body>
</html>
  1. ユーザーがフォームに入力した名前とメールアドレスを、JavaScriptで取得します。
  2. Ajaxを使用して、送信データをサーバに送信します。
  3. 送信成功・失敗に応じて、ユーザーにアラートを表示します。

ポイント:

  • event.preventDefault() を使用して、デフォルトのフォーム送信を無効化しています。これにより、form.submit() イベントハンドラ内で独自に送信処理を行うことができます。
  • 送信処理は、具体的な要件に合わせて変更する必要があります。この例では、Ajaxを使用してサーバに送信していますが、他の方法で送信することも可能です。
  • 送信成功・失敗時の処理も、必要に応じて変更してください。



JavaScriptとjQuery以外の方法でフォーム送信を行う方法

HTMLの form 要素の action 属性と method 属性:

メリット:

  • 最もシンプルな方法
  • JavaScriptやjQueryが不要
  • ページ遷移が発生する
  • Ajaxによる非同期送信ができない

例:

<form action="/submit.php" method="post">
  <label for="name">名前:</label>
  <input type="text" id="name" name="name">

  <label for="email">メールアドレス:</label>
  <input type="email" id="email" name="email">

  <button type="submit">送信</button>
</form>

XMLHttpRequest API:

  • JavaScriptによる非同期送信が可能
  • JavaScriptの知識が必要
  • jQueryよりもコード量が多くなる
<form id="myForm">
  <label for="name">名前:</label>
  <input type="text" id="name" name="name">

  <label for="email">メールアドレス:</label>
  <input type="email" id="email" name="email">

  <button type="submit">送信</button>
</form>

<script>
  $('#myForm').submit(function(event) {
    event.preventDefault(); // デフォルトのフォーム送信を無効化

    var xhr = new XMLHttpRequest();
    xhr.open('POST', '/submit.php');
    xhr.setRequestHeader('Content-Type', 'application/x-www-form-urlencoded');

    var formData = new FormData(document.getElementById('myForm'));
    xhr.send(formData);

    xhr.onload = function() {
      if (xhr.status === 200) {
        alert('送信完了しました。');
      } else {
        alert('送信に失敗しました。');
      }
    };
  });
</script>

Fetch API:

  • XMLHttpRequest APIよりも新しいAPIで、より簡潔なコードで書ける
  • Promiseベースで非同期処理を扱いやすい
  • 比較的新しいAPIなので、古いブラウザではサポートされていない可能性がある
<form id="myForm">
  <label for="name">名前:</label>
  <input type="text" id="name" name="name">

  <label for="email">メールアドレス:</label>
  <input type="email" id="email" name="email">

  <button type="submit">送信</button>
</form>

<script>
  $('#myForm').submit(function(event) {
    event.preventDefault(); // デフォルトのフォーム送信を無効化

    var formData = new FormData(document.getElementById('myForm'));
    fetch('/submit.php', {
      method: 'POST',
      body: formData
    }).then(function(response) {
      if (response.ok) {
        alert('送信完了しました。');
      } else {
        alert('送信に失敗しました。');
      }
    });
  });
</script>

フォームライブラリ:

  • フォーム送信処理を簡略化できる
  • バリデーション機能など、様々な機能を提供しているライブラリが多い
  • ライブラリを導入する必要がある
  • ライブラリによって使い方が異なる

javascript jquery google-chrome



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