Reactでdotenvを使う方法

2024-10-08

React プロジェクトで dotenv を使うことは可能ですか?

日本語訳

解説

.env ファイルは、プロジェクトの環境変数を設定するためのファイルです。React プロジェクトでは、.env ファイルを使用することで、開発環境、ステージング環境、本番環境といった異なる環境ごとに、API キー、データベース接続情報などの機密情報を安全に管理することができます。

Webpack を使った実装

Webpack を使用している React プロジェクトでは、webpack.DefinePlugin を利用して .env ファイルの変数をビルド時に定義することができます。

// webpack.config.js
const dotenv = require('dotenv');
const path = require('path');

dotenv.config({ path: path.join(__dirname, '.env') });

module.exports = {
  plugins: [
    new webpack.DefinePlugin({
      'process.env': JSON.stringify(dotenv.parsed)
    })
  ]
};

React アプリケーションでの使用

.env ファイルで定義した変数は、process.env オブジェクトからアクセスすることができます。

import React, { useEffect } from 'react';

function MyComponent() {
  useEffect(() => {
    console.log(process.env.API_KEY);
  }, []);

  return (
    <div>
      {/* ... */}
    </div>
  );
}

注意

  • Webpack の DefinePlugin を使用することで、ビルド時に .env ファイルの変数を定義するため、ビルド後の JavaScript ファイルには変数の値が埋め込まれます。
  • .env ファイルは、ソースコード管理システム (Git など) にコミットしないように注意してください。機密情報を公開することはセキュリティリスクとなります。



.env ファイルの作成

プロジェクトのルートディレクトリに .env ファイルを作成します。

API_KEY=your_api_key
DATABASE_URL=your_database_url

Webpack の設定

webpack.config.js ファイルに dotenv パッケージをインストールし、webpack.DefinePlugin を使用して .env ファイルの変数を定義します。

const dotenv = require('dotenv');
const path = require('path');

dotenv.config({ path: path.join(__dirname, '.env') });

module.exports = {
  plugins: [
    new webpack.DefinePlugin({
      'process.env': JSON.stringify(dotenv.parsed)
    })
  ]
};

React コンポーネントでの使用

import React, { useEffect } from 'react';

function MyComponent() {
  useEffect(() => {
    console.log(process.env.API_KEY);
  }, []);

  return (
    <div>
      {/* ... */}
    </div>
  );
}
  • React コンポーネントで process.env オブジェクトから環境変数にアクセスします。
  • Webpack の DefinePlugin を使用して、ビルド時に .env ファイルの変数を process.env オブジェクトに定義します。
  • .env ファイルに環境変数を定義します。




javascript reactjs webpack



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