Angular 2テンプレート：ハッシュタグディレクティブ vs イベントバインディング
Angular 2テンプレートにおけるハッシュタグの意味
ハッシュタグディレクティブは、要素名の前にハッシュ記号（#）を付けて記述します。例えば、以下のような記述があります。
<div #myDiv></div>
この例では、#myDivという名前のディレクティブがdiv要素に定義されています。このディレクティブは、myDivという名前のローカル変数に要素への参照を格納します。
ハッシュタグディレクティブには、いくつかの種類があります。
- 構造ディレクティブ: テンプレートの構造を変更するために使用されます。例えば、
ngIfディレクティブは、条件によって要素を表示したり非表示にしたりするために使用されます。 - 属性ディレクティブ: 要素に属性を追加したり、属性の値を変更するために使用されます。例えば、
ngClassディレクティブは、要素のクラス属性を動的に変更するために使用されます。 - コンポーネントディレクティブ: テンプレート内に新しいコンポーネントを挿入するために使用されます。
ハッシュタグディレクティブの使用例
以下は、ハッシュタグディレクティブの使用例です。
構造ディレクティブ
<div *ngIf="condition">
要素を表示
</div>
この例では、conditionという変数の値が真の場合のみ、div要素が表示されます。
<button [ngClass]="{'active': isActive}">
ボタン
</button>
この例では、isActiveという変数の値が真の場合、button要素にactiveクラスが追加されます。
コンポーネントディレクティブ
<my-component></my-component>
この例では、my-componentというコンポーネントがテンプレートに挿入されます。
ハッシュタグディレクティブの詳細
Angular 2テンプレートにおけるハッシュタグは、ディレクティブを定義するために使用されます。ディレクティブは、テンプレートの要素に機能を追加したり、DOM要素とアプリケーションロジックを結びつけたりするために使用されます。
ハッシュタグディレクティブには、構造ディレクティブ、属性ディレクティブ、コンポーネントディレクティブなどがあります。
ハッシュタグディレクティブの詳細については、Angular公式ドキュメントのディレクティブを参照してください。
index.html
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="utf-8">
<title>Angular 2 Hashtags</title>
<script src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/angular/2.0.0-beta.17/angular2.dev.js"></script>
</head>
<body>
<my-app></my-app>
</body>
</html>
app.component.ts
import { Component } from '@angular/core';
@Component({
selector: 'my-app',
template: `
<h1>ハッシュタグディレクティブ</h1>
<div *ngIf="condition">
要素を表示
</div>
<button [ngClass]="{'active': isActive}">
ボタン
</button>
<my-component></my-component>
`
})
export class AppComponent {
condition = true;
isActive = false;
}
import { Component } from '@angular/core';
@Component({
selector: 'my-component',
template: `
<h1>コンポーネント</h1>
`
})
export class MyComponent {
}
このコードを実行すると、以下のような画面が表示されます。
ハッシュタグディレクティブ
要素を表示
ボタン
コンポーネント
このサンプルコードでは、以下のハッシュタグディレクティブを使用しています。
ngIf: 要素を表示または非表示にするngClass: 要素のクラス属性を動的に変更するmy-component: コンポーネントを挿入する
ハッシュタグディレクティブの代替方法
バインディング構文を使用して、要素の属性やプロパティに値をバインドすることができます。
例えば、以下のコードでは、conditionという変数の値をdiv要素のhidden属性にバインドしています。
<div hidden="{{condition}}">
要素を表示
</div>
このコードは、ngIfディレクティブと同じように機能します。
イベントバインディングを使用して、要素のイベントにイベントハンドラ関数をバインドすることができます。
例えば、以下のコードでは、button要素のclickイベントにonClickというイベントハンドラ関数をバインドしています。
<button (click)="onClick()">
ボタン
</button>
コンポーネントセレクターを使用して、テンプレート内にコンポーネントを挿入することができます。
<my-component></my-component>
ハッシュタグディレクティブは、Angular 2テンプレートでディレクティブを使用する便利な方法ですが、必ずしも必要ではありません。
上記の代替方法を使用して、同じ機能を実現することができます。
どの方法を使用するかは、コードの読みやすさや好みによって決定します。
javascript html angular
