【超解説】JavaScriptで昨日を計算する2つの方法と便利ライブラリ集

2024-07-27

JavaScriptで昨日を計算する方法

方法1:Dateオブジェクトを使う

  1. new Date()を使って今日の日付を取得します。
  2. setDate()メソッドを使って、取得した日付から1日を引きます。
  3. 結果をフォーマットして表示します。
const today = new Date();
today.setDate(today.getDate() - 1);
const yesterday = today.toLocaleDateString();
console.log(yesterday); // 2024-07-05

方法2:ミリ秒単位のタイムスタンプを使う

  1. Date.now()を使って現在時刻をミリ秒単位で取得します。
  2. 1日分のミリ秒数 (24時間 * 60分 * 60秒 * 1000ミリ秒) を引いて、昨日のミリ秒数を求めます。
  3. new Date()を使ってミリ秒数から日付オブジェクトを作成します。
const now = Date.now();
const yesterdayMs = now - 24 * 60 * 60 * 1000;
const yesterday = new Date(yesterdayMs);
const formattedYesterday = yesterday.toLocaleDateString();
console.log(formattedYesterday); // 2024-07-05
  • 上記のコードは、日本国内の標準時(JST)を基準としています。
  • 閏年などの場合、正確な計算には考慮する必要があります。
  • より複雑な日付処理には、Moment.jsなどのライブラリを使うこともできます。



// 今日の日付を取得
const today = new Date();

// 昨日を取得
const yesterday = new Date();
yesterday.setDate(today.getDate() - 1);

// 昨日の年、月、日を取得
const yesterdayYear = yesterday.getFullYear();
const yesterdayMonth = yesterday.getMonth() + 1; // 月は0始まりなので、1を足す
const yesterdayDate = yesterday.getDate();

// 昨日の日付をフォーマットして表示
const formattedYesterday = `${yesterdayYear}-${yesterdayMonth.toString().padStart(2, '0')}-${yesterdayDate.toString().padStart(2, '0')}`;
console.log(formattedYesterday); // 出力例: 2024-07-05
// 現在時刻をミリ秒単位で取得
const now = Date.now();

// 1日分のミリ秒数
const oneDayMs = 24 * 60 * 60 * 1000;

// 昨日のミリ秒数を求める
const yesterdayMs = now - oneDayMs;

// 昨日の日付オブジェクトを作成
const yesterday = new Date(yesterdayMs);

// 昨日の年、月、日を取得
const yesterdayYear = yesterday.getFullYear();
const yesterdayMonth = yesterday.getMonth() + 1; // 月は0始まりなので、1を足す
const yesterdayDate = yesterday.getDate();

// 昨日の日付をフォーマットして表示
const formattedYesterday = `${yesterdayYear}-${yesterdayMonth.toString().padStart(2, '0')}-${yesterdayDate.toString().padStart(2, '0')}`;
console.log(formattedYesterday); // 出力例: 2024-07-05

説明

  • コードでは、まず今日の日付を取得します。
  • その後、方法1 では setDate() メソッドを使って昨日を計算し、方法2 ではミリ秒単位のタイムスタンプを使って昨日を計算します。
  • どちらの方法でも、昨日の年、月、日を取得して、フォーマットされた文字列として表示します。
  • toString().padStart(2, '0') を使って、月や日を2桁で表示するようにしています。
  • 上記のコードはあくまで一例です。必要に応じて、フォーマットや処理内容を変更してください。
  • 閏年などの場合、より正確な計算にはライブラリを使うことをおすすめします。



const todayStr = new Date().toLocaleDateString();
const yesterday = new Date(todayStr.replace(/(\d{4})-(\d{1,2})-(\d{1,2})/, '$1-$2-$3' - 1));
const formattedYesterday = yesterday.toLocaleDateString();
console.log(formattedYesterday); // 出力例: 2024-07-05

方法4:Moment.jsライブラリを使う

// Moment.jsライブラリをインストールする
// npm install moment

const moment = require('moment');
const yesterday = moment().subtract(1, 'days').format('YYYY-MM-DD');
console.log(yesterday); // 出力例: 2024-07-05

方法5:Lodashライブラリを使う

// Lodashライブラリをインストールする
// npm install lodash

const _ = require('lodash');
const yesterday = _.addDays(new Date(), -1);
const formattedYesterday = yesterday.toLocaleDateString();
console.log(formattedYesterday); // 出力例: 2024-07-05

それぞれの方法のメリットとデメリット

  • 方法1:Dateオブジェクトを使う: シンプルでわかりやすい。ライブラリのインストールが不要。
    • デメリット: 閏年などの場合の考慮が必要。
  • 方法2:ミリ秒単位のタイムスタンプを使う: 精度が高い。
    • デメリット: 少しわかりにくい。
  • 方法3:フォーマット済み文字列を使う: シンプルでわかりやすい。
    • デメリット: 閏年などの場合の考慮が必要。フォーマットの形式に依存する。
  • 方法4:Moment.jsライブラリを使う: 多くの便利な日付処理機能が使える。閏年なども自動的に考慮してくれる。
    • デメリット: ライブラリのインストールが必要。
  • 方法5:Lodashライブラリを使う: Moment.jsと同様に多くの便利な日付処理機能が使える。

JavaScriptで昨日を計算するには、様々な方法があります。それぞれの方法のメリットとデメリットを理解した上で、状況に合わせて最適な方法を選択してください。


javascript date



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