JavaScriptでCSSを動的に追加する方法を徹底解説!初心者でも安心のサンプルコード付き

2024-06-13

JavaScript で CSS を追加する方法

styleプロパティを使用する

これは、最も簡単で基本的な方法です。対象要素の style プロパティに、直接CSSプロパティと値を記述することで、スタイルを適用します。

const element = document.getElementById('target');
element.style.backgroundColor = 'red';
element.style.fontSize = '20px';

className を使用する

あらかじめCSSで定義しておいたクラスを、JavaScript で要素に付与することで、スタイルを適用します。

.red-background {
  background-color: red;
}

.large-font {
  font-size: 20px;
}
const element = document.getElementById('target');
element.classList.add('red-background', 'large-font');

style要素を動的に生成する

document.createElement() メソッドを使用して、新しい <style> 要素を生成し、その中にCSSルールを記述して、head 要素に追加します。

const styleTag = document.createElement('style');
styleTag.textContent = `
  #target {
    background-color: red;
    font-size: 20px;
  }
`;
document.head.appendChild(styleTag);

補足

  • 上記以外にも、ライブラリを使用する方法もあります。
  • 動的にCSSを変更する場合は、パフォーマンスやメンテナンス性を考慮する必要があります。
  • 重要度の高いスタイルは、HTMLやCSSファイルで定義しておくことをおすすめします。



    JavaScript で CSS を追加するサンプルコード

    styleプロパティを使用する

    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
      <title>JavaScript で CSS を追加</title>
    </head>
    <body>
      <p id="target">元のテキスト</p>
    
      <script>
        const element = document.getElementById('target');
        element.style.backgroundColor = 'red';
        element.style.fontSize = '20px';
      </script>
    </body>
    </html>
    

    このコードを実行すると、#target 要素の背景色が赤色になり、フォントサイズが20pxになります。

    className を使用する

    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
      <title>JavaScript で CSS を追加</title>
      <style>
        .red-background {
          background-color: red;
        }
    
        .large-font {
          font-size: 20px;
        }
      </style>
    </head>
    <body>
      <p id="target">元のテキスト</p>
    
      <script>
        const element = document.getElementById('target');
        element.classList.add('red-background', 'large-font');
      </script>
    </body>
    </html>
    

    このコードを実行すると、#target 要素に red-backgroundlarge-font というクラスが追加され、それに定義されたスタイルが適用されます。

    style要素を動的に生成する

    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
      <title>JavaScript で CSS を追加</title>
    </head>
    <body>
      <p id="target">元のテキスト</p>
    
      <script>
        const styleTag = document.createElement('style');
        styleTag.textContent = `
          #target {
            background-color: red;
            font-size: 20px;
          }
        `;
        document.head.appendChild(styleTag);
      </script>
    </body>
    </html>
    

    このコードを実行すると、<head> 要素内に新しい <style> 要素が生成され、その中に #target 要素に対するCSSルールが記述されます。

    これらのサンプルコードはあくまでも基本的な例であり、状況に応じて様々な応用が可能です。




    JavaScript で CSS を追加するその他の方法

    CSSOM を操作する

    CSS Object Model (CSSOM) を操作することで、既存のスタイルルールを直接変更したり、新しいスタイルルールを挿入したりすることができます。

    const element = document.getElementById('target');
    const style = element.style;
    style.setProperty('background-color', 'red');
    style.setProperty('font-size', '20px');
    

    MutationObserver を使用して、DOMに変更が加えられたときにイベントを発生させ、そのイベントハンドラ内で CSS を変更することができます。

    const observer = new MutationObserver((mutations) => {
      for (const mutation of mutations) {
        if (mutation.type === 'childList') {
          for (const addedNode of mutation.addedNodes) {
            if (addedNode.tagName === 'P') {
              addedNode.style.backgroundColor = 'red';
              addedNode.style.fontSize = '20px';
            }
          }
        }
      }
    });
    
    observer.observe(document.body, { childList: true });
    

    Shadow DOM を使用して、要素にカプセル化された独自の CSS スコープを作成することができます。

    const element = document.getElementById('target');
    const shadowRoot = element.attachShadow({ mode: 'open' });
    shadowRoot.innerHTML = `
      <style>
        :host {
          background-color: red;
        }
    
        p {
          font-size: 20px;
        }
      </style>
    
      <p>コンテンツ</p>
    `;
    

    ライブラリを使用する

    JavaScript には、CSS の操作を簡略化するためのライブラリがいくつかあります。例えば、JQueryVue.js などのライブラリは、独自の CSS 操作 API を提供しています。

    これらの方法は、それぞれ異なる特性と利点を持っています。状況に応じて適切な方法を選択することが重要です。

    考慮すべき事項

    JavaScript で CSS を動的に追加する際には、以下の点に注意する必要があります。

    • パフォーマンス: 頻繁に CSS を変更すると、パフォーマンスが低下する可能性があります。
    • メンテナンス性: コードが複雑になり、メンテナンスが困難になる可能性があります。
    • クロスブラウザ互換性: すべてのブラウザで同じように動作するとは限りません。

    一般的に、重要度の高いスタイルはHTMLやCSSファイルで定義し、JavaScript で動的に追加するスタイルは、要素の状態やユーザー操作に応じて変更するような、一時的なスタイルに限定することをおすすめします。

    JavaScript で CSS を追加するには、様々な方法があります。それぞれの方法の特徴と利点を理解し、状況に応じて適切な方法を選択することが重要です。


    javascript css


    ワンランク上のWebサイトデザイン!JavaScriptでFaviconをアニメーション化する方法

    このチュートリアルを始める前に、以下のものが必要です。テキストエディタWeb ブラウザまず、index. html という名前の HTML ファイルを作成します。ファイルには以下のコードを追加します。コードの説明:<!DOCTYPE html>: HTML 文書であることを宣言します。...


    HTML、CSS、および vertical-alignment を使用して div のコンテンツを下部に配置する方法

    これは、最も簡単で最も一般的な方法です。 margin-top プロパティを使用して、div の上部の余白を設定します。 次の例では、div の上部の余白を 10px に設定しています。padding-top プロパティを使用して、div の上部の余白を設定することもできます。 ただし、margin-top とは異なり、padding-top は div のコンテンツの幅にも影響します。 次の例では、div の上部の余白を 10px に設定しています。...


    【保存版】JavaScriptでオブジェクトをJSONに変換する方法と、フォーマットのコツ

    基本的な使用方法このコードを実行すると、以下の出力が得られます。オプションJSON. stringify() 関数は、オプション引数を使用して、出力される JSON の書式をさらに制御できます。space オプション: 生成された JSON にインデントと改行を追加します。値は、インデントに使用される空白文字の数です。...


    CSSだけでできる!div要素の内側にボーダーを表示する方法

    CSS上記のように、div要素にborderプロパティを指定することで、その要素の外側にボーダーを表示することができます。しかし、borderプロパティは要素の外側にのみ適用されます。そのため、div要素の内側にボーダーを表示するには、別の方法が必要です。...


    JavaScript フレームワークでのトークン認証とリクエスト再試行:Angular 4 Interceptor を用いた実装例

    RxJS と Angular HTTP Interceptor を使用して、以下の手順で実装できます。HTTP Interceptor を作成するまず、HTTP_INTERCEPTORS プロバイダーに登録する HTTP Interceptor を作成する必要があります。...