CSSだけでできる!div要素の内側にボーダーを表示する方法

2024-04-02

div要素の内側にボーダーを配置する方法

<div class="container">
  <h1>タイトル</h1>
  <p>本文</p>
</div>

CSS

.container {
  width: 300px;
  height: 200px;
  border: 1px solid #ccc;
  padding: 20px;
}

.container h1 {
  font-size: 18px;
  margin-top: 0;
}

.container p {
  margin-bottom: 0;
}

上記のように、div要素にborderプロパティを指定することで、その要素の外側にボーダーを表示することができます。

しかし、borderプロパティは要素の外側にのみ適用されます。そのため、div要素の内側にボーダーを表示するには、別の方法が必要です。

box-shadowプロパティは、要素の周りに影を表示するプロパティです。このプロパティを使って、div要素の内側に影を表示することで、ボーダーのように見せることができます。

.container {
  width: 300px;
  height: 200px;
  box-shadow: inset 0 0 1px #ccc;
}

上記のように、box-shadowプロパティにinsetキーワードを指定することで、影を要素の内側に表示することができます。

0 0 1px #cccの部分は、影の位置、ぼかし具合、色を指定しています。

  • 0 0:影の位置を要素の中央に設定
  • 1px:影のぼかし具合を1pxに設定
  • #ccc:影の色をグレーに設定
.container {
  width: 300px;
  height: 200px;
  border-image: url(border.png) 1 1 repeat;
}

上記のように、border-imageプロパティに画像のURLを指定することで、その画像をボーダーとして表示することができます。

1 1 repeatの部分は、画像の幅、高さ、繰り返し方を指定しています。

  • 1:画像の幅と高さを1pxに設定
  • repeat:画像を横方向と縦方向に繰り返し表示

pseudo-elementは、要素の後に追加される擬似要素です。この要素を使って、div要素の内側にボーダーを表示することができます。

HTML

<div class="container">
  <h1>タイトル</h1>
  <p>本文</p>
</div>
.container {
  width: 300px;
  height: 200px;
  position: relative;
}

.container::before {
  content: "";
  position: absolute;
  top: 0;
  left: 0;
  right: 0;
  bottom: 0;
  border: 1px solid #ccc;
}

上記のように、::before疑似要素を使って、div要素の内側にボーダーを表示することができます。

content: "";の部分は、疑似要素の内容を空に設定しています。

position: absolute;の部分は、疑似要素を絶対配置に設定しています。

top: 0; left: 0; right: 0; bottom: 0;の部分は、疑似要素をdiv要素の全体に配置しています。

div要素の内側にボーダーを表示するには、いくつかの方法があります。それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるので、目的に合った方法を選択する必要があります。

  • box-shadowプロパティ:簡単に使えるが、ぼかし効果があるため、シャープなボーダーを表示できない
  • border-imageプロパティ:シャープなボーダーを表示できるが、画像を用意する必要がある
  • pseudo-element



box-shadowプロパティを使う

<div class="container">
  <h1>タイトル</h1>
  <p>本文</p>
</div>
.container {
  width: 300px;
  height: 200px;
  box-shadow: inset 0 0 1px #ccc;
}

border-imageプロパティを使う

<div class="container">
  <h1>タイトル</h1>
  <p>本文</p>
</div>
.container {
  width: 300px;
  height: 200px;
  border-image: url(border.png) 1 1 repeat;
}

pseudo-elementを使う

<div class="container">
  <h1>タイトル</h1>
  <p>本文</p>
</div>
.container {
  width: 300px;
  height: 200px;
  position: relative;
}

.container::before {
  content: "";
  position: absolute;
  top: 0;
  left: 0;
  right: 0;
  bottom: 0;
  border: 1px solid #ccc;
}

各方法のメリットとデメリット

box-shadowプロパティ

  • 簡単

デメリット

  • ぼかし効果があるため、シャープなボーダーを表示できない

border-imageプロパティ

  • シャープなボーダーを表示できる
  • 画像を用意する必要がある
  • コードが複雑になる
  • pseudo-element:シャープなボーダーを表示できる



div要素の内側にボーダーを表示する他の方法

.container {
  width: 300px;
  height: 200px;
  outline: 1px solid #ccc;
  outline-offset: -1px;
}

outline-offsetプロパティは、アウトラインの位置を調整するプロパティです。上記のように、outline-offsetプロパティに負の値を指定することで、アウトラインを要素の内側に表示することができます。

.container {
  width: 300px;
  height: 200px;
  border: 1px solid #ccc;
  border-style: inset;
}

insetキーワードを指定することで、二重線を要素の内側に表示することができます。

.container {
  width: 300px;
  height: 200px;
  background-image: url(border.png);
}

html css border


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