Mongooseでドキュメント削除

2024-09-12

Node.js Mongooseでドキュメントを削除する方法

Node.js Mongoose を使って MongoDB からドキュメントを削除するには、主に deleteOne() または deleteMany() メソッドを使用します。

deleteOne() メソッド

  • 条件を満たす最初のドキュメントを削除します。
  • 単一のドキュメントを削除します。
const mongoose = require('mongoose');

// Mongooseモデルの設定
const Schema = mongoose.Schema;
const yourSchema = new Schema({
    // ここにドキュメントの構造を定義
});
const YourModel = mongoose.model('YourModel', yourSchema);

// 条件を満たすドキュメントを削除
YourModel.deleteOne({ condition: value }, (err, result) => {
    if (err) {
        console.error(err);
    } else {
        console.log('Document deleted successfully:', result);
    }
});
YourModel.deleteMany({ condition: value }, (err, result) => {
    if (err) {
        console.error(err);
    } else {
        console.log('Documents deleted successfully:', result);
    }
});

条件は、ドキュメントのフィールドと値の比較を行うオブジェクトです。例えば、{ name: 'John' } は、名前が "John" のドキュメントを削除します。

注意

  • 削除操作は不可逆です。削除されたドキュメントは復元できません。
  • ドキュメントを削除する前に、慎重に条件を設定してください。誤った条件を使用すると、意図しないドキュメントが削除される可能性があります。



const mongoose = require('mongoose');

// Mongooseモデルの設定
const Schema = mongoose.Schema;
const userSchema = new Schema({
    name: String,
    age: Number
});
const User = mongoose.model('User', userSchem   a);

// 名前が "John" で年齢が 30 のドキュメントを削除
User.deleteOne({ name: 'John', age: 30 }, (err, result) => {
    if (err) {
        console.error(err);
    } else {
        console.log('Document deleted successfully:', result);
    }
});
// 年齢が 30 以上のすべてのドキュメントを削除
User.deleteMany({ age: { $gte: 30 } }, (err, result) => {
    if (err) {
        console.error(err);
    } else {
        console.log('Documents deleted successfully:', result);
    }
});

削除条件の例

  • 論理演算
    { $and: [{ name: 'John' }, { age: 30 }] } (両方の条件を満たす)
  • 正規表現
    { name: /John/i } (大文字小文字を区別しない正規表現)
  • 存在
    { name: { $exists: true } } (フィールドが存在する)
  • 範囲
    { age: { $gte: 20, $lte: 30 } } (20 以上 30 以下)
  • 不等号
    { age: { $gt: 30 } } (30 より大きい)
  • 等号
    { name: 'John' }



findByIdAndDelete() メソッド

  • 特定のIDを持つドキュメントを削除します。
YourModel.findByIdAndDelete(documentId, (err, deletedDocument) => {
    if (err) {
        console.error(err);
    } else {
        console.log('Document deleted successfully:', deletedDocument);
    }
});
YourModel.findOneAndDelete({ condition: value }, (err, deletedDocument) => {
    if (err) {
        console.error(err);
    } else {
        console.log('Document deleted successfully:', deletedDocument);
    }
});
  • new: true オプションを指定すると、更新後のドキュメントが返されます。
  • 条件を満たす最初のドキュメントを更新し、更新後のドキュメントを返します。
YourModel.findOneAndUpdate({ condition: value }, { $set: { field: newValue } }, { new: true }, (err, updatedDocument) => {
    if (err) {
        console.error(err);
    } else {
        console.log('Document updated and deleted successfully:', updatedDocument);
    }
});

remove() メソッド

  • deleteMany() と同じ機能を持ちます。
YourModel.remove({ condition: value }, (err, result) => {
    if (err) {
        console.error(err);
    } else {
        console.log('Documents deleted successfully:', result);
    }
});

javascript node.js mongodb



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