Angular Material で mat-select をカスタマイズ

2024-10-05

Angular Material での mat-select のスタイリングについて

Angular Material は、Angular アプリケーションに Material Design を適用するためのコンポーネントライブラリです。その中で mat-select コンポーネントは、ドロップダウンリストを提供する要素です。このセクションでは、CSS、Angular、TypeScript を使用して mat-select のスタイルをカスタマイズする方法について解説します。

CSS を使用した直接的なスタイリング

最も直接的な方法は、CSS を使用して mat-select 要素とその子要素をスタイルすることです。

.my-custom-select {
  // 独自のスタイルを定義します
  width: 200px;
  background-color: #f0f0f0;
  border: 1px solid #ccc;
}

.my-custom-select .mat-select-arrow {
  // ドロップダウン矢印のスタイル
  color: blue;
}

この例では、my-custom-select クラスを mat-select に適用し、幅、背景色、ボーダーを設定しています。さらに、.mat-select-arrow クラスを使用してドロップダウン矢印のスタイルを変更しています。

Angular の styleUrls プロパティを使用

Angular コンポーネントの styleUrls プロパティを使用して、コンポーネントに関連する CSS ファイルを指定できます。

import { Component } from '@angular/core';

@Component({
  selector: 'app-my-component',
  templateUrl: './my-component.html',
  styleUrls: ['./my-component.css']
})
export class MyCompone   nt {
}

この場合、my-component.css ファイルに mat-select のスタイルを定義します。

TypeScript で [ngClass] ディレクティブを使用

Angular の [ngClass] ディレクティブを使用して、動的にクラスを追加または削除できます。これは、条件に基づいてスタイルを変更する場合に便利です。

<mat-select [ngClass]="{'my-custom-select': isCustom}">
  </mat-select>
export class MyComponent {
  isCustom = false;
}

この例では、isCustom プロパティが true の場合に my-custom-select クラスが追加され、カスタムスタイルが適用されます。

Angular Material のテーマオーバーライド

Angular Material は、テーマシステムを使用してグローバルなスタイルを設定できます。テーマオーバーライドを使用して、mat-select のデフォルトスタイルを変更できます。

@import '~@angular/material/core/theming';

$my-custom-primary: #009688;
$my-custom-accent: #ff4081;
$my-custom-warn: #ff9800;

$my-custom-theme: mat-define-palette(
  $my-custom-primary,
  $my-custom-accent,
  $my-custom-warn
);

@include mat-core() {
  (mat-select) {
    // 独自のスタイルを定義します
  }
}

この例では、カスタムテーマを定義し、mat-select のスタイルをオーバーライドしています。




.my-custom-select {
  width: 200px;
  background-color: #f0f0f0;
  border: 1px solid #ccc;
}

.my-custom-select .mat-select-arrow {
  color: blue;
}
  • .mat-select-arrow クラスを使用して、ドロップダウン矢印のスタイルを変更します。
  • .my-custom-select クラスを mat-select に適用して、幅、背景色、ボーダーを設定します。
import { Component } from '@angular/core';

@Component({
  selector: 'app-my-component',
  templateUrl: './my-component.html',
  styleUrls: ['./my-component.css']
})
export class MyCompone   nt {
}
<mat-select [ngClass]="{'my-custom-select': isCustom}">
  </mat-select>
export class MyComponent {
  isCustom = false;
}
@import '~@angular/material/core/theming';

$my-custom-primary: #009688;
$my-custom-accent: #ff4081;
$my-custom-warn: #ff9800;

$my-custom-theme: mat-define-palette(
  $my-custom-primary,
  $my-custom-accent,
  $my-custom-warn
);

@include mat-core() {
  (mat-select) {
    // 独自のスタイルを定義します
  }
}



  • テーマの適用
    mat-core() ミキシンを使用してテーマを適用します。
  • テーマの定義
    Sass ファイルでテーマを定義します。
  • テーマファイルの作成
    angular.json ファイルの styles プロパティに新しいテーマファイルを追加します。
// my-theme.scss
@import '~@angular/material/core/theming';

$my-custom-primary: #009688;
$my-custom-accent: #ff4081;
$my-custom-warn: #ff9800;

$my-custom-theme: mat-define-palette(
  $my-custom-primary,
  $my-custom-accent,
  $my-custom-warn
);

@include mat-core() {
  (mat-select) {
    // 独自のスタイルを定義します
  }
}
// global-theme.scss
@import '~@angular/material/core/theming';

$my-custom-primary: #009688;
$my-custom-accent: #ff4081;
$my-custom-warn: #ff9800;

$my-custom-theme: mat-define-palette(
  $my-custom-primary,
  $my-custom-accent,
  $my-custom-warn
);

@include mat-core() {
  // グローバルなスタイルを定義します
}
  • テーマファイルの作成
    コンポーネントの styleUrls プロパティに新しいテーマファイルを追加します。
import { Component } from '@angular/core';

@Component({
  selector: 'app-my-component',
  templateUrl: './my-component.html',
  styleUrls: ['./my-component.css   ', './my-component-theme.scss']
})
export class MyComponent {
}
// my-component-theme.scss
@import '~@angular/material/core/theming';

$my-custom-primary: #009688;
$my-custom-accent: #ff4081;
$my-custom-warn: #ff9800;

$my-custom-theme: mat-define-palette(
  $my-custom-primary,
  $my-custom-accent,
  $my-custom-warn
);

@include mat-core() {
  (mat-select) {
    // コンポーネントレベルのスタイルを定義します
  }
}
  • テーマ変数の使用
    mat-select のスタイルを定義する際にテーマ変数を使用します。
// my-theme.scss
@import '~@angular/material/core/theming';

$my-custom-primary: #009688;
$my-custom-accent: #ff4081;
$my-custom-warn: #ff9800;

$my-custom-theme: mat-define-palette(
  $my-custom-primary,
  $my-custom-accent,
  $my-custom-warn
);

@include mat-core() {
  (mat-select) {
    color: mat-color($my-custom-primary);
    background-color: mat-color($my-custom-primary-lighter);
  }
}

css angular typescript



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