jQueryイベントハンドラ:change、keyup、keydown、input、data属性の使い分け

2024-04-12

jQueryで変更された入力テキストボックスを検出する

jQueryを使用して、入力テキストボックスの内容が変更されたときに検出する方法について解説します。

<input type="text" id="text-box" />
$(document).ready(function() {
  // テキストボックスの内容が変更されたときに実行される関数
  $("#text-box").change(function() {
    // 変更されたテキストを取得
    var changedText = $(this).val();

    // ここに変更されたテキストを処理するコードを書く
    alert("テキストが変更されました:" + changedText);
  });
});

解説

  1. $(document).ready(function() { ... })

    • DOMContentLoadedイベントが発生した時に実行される関数です。
    • jQueryのコードはこの中に記述します。
    • #text-boxセレクターでIDがtext-boxのテキストボックスを取得します。
    • changeイベントハンドラを設定します。
    • テキストボックスの内容が変更されたときに、changeイベントが発生します。
  2. $(this).val()

    • 現在のテキストボックスの値を取得します。
    • 変更されたテキストをアラートで表示します。

その他のイベント

  • keyupイベント:

    • テキストボックスのキーが離されたときに発生します。
    • 連続して入力された場合でも、キーが離されるたびにイベントが発生します。
  • 上記のコードは基本的な例です。
  • 実際の使用例では、変更されたテキストを処理するコードを記述する必要があります。
  • 複数のテキストボックスを処理する場合は、それぞれ個別にイベントハンドラを設定する必要があります。



HTMLコード

<input type="text" id="text-box" />
<button id="button">送信</button>

JavaScriptコード

$(document).ready(function() {
  // テキストボックスの内容が変更されたときに実行される関数
  $("#text-box").change(function() {
    // 変更されたテキストを取得
    var changedText = $(this).val();

    // テキストボックスの内容が空でない場合は、送信ボタンを有効にする
    if (changedText) {
      $("#button").prop("disabled", false);
    } else {
      $("#button").prop("disabled", true);
    }
  });

  // 送信ボタンがクリックされたときに実行される関数
  $("#button").click(function() {
    // 変更されたテキストを送信する
    alert("テキストが送信されました:" + changedText);
  });
});

このサンプルコードでは、以下の処理を行います。

  1. changeイベントハンドラ内で、変更されたテキストを取得します。
  2. テキストボックスの内容が空でない場合は、送信ボタンを有効にします。
  3. 送信ボタンがクリックされたときに、clickイベントが発生します。

動作確認

  1. 上記のHTMLコードとJavaScriptコードをファイルに保存します。
  2. ブラウザでファイルを開きます。
  3. テキストボックスに入力します。
  4. 送信ボタンをクリックすると、変更されたテキストが送信されます。



jQueryで変更された入力テキストボックスを検出する他の方法

changeイベントよりも頻繁に発生するため、リアルタイムに近い処理が可能です。ただし、キー入力を一文字ずつ処理するため、処理速度が遅くなる可能性があります。

$(document).ready(function() {
  // テキストボックスのキーが離されたときに実行される関数
  $("#text-box").keyup(function() {
    // 変更されたテキストを取得
    var changedText = $(this).val();

    // ここに変更されたテキストを処理するコードを書く
    alert("テキストが変更されました:" + changedText);
  });
});

キー入力をリアルタイムに検出できます。ただし、キー押下とキー離脱の両方のイベントが発生するため、処理が複雑になる可能性があります。

$(document).ready(function() {
  // テキストボックスのキーが押されたときに実行される関数
  $("#text-box").keydown(function() {
    // 変更されたテキストを取得
    var changedText = $(this).val();

    // ここに変更されたテキストを処理するコードを書く
    alert("テキストが変更されました:" + changedText);
  });
});

inputイベントを使用する

changeイベントとkeyupイベントの両方の利点を兼ね備えています。ただし、すべてのブラウザでサポートされているわけではありません。

$(document).ready(function() {
  // テキストボックスの内容が変更されたときに実行される関数
  $("#text-box").input(function() {
    // 変更されたテキストを取得
    var changedText = $(this).val();

    // ここに変更されたテキストを処理するコードを書く
    alert("テキストが変更されました:" + changedText);
  });
});

複数のイベントをまとめて処理できます。

$(document).ready(function() {
  // テキストボックスの変更イベントとキー押下イベントをまとめて処理する関数
  $("#text-box").on("change keyup", function() {
    // 変更されたテキストを取得
    var changedText = $(this).val();

    // ここに変更されたテキストを処理するコードを書く
    alert("テキストが変更されました:" + changedText);
  });
});

data属性を使用する

テキストボックスの前回の値を保存しておき、現在の値と比較することで変更を検出できます。

$(document).ready(function() {
  // テキストボックスの前回の値を保存
  $("#text-box").data("previousValue", "");

  // テキストボックスの内容が変更されたときに実行される関数
  $("#text-box").change(function() {
    // 変更されたテキストを取得
    var changedText = $(this).val();

    // 前回の値と比較
    var previousValue = $(this).data("previousValue");
    if (changedText !== previousValue) {
      // ここに変更されたテキストを処理するコードを書く
      alert("テキストが変更されました:" + changedText);

      // 前回の値を更新
      $(this).data("previousValue", changedText);
    }
  });
});

jquery input


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