jQuery Ajax JSON 投稿

2024-09-11

jQueryでAjaxを使ってJSONをWebサービスに投稿する

jQueryのAjax機能を使用すると、JavaScriptコードからWebサービスに非同期リクエストを送信できます。このリクエストのデータフォーマットとしてJSON (JavaScript Object Notation) を使用することで、構造化されたデータを効率的にやり取りすることができます。

基本的な手順

  1. jQueryのインクルード

    <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
    
  2. WebサービスのURL

    var url = "https://your-webservice-url";
    
  3. JSONデータ

    var data = {
        "name": "John Doe",
        "age": 30,
        "city": "New York"
    };
    
  4. Ajaxリクエスト

    $.ajax({
        type: "POST",
        url: url,
        contentType: "application/json; charset=utf-8",
        data: JSON.stringify(data),
        success: function(response) {
            // Webサービスから成功レスポンスを受け取った場合の処理
            console.log(response);
        },
        error: function(xhr, status, error) {
            // Webサービスからエラーレスポンスを受け取った場合の処理
            console.error(xhr.responseText);
        }
    });
    

解説

  • error
    Webサービスからエラーレスポンスを受け取った場合に実行される関数を指定します。
  • data
    JSONデータを文字列に変換して送信します。JSON.stringify()関数を使用してオブジェクトをJSON文字列に変換します。
  • contentType
    リクエストのデータ型を指定します。"application/json"はJSONデータであることを示します。
  • url
    WebサービスのURLを指定します。
  • type
    HTTPメソッドを指定します。"POST"はデータをサーバーに送信する際に一般的に使用されます。

$.ajax({
    type: "POST",
    url: "https://api.example.com/users",
    contentType: "application/json; charset=utf-8",
    data: JSON.stringify({
        "username": "johndoe",
        "email": "[email protected]"
    }),
    success: function(response) {
        console.log("ユーザー登録が成功しました:", response);
    },
    error: function(xhr, status, error) {
        console.error("ユーザー登録に失敗しました:", xhr.responseText);
    }
});



$.ajax({
    type: "POST",
    url: "https://api.example.com/users",
    contentType: "application/json; charset=utf-8",
    data: JSON.stringify({
        "username": "johndoe",
        "email": "[email protected]"
    }),
    success: function(response) {
        console.log("ユーザー登録が成功しました:", response);
    },
    error: function(xhr, status, error) {
        console.error("ユーザー登録に失敗しました:", xhr.responseText);
    }
});

例2: 商品情報取得

$.ajax({
    type: "GET",
    url: "https://api.example.com/products/123",
    contentType: "application/json; charset=utf-8",
    success: function(response) {
        console.log("商品情報を取得しました:", response);
    },
    error: function(xhr, status, error) {
        console.error("商品情報の取得に失敗しました:", xhr.responseText);
    }
});

例3: ファイルアップロード

var formData = new FormData();
formData.append("file", document.getElementById("fileInput").files[0]);

$.ajax({
    type: "POST",
    url: "https://api.example.com/upload",
    data: formData,
    processData: false,
    contentType: false,
    success: function(response) {
        console.log("ファイルのアップロードが成功しました:", response);
    },
    error: function(xhr, status, error) {
        console.error("ファイルのアップロードに失敗しました:", xhr.responseText);
    }
});

共通点

  • error関数で失敗時の処理を指定します。
  • success関数で成功時の処理を指定します。
  • dataプロパティで送信するデータを指定します。
  • contentTypeプロパティでリクエストのデータ型を指定します。
  • typeプロパティでHTTPメソッドを指定します。



jQuery Ajaxを使ったJSON投稿の代替方法

jQueryのAjax機能は、Webサービスとの非同期通信を行うための便利な方法ですが、他にもいくつかの代替方法があります。

Fetch API

  • PromiseベースのAPIで、非同期処理をより直感的かつ強力に扱えます。
  • ブラウザのネイティブAPIであり、よりモダンなJavaScriptの機能を提供します。


fetch('https://api.example.com/users', {
  method: 'POST',
  headers: {
    'Content-Type': 'application/json'
  },
  body: JSON.stringify({
    "username": "johndoe",
    "email": "[email protected]"
  })
})
.then(response => response.json())
.then(data => {
  console.log('Success:', data);
})
.catch(error => {
  console.error('Error:', error);
});

Axios

  • ブラウザとNode.jsの両方で動作します。
  • PromiseベースのHTTPクライアントライブラリで、jQueryのAjax機能よりもシンプルで使いやすいとされています。
axios.post('https://api.example.com/users', {
  username: 'johndoe',
  email: '[email protected]'
})
.then(response => {
  console.log('Success:', response.data);
})
.catch(error => {
  console.error('Error:', error);
});

XMLHttpRequest (XHR)

  • jQueryのAjax機能は内部的にXHRを使用しています。
  • JavaScriptの組み込みオブジェクトであり、直接HTTPリクエストを送信できますが、使い方が複雑です。
var xhr = new XMLHttpRequest();
xhr.open('POST', 'https://api.example.com/users', true);
xhr.setRequestHeader('Content-Type', 'application/json');
xhr   .onload = function() {
  if (xhr.status === 200) {
    console.log('Success:', JSON.parse(xhr.responseText));
  } else {
    console.error('Error:', xhr.statusText);
  }
};
xhr.send(JSON.stringify({
  "username": "johndoe",
  "email": "[email protected]"
}));

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