削除リクエスト Axios 解説
AxiosによるDELETEリクエストの解説(ボディとヘッダー付き)
Axiosは、JavaScriptでHTTPリクエストを行うためのライブラリです。このライブラリを使用することで、REST APIとの通信が簡潔に記述できます。
DELETEリクエストの構文
axios.delete(url, {
data: body,
headers: {
'Content-Type': 'application/json'
}
})
.then(response => {
// 正常に削除された場合の処理
})
.catch(error => {
// エラーが発生した場合の処理
});
項目の説明
- headers
リクエストヘッダーの設定。 - data
リクエストボディに送信するデータ。 - url
削除対象のリソースのURL。
例
axios.delete('https://api.example.com/users/123', {
data: {
reason: '削除理由'
},
headers: {
'Authorization': 'Bearer your_token'
}
})
.then(response => {
console.log('削除が成功しました:', response.data);
})
.catch(error => {
console.error('削除に失敗しました:', error);
});
この例では、https://api.example.com/users/123
というエンドポイントに対してDELETEリクエストを送信しています。リクエストボディには削除理由を指定し、ヘッダーには認証トークンを設定しています。
Reactにおける使用
Reactのコンポーネント内でAxiosを使用する場合、通常はuseEffect
フックを使用して非同期処理を管理します。
import React, { useState, useEffect } from 'react';
import axios from 'axios';
function MyComponent() {
const [deleted, setDeleted] = useState(false);
useEffect(() => {
const fetchData = async () => {
try {
await axios.delete('https://api.example.com/users/123');
setDeleted(true);
} catch (error) {
console.error('削除に失敗しました:', error);
}
};
fetchData();
}, []);
return (
<div>
{deleted ? '削除が完了しました' : '削除処理中...'}
</div>
);
}
注意点
- 認証が必要なAPIの場合、適切なヘッダーに認証トークンを設定してください。
- リクエストボディに送信するデータのフォーマットは、サーバー側のAPI仕様に従う必要があります。
- DELETEリクエストは、サーバー側でリソースを削除する操作を実行します。慎重に使用してください。
AxiosによるDELETEリクエストの例と解説
例1: 基本的なDELETEリクエスト
axios.delete('https://api.example.com/users/123')
.then(response => {
console.log('削除が成功しました:', response.data);
})
.catch(error => {
console.error('削除に失敗しました:', error);
});
- 説明
このコードは、指定されたURL (https://api.example.com/users/123
)に対してDELETEリクエストを送信します。成功した場合、レスポンスのデータがコンソールに出力されます。失敗した場合、エラーメッセージがコンソールに出力されます。
例2: リクエストボディとヘッダー付きのDELETEリクエスト
axios.delete('https://api.example.com/users/123', {
data: {
reason: '削除理由'
},
headers: {
'Authorization': 'Bearer your_token'
}
})
.then(response => {
console.log('削除が成功しました:', response.data);
})
.catch(error => {
console.error('削除に失敗しました:', error);
});
- 説明
このコードは、リクエストボディに削除理由を指定し、ヘッダーに認証トークンを設定してDELETEリクエストを送信します。
例3: Reactコンポーネントでの使用
import React, { useState, useEffect } from 'react';
import axios from 'axios';
function MyComponent() {
const [deleted, setDeleted] = useState(false);
useEffect(() => {
const fetchData = async () => {
try {
await axios.delete('https://api.example.com/users/123');
setDeleted(true);
} catch (error) {
console.error('削除に失敗しました:', error);
}
};
fetchData();
}, []);
return (
<div>
{deleted ? '削除が完了しました' : '削除処理中...'}
</div>
);
}
- 説明
このコードは、Reactコンポーネント内でAxiosを使用してDELETEリクエストを送信し、削除が成功した場合にステートを更新して表示を変更します。
削除リクエストの解説
- Promise
非同期処理の結果を管理するためのオブジェクト。 - ヘッダー
リクエストに関する情報を送信するためのキー-値ペア。 - リクエストボディ
リクエストに送信するデータ。 - DELETEリクエスト
サーバー側のリソースを削除するためのHTTPメソッド。 - Axios
JavaScriptでHTTPリクエストを行うためのライブラリ。
Axios以外のDELETEリクエスト方法
AxiosはJavaScriptでHTTPリクエストを行うための便利なライブラリですが、他にもいくつかの方法があります。
Fetch API
- 基本的な使い方
- ブラウザのネイティブAPI
Fetch APIはブラウザに組み込まれているAPIで、Axiosのようなライブラリを使用せずにHTTPリクエストを行うことができます。
fetch('https://api.example.com/users/123', {
method: 'DELETE',
body: JSON.stringify({ reason: '削除理由' }),
headers: {
'Content-Type': 'application/json',
'Authorization': 'Bearer your_token'
}
})
.then(response => response.json())
.then(data => {
console.log(' 削除が成功しました:', data);
})
.catch(error => {
console.error('削除に失敗しました:', error);
});
XMLHttpRequest (XHR)
- 古い方法
XMLHttpRequestは古い方法ですが、まだ使用することができます。
const xhr = new XMLHttpRequest();
xhr.open('DELETE', 'https://api.example.com/users/123');
xhr.setRequestHeader('Content-Type', 'application/json');
xhr.setRequestHeader('Authorization', 'Bearer your_token');
xhr.send(JSON.stringify({ reason: '削除理由' }));
xhr.onload = function() {
if (xhr.status === 200) {
console.log('削除が成功しました:', xhr.responseText);
} else {
console.error('削除に失敗しました:', xhr.statusText);
}
};
ライブラリを使用
- 他のライブラリ
Axios以外にも、Superagent、jQueryの$.ajaxなど、HTTPリクエストを行うためのライブラリがあります。
Axiosの利点
- クロスブラウザ対応
さまざまなブラウザで動作します。 - インターセプター
リクエストやレスポンスをフックして処理することができます。 - Promiseベース
Promiseを使用することで、非同期処理をより簡単に管理できます。
javascript reactjs http