Jestで要素非存在テスト

2024-09-26

日本語での説明

  • react-testing-library
    ReactJSアプリケーションのテストを支援するライブラリで、DOM要素をクエリしてテストを書くことができます。
  • jest
    JavaScriptのテストフレームワークで、単体テストや統合テストをサポートします。

要素が存在しないことをテストする方法

  1. queryByRole() を使う:

    • queryByRole() は、指定した役割(role)を持つ要素を検索します。
    • 要素が見つからない場合、null を返します。
    • この性質を利用して、要素が存在しないことをアサートすることができます。
    import { render, queryByRole } from '@testing-library/react';
    
    test('element is not present', () => {
      const { queryByRole } = render(<MyComponent />);
      expect(queryByRole('button')).toBeNull();
    });
    
  2. lackOf() を使う:

    • lackOf() は、特定の要素が存在しないことをアサートするためのカスタムマッチャーです。
    import { render, screen, lackOf } from '@testing-library/react';
    
    test('element is not present', () => {
      render(<MyComponent />);
      expect(screen).toHaveNoElement(screen.getByRole('button'));
    });
    

重要なポイント

  • テストケース
    さまざまな条件下でテストケースを作成し、要素が存在しない場合の挙動を検証します。
  • カスタムマッチャー
    lackOf() を使用することで、読みやすいテストコードを書くことができます。
  • アサーション
    expect() を使って、要素が null であることをアサートします。



例コード 1: queryByRole() を使う

import { render, queryByRole } from '@testing-library/react';

test('element is not present', () => {
  const { queryByRole } = render(<MyComponent />);
  expect(queryByRole('button')).toBeNull();
});
  • 説明
    • queryByRole() を使って、役割(role)が "button" の要素を検索します。
import { render, queryByTestId } from '@testing-library/react';

test('element is not present', () => {
  const { queryByTestId } = render(<MyComponent />);
  expect(queryByTestId('my-button')).toBeNull();
});

例コード 3: lackOf() を使う

import { render, screen, lackOf } from '@testing-library/react';

test('element is not present', () => {
  render(<MyComponent />);
  expect(screen).toHaveNoElement(screen.getByRole('button'));
});
  • 説明
    • lackOf() を使って、特定の要素が存在しないことをアサートします。
    • screen.getByRole('button') で、役割が "button" の要素を取得します。
    • expect(screen).toHaveNoElement() を使って、要素が存在しないことをアサートします。



代替方法 1: toBeEmpty() を使う

import { render, screen } from '@testing-library/react';

test('element is empty', () => {
  render(<MyComponent />);
  expect(screen.getByRole('list')).toBeEmpty();
});
  • 説明
    • toBeEmpty() を使って、要素が空であることをアサートします。
    • これは、要素が存在するが、子要素を持たない場合に有効です。

代替方法 2: toHaveNoChildren() を使う

import { render, screen } from '@testing-library/react';

test('element has no children', () => {
  render(<MyComponent />);
  expect(screen.getByRole('list')).toHaveNoChildren();
});

代替方法 3: not.toBeInTheDocument() を使う

import { render, screen } from '@testing-library/react';

test('element is not in the document', () => {
  render(<MyComponent />);
  expect(screen.getByRole('button')).not.toBeInTheDocument();
});
  • 説明
    • not.toBeInTheDocument() を使って、要素がドキュメント内に存在しないことをアサートします。
    • これは、要素が完全に削除された場合や、条件的に表示/非表示される場合に有効です。
  • 適切な方法を選択
    要素が存在しない理由に応じて、適切な方法を選択してください。

javascript reactjs jestjs



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