React useEffectで一度だけロード

2024-09-09

React useEffectでローディング関数を一度だけ呼び出す方法

JavaScriptReactJSReact Hooksのプログラミングにおいて、useEffectフックを使用してローディング関数を一度だけ呼び出す方法について説明します。

依存配列の活用

useEffectの第二引数である依存配列を適切に設定することで、ローディング関数が一度だけ実行されるように制御できます。

基本的な例

import { useEffect, useState } from 'react';

function MyComponent() {
  const [isLoading, setIsLoading] = useState(true);
  const [data, setData] = useState([]);

  useEffect(() => {
    const fetchData = async () => {
      setIsLoading(true   );
      // データの取得処理
      const response = await fetch('https://api.example.com/data');
      const data = await response.json();
      setData(data);
      setIsLoading(false);
    };

    fetchData   ();
  }, []); // 空の依存配列で、一度だけ実行される

  return (
    <div>
      {isLoading ? (
        <p>Loading...</p>
      ) : (
        <ul>
          {data.map(item => (
            <li key={item.id}>{item.name}</li>
          ))}
        </ul>
      )}
    </div>
  );
}

解説

  • ローディング状態を管理する isLoading ステートを使用して、ローディング中の表示と完了後のデータの表示を切り替えています。
  • 依存配列が空の場合、効果は一度だけ実行され、コンポーネントの状態やプロパティが変更されても再実行されません。
  • useEffectの依存配列を空の配列 [] にすることで、コンポーネントが最初にマウントされたときのみ効果が実行されます。

依存配列の変更による再実行

必要に応じて、ローディング関数を再実行したい場合、依存配列に特定の値を含めることができます。


useEffect(() => {
  // ローディング処理
}, [dependency]);
  • 適切な依存配列を設定することで、特定の条件に基づいてローディング関数を再実行することができます。
  • dependency が変更されると、効果が再実行されます。

注意

  • 依存配列の管理には注意が必要で、適切な値を含めることが重要です。
  • 依存配列に不要な値を含めると、不必要な再レンダリングが発生する可能性があります。



依存配列が空の場合

import { useEffect, useState } from 'react';

function MyComponent() {
  const [isLoading, setIsLoading] = useState(true);
  const [data, setData] = useState([]);

  useEffect(() => {
    const fetchData = async () => {
      setIsLoading(true   );
      // データの取得処理
      const response = await fetch('https://api.example.com/data');
      const data = await response.json();
      setData(data);
      setIsLoading(false);
    };

    fetchData   ();
  }, []); // 空の依存配列で、一度だけ実行される

  return (
    <div>
      {isLoading ? (
        <p>Loading...</p>
      ) : (
        <ul>
          {data.map(item => (
            <li key={item.id}>{item.name}</li>
          ))}
        </ul>
      )}
    </div>
  );
}

依存配列に特定の値を含む場合

import { useEffect, useState } from 'react';

function MyComponent({ fetchDataUrl }) {
  const [isLoading, setIsLoading] = useState(true);
  const [data, setData] = useState([]);

  useEffect(() => {
    const fetchData = async () => {
      setIsLoading(true   );
      // データの取得処理
      const response = await fetch(fetchDataUrl);
      const data = await response.json();
      setData(data);
      setIsLoading(false);
    };

    fetchData();
  }, [fetchDataUrl]); // fetchDataUrlが変更されると再実行される

  return (
    <div>
      {isLoading ? (
        <p>Loading...</p>
      ) : (
        <ul>
          {data.map(item => (
            <li key={item.id}>{item.name}</li>
          ))}
        </ul>
      )}
    </div>
  );
}

解説

  • 依存配列に特定の値を含む場合
    • 依存配列に含まれる値が変更されると、効果が再実行されます。
  • 依存配列が空の場合
    • コンポーネントが最初にマウントされたときのみ効果が実行されます。



useCallbackフックの活用

useCallbackフックを使用して、ローディング関数をメモ化し、再レンダリング時に再作成されないようにすることができます。

import { useCallback, useEffect, useState } from 'react';

function MyComponent() {
  const [isLoading, setIsLoading] = useState(true);
  const [data, setData] = useState([]);

  const fetchData = useCallback(async () => {
    setIsLoading(tr   ue);
    // データの取得処理
    const response = await fetch('https://api.example.com/data');
    const data = await response.json();
    setData(data);
    setIsLoading(false);
  }, []);

  useEffect(() => {
    fetchData();
  }, [fetchData]); // fetchDataが変更されない限り再実行されない

  return (
    <div>
      {isLoading ? (
        <p>Loading...</p>
      ) : (
        <ul>
          {data.map(item => (
            <li key={item.id}>{item.name}</li>
          ))}
        </ul>
      )}
    </div>
  );
}

useRefフックの活用

useRefフックを使用して、ローディング関数を参照し、必要に応じて呼び出すことができます。

import { useEffect, useRef, useState } from 'react';

function MyComponent() {
  const [isLoading, setIsLoading] = useState(true);
  const [data, setData] = useState([]);
  const fetchDataRef = useRef(null);

  useEffect(() => {
    fetchDataRef.current = async () => {
      setIsLoading(true);
      // データの取得処理
      const response = await fetch('https://api.example.com/data');
      const data = await response.json();
      setData(data);
      setIsLoading(false);
    };

    fetchData   Ref.current();
  }, []);

  return (
    <div>
      {isLoading ? (
        <p>Loading...</p>
      ) : (
        <ul>
          {data.map(item => (
            <li key={item.id}>{item.name}</li>
          ))}
        </ul>
      )}
    </div>
  );
}

カスタムフックの利用

ローディング関数を抽象化し、再利用可能なカスタムフックを作成することもできます。

import { useCallback, useEffect, useState } from 'react';

function useFetchData() {
  const [isLoading, setIsLoading] = useState(true);
  const [data, setData] = useState([]);

  const fetchData = useCallback(async () => {
    setIsLoading(tr   ue);
    // データの取得処理
    const response = await fetch('https://api.example.com/data');
    const data = await response.json();
    setData(data);
    setIsLoading(false);
  }, []);

  return { isLoading, data, fetchData };
}

function MyComponent() {
  const { isLoading, data, fetchData } = useFetchData();

  useEffect(() => {
    fetchData();
  }, [fetchData]);

  return (
    <div>
      {isLoading ? (
        <p>Loading...</p>
      ) : (
        <ul>
          {data.map(item => (
            <li key={item.id}>{item.name}</li>
          ))}
        </ul>
      )}
    </div>
  );
}

javascript reactjs react-hooks



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