TypeScriptプロジェクトで'package.json'を正しく配置する方法:初心者向けチュートリアル

2024-07-27

"package.json" が 'rootDir' にないというエラーについて

原因

このエラーにはいくつかの考えられる原因があります。

  • package.json ファイルの名前が正しくない
  • package.json ファイルが rootDir ディレクトリ内にない
  • rootDir ディレクトリが正しく設定されていない

解決策

このエラーを解決するには、以下の手順を試してください。

  1. rootDir ディレクトリを確認する

    • tsconfig.json ファイルを開き、rootDir プロパティの値を確認します。
    • この値が正しいディレクトリを指していることを確認してください。
    • 間違っている場合は、正しいディレクトリ名に修正してください。
  2. package.json ファイルを確認する

    • rootDir ディレクトリ内に package.json ファイルが存在することを確認してください。
    • ファイルが見つからない場合は、作成する必要があります。
    • ファイル名が package.json であることを確認してください。
  3. TypeScriptコンパイラを再起動する

    • 上記の変更を行った後、TypeScriptコンパイラを再起動してください。
  • package.json ファイルは、Node.js プロジェクトの構成情報を含むファイルです。
  • rootDir プロパティは、TypeScriptコンパイラがソースファイルと宣言ファイルをどこに配置するかを指定するために使用されます。

以下の例は、tsconfig.json ファイルと package.json ファイルがどのように設定されているかを示しています。

// tsconfig.json
{
  "compilerOptions": {
    "rootDir": "./src"
  }
}
// package.json
{
  "name": "my-project",
  "version": "1.0.0",
  "main": "dist/index.js",
  "scripts": {
    "build": "tsc"
  }
}



my-project/
├── src/
│   ├── index.ts
│   └── package.json
├── tsconfig.json
└── package.json

tsconfig.json

{
  "compilerOptions": {
    "rootDir": "./src"
  }
}

package.json (at project root)

{
  "name": "my-project",
  "version": "1.0.0",
  "description": "",
  "main": "dist/index.js",
  "scripts": {
    "test": "echo \"Error: no test specified\" && exit 1",
    "start": "node dist/index.js"
  },
  "keywords": [],
  "author": "",
  "license": "ISC",
  "devDependencies": {
    "typescript": "^4.8.4"
  }
}

package.json (in src directory)

{
  "name": "my-project-src",
  "version": "1.0.0",
  "description": "",
  "main": "index.js",
  "scripts": {
    "test": "echo \"Error: no test specified\" && exit 1"
  },
  "keywords": [],
  "author": "",
  "license": "ISC",
  "dependencies": {
    "typescript": "^4.8.4"
  }
}

Explanation

In this example, the rootDir property in tsconfig.json is set to ./src. This means that the TypeScript compiler will look for all source files and declaration files in the src directory. The package.json file in the src directory is also included in this search. Therefore, the error "'package.json' is not under 'rootDir'" does not occur.

The package.json file at the project root is not included in the TypeScript compiler's search because it is not located in the rootDir directory. However, this file is still used by Node.js to manage the project.




If you don't need the rootDir property for any other purpose, you can simply remove it from your tsconfig.json file. This will cause the TypeScript compiler to use the current working directory as the rootDir instead. This means that the package.json file will be included in the compiler's search, and the error will not occur.

Add a paths mapping to tsconfig.json

You can use the paths mapping feature in tsconfig.json to create an alias for the package.json file. This will allow you to import the file using the alias, even if it is not located in the rootDir directory.

Here is an example of how to do this:

{
  "compilerOptions": {
    "paths": {
      "@my-project/package": ["./src/package.json"]
    }
  }
}

With this configuration, you can import the package.json file using the following import statement:

import * as pkg from "@my-project/package";

Use a separate TypeScript subproject

If you are using a project management tool like Nx or Yarn Workspaces, you can create a separate TypeScript subproject for your package.json file. This will allow you to have a separate tsconfig.json file for the subproject, and you can set the rootDir property to the directory that contains the package.json file.

This approach is a good option if you want to keep your package.json file separate from your other source code. It can also be helpful if you need to use different compiler options for the package.json file than for the rest of your code.


javascript typescript package.json



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