Node.jsでrequireを使ってJSONファイルを読み込む

2024-04-02

Node.jsでJSONを使うためのrequireについて

requireモジュールは、Node.js標準ライブラリに含まれるモジュールで、他のモジュールを読み込むための機能を提供します。JSONデータを含むファイルを読み込む場合にも、requireモジュールを使用することができます。

JSONファイルを読み込むには、以下のコードのように記述します。

const jsonData = require('./data.json');

// jsonData 変数には、data.jsonの内容が格納されます
console.log(jsonData);

上記コードでは、./data.jsonという名前のJSONファイルを読み込み、その内容をjsonDataという変数に格納しています。

JSONデータの取り扱い

requireモジュールで読み込んだJSONデータは、JavaScriptのオブジェクトとして扱えます。

// jsonData.name の値を出力
console.log(jsonData.name);

// jsonData.age の値を 10 増やして出力
console.log(jsonData.age + 10);

上記コードでは、jsonDataオブジェクトのnameプロパティとageプロパティにアクセスし、その値を出力しています。

注意点

  • JSONファイルのパスは、相対パスまたは絶対パスで指定する必要があります。
  • JSONファイルの形式が正しくない場合、エラーが発生します。

まとめ

Node.jsでJSONデータを使うには、requireモジュールを使う方法が簡単で便利です。JSONファイルを読み込み、その内容をJavaScriptのオブジェクトとして扱うことができます。




// data.jsonという名前のJSONファイルを読み込む
const jsonData = require('./data.json');

// jsonDataオブジェクトのnameプロパティとageプロパティの値を出力
console.log(`名前:${jsonData.name}`);
console.log(`年齢:${jsonData.age}`);

// jsonDataオブジェクトのhobbiesプロパティ内の要素をループ処理
console.log('趣味:');
for (const hobby of jsonData.hobbies) {
  console.log(`- ${hobby}`);
}

上記コードを実行すると、以下の出力が得られます。

名前:田中 太郎
年齢:30
趣味:
- プログラミング
-読書
- 旅行

このコードを参考に、さまざまなJSONデータ処理を試してみてください。

  • require('./data.json')./data.jsonという名前のJSONファイルを読み込み、その内容を返します。
  • jsonData.namejsonDataオブジェクトのnameプロパティの値を取得します。
  • for (const hobby of jsonData.hobbies)hobbiesプロパティ内の要素をループ処理します。
  • console.log(hobby):ループ処理で取得した要素を出力します。



JSONデータを扱うための他の方法

fsモジュールは、Node.js標準ライブラリに含まれるモジュールで、ファイルシステムへのアクセスを提供します。fsモジュールを使って、JSONファイルを読み込むことができます。

const fs = require('fs');

fs.readFile('./data.json', 'utf-8', (err, data) => {
  if (err) {
    console.error(err);
    return;
  }

  // data 変数には、data.jsonの内容が格納されます
  const jsonData = JSON.parse(data);

  // jsonData オブジェクトを処理
  console.log(jsonData.name);
});

特徴:

  • 柔軟性が高い
  • ファイルサイズが大きい場合に有効

HTTPリクエストを使ってAPIから取得

外部APIからJSONデータを取得する場合、httpまたはhttpsモジュールを使ってHTTPリクエストを送信できます。

const https = require('https');

const options = {
  hostname: 'example.com',
  port: 443,
  path: '/api/v1/users/1',
  method: 'GET',
};

const req = https.request(options, (res) => {
  let data = '';

  res.on('data', (chunk) => {
    data += chunk;
  });

  res.on('end', () => {
    // data 変数には、APIからのレスポンスデータが格納されます
    const jsonData = JSON.parse(data);

    // jsonData オブジェクトを処理
    console.log(jsonData.name);
  });
});

req.end();
  • 外部APIからデータを取得できる

第三者ライブラリを使う

jsonfilefast-json-stringifyなどの第三者ライブラリを使うと、JSONデータの読み書きをより簡単に処理できます。

const jsonfile = require('jsonfile');

jsonfile.readFile('./data.json', (err, jsonData) => {
  if (err) {
    console.error(err);
    return;
  }

  // jsonData オブジェクトを処理
  console.log(jsonData.name);
});
  • コードが簡潔になる
  • 高機能な処理が可能
  • シンプルな処理の場合は、requireモジュールを使うのがおすすめです。
  • ファイルサイズが大きい場合や、柔軟性が必要な場合は、fsモジュールを使うのがおすすめです。
  • より簡単に処理したい場合は、第三者ライブラリを使うのがおすすめです。

それぞれの方法の特徴を理解して、適切な方法を選択してください。


json node.js require


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