CSSでTD要素を選択する
CSSで最初のTDと最後のTDを選択する方法
CSSでは、first-child
とlast-child
の疑似クラスを使用して、行内の最初のTDと最後のTDを選択することができます。
具体的なコード例:
tr {
/* すべての行の最初のTDを選択 */
td:first-child {
background-color: yellow;
}
/* すべての行の最後のTDを選択 */
td:last-child {
background-color: green;
}
}
解説:
tr
:すべての行要素を対象にします。td:first-child
:行内の最初のTD要素を選択します。この要素には、黄色い背景色を設定しています。
動作確認:
このCSSコードをHTMLのスタイルシートに適用すると、各行の最初のTDは黄色に、最後のTDは緑色に表示されます。
注意
- 他のCSSセレクターと組み合わせて、より複雑な条件でTDを選択することもできます。
:first-child
と:last-child
は、直接親要素の子要素に対して適用されます。この場合、tr
の直接の子要素であるTDに対して使用しています。
例
- クラス名"important"を持つTDの最後のTDを選択:
.important td:last-child
- 2番目の行の最初のTDを選択:
tr:nth-child(2) td:first-child
CSSでTD要素を選択する例
すべてのTD要素を選択:
td {
/* すべてのTD要素にスタイルを適用 */
background-color: lightblue;
}
特定の行のTD要素を選択:
tr:nth-child(2) td {
/* 2番目の行のすべてのTD要素にスタイルを適用 */
color: red;
}
td:nth-child(3) {
/* 3番目の列のすべてのTD要素にスタイルを適用 */
font-weight: bold;
}
特定のクラスを持つTD要素を選択:
.important-td {
/* クラス"important-td"を持つTD要素にスタイルを適用 */
border: 2px solid blue;
}
#my-td {
/* ID"my-td"を持つTD要素にスタイルを適用 */
text-align: center;
}
複数の条件を組み合わせたTD要素を選択:
tr:nth-child(3) td:nth-child(2) {
/* 3番目の行の2番目のTD要素にスタイルを適用 */
background-color: yellow;
}
疑似クラスを使用したTD要素の選択:
td:first-child {
/* 行の最初のTD要素にスタイルを適用 */
color: green;
}
td:last-child {
/* 行の最後のTD要素にスタイルを適用 */
color: red;
}
属性セレクター
特定の属性を持つTD要素を選択できます。
td[data-column="name"] {
/* data-column属性が"name"のTD要素を選択 */
font-weight: bold;
}
すべての要素(TDを含む)を選択し、その後で他のセレクターと組み合わせて絞り込むことができます。
* {
/* すべての要素を選択 */
margin: 0;
padding: 0;
}
td {
/* すべてのTD要素にスタイルを適用 */
border: 1px solid black;
}
JavaScriptによる動的な選択
JavaScriptを使用して、DOM操作を行い、特定のTD要素を選択することができます。
const firstTd = document.querySelector('tr:first-child td:first-child');
const lastTd = document.querySelector('tr:last-child td:last-child');
firstTd.style.backgroundColor = 'yellow';
lastTd.style.backgroundColor = 'green';
CSSフレームワークの活用
BootstrapやFoundationなどのCSSフレームワークを使用すると、あらかじめ定義されたクラスを使用してTD要素を選択することができます。
<td class="table-primary"></td> ```
これらの方法は、CSSでTD要素を選択する際の代替的なアプローチです。状況に応じて適切な方法を選択し、効率的なスタイル設定を実現してください。
css css-selectors