Mongoose 更新・挿入 解説

2024-09-02

Mongoose でドキュメントを更新/挿入する方法 (日本語)

Mongoose は、Node.js で MongoDB と対話するためのオブジェクト指向モデリングツールです。このツールを使用すると、MongoDB のドキュメントを更新または挿入する操作を簡潔な方法で実行できます。

更新 (Update)

フィルターの指定

  • これらのメソッドに、更新したいドキュメントを検索するためのフィルターオブジェクトを渡します。
  • findByIdAndUpdate() または findOneAndUpdate() メソッドを使用します。

更新データの指定

  • 更新したいフィールドとその新しい値を指定します。

オプションの指定

  • options オブジェクトを使用して、更新操作のオプションを指定できます。例えば、new: true を指定すると、更新後のドキュメントを返します。


const User = require('./userModel'); // User モデルをインポート

User.findByIdAndUpdate(userId, { age: 30 }, { new: true })
  .then(updatedUser => {
    console.log('Updated user:', updatedUser);
  })
  .catch(err => {
    console.error('Error updating user:', err);
  });

挿入 (Upsert)

upsert: true オプション

  • 指定されたドキュメントが存在しない場合、新しいドキュメントが挿入されます。
User.findByIdAndUpdate(userId, { age: 30 }, { upsert: true })
  .then(result => {
    console.log('Upserted or updated user:', result);
  })
  .catch(err => {
    console.error('Error upserting or updating user:', err);
  });



Mongoose 更新・挿入の例 (日本語)

// User モデルをインポート
const User = require('./userModel');

// IDが `userId` のユーザーの年齢を 30 に更新
User.findByIdAndUpdate(userId, { age: 30 }, { new: true })
  .then(updatedUser => {
    console.log('Updated user:', updatedUser); // 更新後のユーザーオブジェクトを出力
  })
  .catch(err => {
    console.error('Error updating user:', err);
  });
  • new: true オプションを指定し、更新後のドキュメントを返します。
  • age: 30 の更新データを指定します。
  • findByIdAndUpdate() メソッドを使用し、userId で指定されたユーザーを検索します。
// IDが `userId` のユーザーが存在する場合は更新、存在しない場合は挿入
User.findByIdAndUpdate(userId, { age: 30 }, { upsert: true })
  .then(result => {
    console.log('Upserted or updated user:', result);
  })
  .catch(err => {
    console.error('Error upserting or updating user:', err);
  });
  • upsert: true オプションを指定することで、指定されたドキュメントが存在しない場合に新しいドキュメントを挿入します。

重要なポイント

  • エラー処理を実装し、更新や挿入が失敗した場合の適切な処理を行うことが重要です。
  • フィルター、更新データ、オプションを適切に指定することで、柔軟な操作を実現できます。
  • findByIdAndUpdate()findOneAndUpdate() メソッドを使用すると、ドキュメントの更新や挿入を効率的に行うことができます。



updateOne() メソッド

  • フィルターを使用して、更新対象のドキュメントを指定します。
  • 複数のドキュメントを更新する場合に便利です。
User.updateOne({ age: 30 }, { $inc: { age: 1 } })
  .then(result => {
    console.log('Updated documents:', result);
  })
  .catch(err => {
    console.error('Error updating documents:', err);
  });
User.updateMany({ age: 30 }, { $inc: { age: 1 } })
  .then(result => {
    console.log('Updated documents:', result);
  })
  .catch(err => {
    console.error('Error updating documents:', err);
  });
  • findByIdAndUpdate()findOneAndUpdate() と同様に、ドキュメントが存在しない場合は挿入します。
User.upsertOne({ _id: userId }, { age: 30 })
  .then(result => {
    console.log('Upserted or updated document:', result);
  })
  .catch(err => {
    console.error('Error upserting or updating document:', err);
  });
  • updateMany() と同様に、複数のドキュメントを更新または挿入します。
User.upsertMany({ age: 30 }, { $inc: { age: 1 } })
  .then(result => {
    console.log('Upserted or updated documents:', result);
  })
  .catch(err => {
    console.error('Error upserting or updating documents:', err);
  });

javascript mongodb node.js



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